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2024年12月28日 イイね!

[試乗インプレッション]スバル「インプレッサ」ST(AWD) 追記(雪道編)

[試乗インプレッション]スバル「インプレッサ」ST(AWD) 追記(雪道編)前回スバル「インプレッサ」の試乗レポートを投稿したが、今回は「雪道」インプレッションを追記しておく。
今年レンタカーで多くのスバル車に乗った。「アウトバック」「レイバック」「レヴォーグ」「フォレスター」「クロストレック」「インプレッサ」に乗っているから、スポーツモデル「BRZ/WRX S4」を除くスバル謹製乗用モデルは制覇したことになる。
個人的な評価は何度乗ってもベーシックなガソリン(NA)の「インプレッサ」がベスト。次いでフラッグシップの「アウトバック」が印象に残っている。残念ながらe-BOXER(マイルドハイブリッド)のモデルはどれも好みではなかった。
さて。本題のスバル「インプレッサ」の雪道インプレッション。
いよいよ今年初の大雪に見舞われた当日にレンタカーのスバル「インプレッサ」で国道を走り出す。ボディ色は"オアシスブルー" (+33,000円高)が眩しい個体で真っ白な雪景色で結構映える塗色。マイカーでチョイスするには躊躇するけどね。
毎年雪道を走る季節になると、雪の無い時期に下したクルマの評価は参考にならない事に気づく。言い換えればクルマの評価基準が変わってしまうのだ。
社会人になって以降首都圏で長く生活をしたが、あちらの降雪は予定外のアクシデントみたいなもの。多少雪が降っても数日後には乾燥路面に戻る。一方、年間降雪量が数メートル以上に達する降雪地では12~3月の最大4カ月程度は圧雪アイスバーンの路面と格闘し続けるのが日常。それ故、雪国のドライバーにとって降雪路での走行性能はクルマ選びの最重要ポイントになる。ついでに言えば、雪道ではカメラやセンサーに頼るADAS系の先進運転支援システムはほぼ機能しない上に暖房のためアイドリングストップすらしなくなるクルマも多いから判断が難しい。(多くのハイブリッド車も冬期は燃費が悪化する)余談だが、最近見た目重視で大径タイヤを標準装着する車種が多いが、高額な冬タイヤ価格に驚くことだろう。
ここ数年ずっと雪道で乗るマイカーの理想とは何かずっと悩んでいた。実際色々な車種を購入したが、バチッとハマる回答を見出せず悶々としていた。恐らく現時点で最もこの回答に近い存在が「インプレッサ/クロストレック」だろうと今は思っている。
雪道は道幅も狭くなるからボディサイズはコンパクトな方が良いし、重量が重いと低μ路面で扱いが難しい。そもそもボディサイズが大きいとクルマに積もった雪を下すのに苦労する。その点大型SUVより乗用車に近い「インプレッサ/クロストレック」は万能。但しインプレッサは最低地上高が130mmに留まるのが惜しい。クロストレックが200mmを確保するから一般的にはこちらがド本命だが、肝心のNAエンジンの設定無し。これがあれば今頃は商談中だったろうにね。まぁ今回「インプレッサ」で色々な雪道を走破したが、腹下を擦ることも無かったから、春先のグサグサな路面さえ気を付ければほぼ無敵だろう。
面白いもので、雪が無い時期に感じたスバル特有のステアリングフィールの薄さ(曖昧さ)も滑りやすく、凸凹した雪道では妙に安心感があったりするし、個人的には少しルーズに感じたアクセルやトランスミッションのレスポンスも低μ路面ではジャストなセッティングに感じたりするから不思議。シンメトリカルAWDがもたらす前後左右の優れた重量バランスが条件の悪い路面状況で本領を発揮し、雪道を安心安全に走行するクルマとして、スバル車は他メーカーより頭一つ抜けているのは間違いないと改めて実感した。
マイカーを選ぶ際、走行性能だけでなく燃費・外装デザイン・インテリアの質感に加え価格や販売店との相性など考慮すべきポイントが多く、近年スバル車がマイカーに選ばれることは無かった。今後も北海道で複数台のマイカーを所有していくならば、1台くらい雪道ファーストでスバル車を選んでみようか...と思う今日この頃。まぁ必ずしも新車にこだわらず、3年落ち位の個体を認定中古車で購入し長期保有すると良いかもしれないね。




↓スバル「クロストレック」Touring
Posted at 2024/12/28 15:15:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ
2024年12月01日 イイね!

