![[売却しました]トヨタ「ライズ」"G"1.0Lターボ(4WD/CVT) [売却しました]トヨタ「ライズ」"G"1.0Lターボ(4WD/CVT)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/671/164/46671164/p1m.jpg?ct=5107a70eb5c1)
トヨタ「ライズ」を売却しました。昨年の5月上旬に納車されたクルマだから、約8ヶ月弱の在籍期間となった。
トヨタ「ライズ」については、まもなく納車されるスズキ「ジムニーシエラ」が長納期のため、当時のマイカーだったフィアット「500c」が車検時期を迎えてしまうことに悩んだ末、短期リリーフとしてお迎えしたクルマだった。
正直なところ、「ジムニーシエラ」の納車はもう少し先(5月位??)になると思っていたが、1月中旬の生産予定に入ったとの連絡があり、慌てて準備に入っているところである。
スズキ「ジムニーシエラ」については、納車されてから改めてレビューしたいと思うが、年間で最も寒く積雪が多く、道路事情も良くないこの時期に納車されるのはあまり歓迎すべきことではない。まぁジムニーに限って言えば、過酷な環境の方がハマり役かもしれないが。
さて。トヨタ「ライズ」について最終レポートを書いておきたいと思う。
このクルマの魅力は5ナンバー枠内に抑えつつも実用的なコンパクトボディと1.0Lターボエンジンの活発な走り。それに加えて最新の安全装備やインフォテインメントシステムが一通り揃うコストパフォーマンスの高さだろう。
昨今クルマの価格上昇が顕著だが、170万~230万円台に収まる価格設定はお見事というしか無い。
もちろん価格なりにコストが削られた箇所も散見されるが、それは当然のこと。普段遣いの実用車として大きな欠点(瑕疵)は無かった。あえて好みの問題を言えば、ステアリング周辺の剛性感や電動パワステの操舵フィールは、トヨタ謹製のTNGA-Bプラットホーム採用車(ヤリス等)に劣るのは残念。足回りはもう少しドタバタ感を抑えたい気もするが、それは贅沢な要望だろう。
納車時からのトータル平均燃費は17.58km/Lだった。カタログ燃費(WLTCモード値)は17.4km/Lだから、ちょっと出来過ぎな気もするが、私はあまり混雑した都心部を走ることが少ないのも要因と思う。レギュラー仕様だと考えれば、純ガソリン車(しかもターボAWD)としては望外の数値だろう。
デザインについてはそれぞれ好みがあるだろうが、全長3995全幅1695全高1620(mm)を感じさせない教科書的なSUVスタイルは嫌味がなく、見ていて飽きないもの。悪目立ちせず、街に溶け込むのも実用車には必要な性能だ。
正直なところ、あまり大きな期待はせず購入したクルマであることは明白だが、結果として、期待を大きく上回るクルマだった。自身がもう少し年齢を重ね、気力・体力そして財力的にも配慮したマイカーを1台だけ選ぶとするならば、「ライズ」の様なクルマを選んでおけば何かと安心。間違いのない選択肢になるだろうね。
現在は設定のないダイハツ「e-SMART HYBRID」方式のAWDモデルが登場したら再度購入するかもしれない。ダイハツ内部では開発も進んでいるハズと勝手に期待。楽しみに待ちたいと思う。
最後に売却価格について。
私は中古車の相場に詳しいタイプではないが、聞けば一時期のバブル的な相場は沈静化しつつあるが、それでも「売り時」であることに違いはないようだ。
「ランクル」の様なプレミアム相場ではないが、結果として諸費用まで含んだ最終支払額に対して-10万円くらいで売却が出来た。逆に言えば、このクルマが店頭に並ぶときは私の購入価格を上回るのだろうね。
「ライズ」の新車納期情報は、ガソリンモデルで本年8月以降。ハイブリッドは来年1月以降とか。なんとも不思議な状態であるが、確かに売るには悪くない時期だったのだろう。
「ライズ」の売却額で、「ジムニーシエラ」の支払総額を賄えるから新たな持ち出しはない。短期リリーフは成功だったと評価しておこう。
30台目のマイカーにして初のトヨタ車となった訳だが、最近のトヨタ車の変貌には驚くばかりです。数年前迄は一生涯トヨタ車には乗らないだろうと思っていたのだから、隔世の感とはこういう時のための言葉でしょうね。
近年爆弾低気圧だの十年に一度クラスの最強寒波だのと繰り返し災害級の大雪が押し寄せる傾向があり、札幌近郊でも除雪が追いつかず、都市機能が麻痺するなんて事も現実に。
そうなると、やはり日常のアシとして走破性の高いSUVが1台は必要だと認めざるを得ない。SUVが売れるのも当然。今後、私のマイカーリストにもSUVが増えていくだろうな。

Posted at 2023/01/23 23:20:50 | |
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トヨタ・ライズ | 日記