[試乗インプレッション]スバル「インプレッサ」ST(AWD) やはりベスト。

[試乗インプレッション]スバル「インプレッサ」ST(AWD) やはりベスト。先日レンタカーでスバル「インプレッサ」に乗ったのでインプレッションを書いておく。「インプレッサ」の現行モデルは今年の7月に取り上げているから2度目の登場となる。毎度乗る度に「コレで良い」ではなく「コレが良い」と思わせる濃厚な魅力にあふれるクルマ。
テスト車は「インプレッサ」"ST"。現在のスバルラインナップ中(BRZ除く)唯一の水平対向エンジンをNAで楽しめるベースグレード。
サイズは全長4475×全幅1780×全高1450・ホイルベース2670(mm)で車重は1430kg(AWD)。エンジンは水平対向4気筒2.0L直噴DOHCで154ps/6000rpm 19.7kg-m/4000rpmを発揮。カタログ燃費(WLTC)は13.6km/L。
インプレッサは今年9月に一部改良を実施。(スバル風に言えばアプライドB型へ)結構大幅な値上げを伴う改良だったから、登場時の驚くべき割安感は薄れたが、依然としてCセグモデルとして内容の割に価格は良心的だと思う。今回テストした「インプレッサ」"ST"を改良後モデルで買うとすれば、車両価格は302.5万円。乗出し価格で約330万円程度だろう。国内市場のライバルはトヨタ「カローラ・スポーツ」やマツダ「MAZDA3」・ホンダ「シビック」だろうか。但しカローラとシビックにはAWDが無い。
新型「インプレッサ」に乗って公道に出ると、シューンと軽快に加速していくのが心地良い。残念ながら、他の現行スバル車(e-BOXERやターボエンジン車)はアクセル操作に対し割とルーズな反応を示す傾向だが、「インプレッサ」"ST"は阿吽の呼吸とも言うべき素直な反応だ。
NAのボクサーエンジンらしくスムーズかつ綺麗に淀みなく吹け上がっていく上に、エンジンノイズは適度に遮音されていて、運転していて嫌になる要素が無い。リニアトロニック(CVT)もガツンと強く踏み込まない限り嫌なラバーバンドフィールが顔を出すことも無い。
ステアリングフィールもスバル車の中で珍しくスッキリしていて、割とフィードバックも濃厚な味付け。鼻先が軽量に仕上がるからだろうか。このクラスでは珍しい2ピニオンの電動パワステも効果を発揮しているのかも。
サスペンションもスバルらしく前ストラット/後ダブルウィッシュボーンの四輪独立懸架。これらの動的質感はBセグメントのクルマでは得られないものだ。
個人的にこのクルマの欠点は退屈なエクステリアデザインだろう。前述した国内ライバルと比較し最も新しいモデルなのに、デザインは一番古臭く見える。特にスバル車は構造上、フロントオーバーハングが長くなるハンデを追うのは理解するが、それをカバー出来るデザインと思えないのが歯がゆい。まぁ実用車として長く乗っても飽きが来ない普遍的なデザインと理解しておこう。
今回のトータル燃費はメーター読みで12.9km/L。カタログ燃費(WLTC)が13.6km/Lだからスタッドレスタイヤ装着を考慮しても健闘したと評価すべきでしょうか。このクラスの実用車として合格点は貰えないだろうが、貴重な自然吸気の水平対向エンジンを楽しむマニア向けグレードならば問題は無い。
毎度乗る度に「あーこれはイイクルマだ」と驚き、これをマイカーに迎えようかと脳内で資金の算段すら始まっているのだが、目的地に到着し、外装を眺めると冷静さを取り戻す...(笑)。でもよく考えると、初代モデルから「インプレッサ」の標準系グレードってそんな感じだったかもしれませんね。


Posted at 2024/12/01 22:27:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | 日記

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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