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2025年08月31日 イイね!

[累計走行4000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[累計走行4000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)我がジムニーノマドの累計走行距離が4000kmを突破。5月下旬に納車されたクルマなので、三カ月で4000km超は近年のマイカーではかなりハイペース。
理由は単純明快で、道内「道の駅スタンプラリー」にノマドで走り回っているから。この三カ月で、道北・オホーツク・知床方面は制覇。更に札幌から日帰り圏内にある道の駅もほぼ制覇しているから、あっという間に走行距離が延びてしまう。今後、降雪シーズン前(9~11月)に函館(道南)方面と、帯広・釧路(道東)方面を周遊すると、概ね全道・全駅制覇が見えてくる。恐らく走行距離もあと2000km程度は上乗せされそうだ。
ジムニーノマドは、私の期待以上に長距離ドライブに適性があるようだ。思えば、2023年に納車された「ジムニーシエラ」にも軽ジムニー比で長距離ドライブが楽になればと期待したが、正直あまり差を感じなかったので「軽ジムニー」へスイッチした経緯がある。
その点「ジムニーノマド」はホイルベースが伸びたことで、明らかに車体の挙動が安定しているから、ジムニー特有のユサユサ揺れる現象があなり抑えられている。また、不思議な事に静粛性が明らかに向上しているので、ロングドライブも極めて快適である。
恐らく最小回転半径が5.7mもあると躊躇されている方も居るだろうが、その点は問題ない。確かに小回りが利くとは言えないが、ボディサイズそのものはコンパクトなクルマなので、RAV4やフォレスターを運転しているくらいの感覚だろうか。個人的には、ステアリングが重い上に、ステアリングのロック・トゥ・ロックが約4回転近くあるので、若干ステアリングを切り遅れることがある。これは慣れるしかない。まぁ多少癖はあるが、運転していて面白いクルマだから、全然飽きない。多分これが最も長距離ドライブに大切な要因かも知れない。
我がジムニーノマド(4AT)の平均燃費は14.04km/Lを記録。e-燃費のデータによれば、同車種ユーザの平均燃費は13.00km/Lらしいので、若干上回っているようだ。正直もっと燃費は悪いと予想していたので驚いている。ちなみに、ノマド納車の直前まで在籍していた軽ジムニー(JB64/4AT)の平均燃費は12.22km/L。但し燃費がガクッと低下する冬期を含んだ結果だから単純比較すべきではない。
結論として「ジムニーノマド」は大変気に入っている。近年購入したマイカーの中でもトップだろう。今のところ「この部分は許せない」と思うネガティブポイントも無く、現時点の私にとって「ロードスターRF」と双璧をなす理想的なクルマである。

新聞によれば、ジムニーノマドの納車が7月下旬から約一カ月程度ストップしていたとか。本件について特に販売店から連絡は無い。日頃運転していて気になる事象やトラブルもないから静観するしかない。納車待ちされている方々に一刻も早く納車が進む事を期待したい。

書くべきでは無いかもしれないが、最近「ジムニーノマド」は高く売れるから、走行距離を延ばすのは勿体無い。一刻も早く売った方が良いとアドバイスされることがある。
私は一般ユーザーよりマイカー入替頻度が高く、所謂「転売ヤー」と勘違いされるのかもしれないが、ガキの頃からカタログ集めに走り回ってきたカーマニアとして、クルマで売却益を得たいと思ったことは無い。札幌の都市部に賃貸ガレージを複数箇所借り、自動車保険も全てMAXの補償内容で契約しているので、維持費まで加味すると到底利益が出るとは思えない。まぁリセールは良い方が何かと有り難いですけどね(笑)。私は古いタイプなので販売会社や担当セールス氏との信頼関係もカーライフの一部だと思う。
そんなこんなで「ジムニーノマド」は今後も順調に距離を伸ばしていく予定である。



↓軽ジムニーでも同じ場所(稚内港北防波堤ドーム)で撮影してましたね。軽ジムニーの軽快な走りも楽しい。甲乙付け難し。二台持ちしたい。
Posted at 2025/08/31 22:18:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ
2025年07月15日 イイね!

[40台目の愛車が納車]トヨタ・進化型「GRカローラ」“RZ”(6MT)

[40台目の愛車が納車]トヨタ・進化型「GRカローラ」“RZ”(6MT) 記念すべき(?)40台目のマイカーとしてトヨタ「進化型GRカローラ」が納車された。
思い返せば2022年12月(500台限定)2023年9月(550台限定)に行われた過去2回のメーカー抽選にエントリーしたものの見事落選。もう「GRカローラ」は買えないのかな...と半ば諦めていたが、2025年2月に発表された「進化型GRカローラ」はメーカー抽選ではなく、各販売会社に割り振られた台数での限定販売となった。
有り難いことに、私にも「進化型GRカローラ」購入意向確認のご連絡を頂き、即決でエントリーをお願いした。
丁度その頃の私は「GRヤリス」の納車を数か月後に控えていた。もし「GRカローラ」をオーダーさせて頂けるとすれば、納車前にして「GRヤリス」の短期売却が決まってしまう微妙な状況であったが、折角のチャンスを諦めることが出来ずエントリーさせて頂いた。
それから暫くして幸運にも「GRカローラのオーダーが可能です」とのご連絡を頂き、その翌日には販売店で契約完了となった。聞いた話では、私の販売会社に割り当てられた台数枠は3台とのこと。日頃くじ運には全く恵まれないタイプだが、「GRカローラ」の枠を頂けたことは大変有り難いです。ご尽力頂いた担当者さんには感謝感謝。つい先日50歳になった自分にとって最高のバースデープレゼントになりました。
思い返せば、若い頃に想像していた50歳の自分はクラウンの「ロイヤルサルーン」を購入し、少し落ち着いたカーライフを始める頃だと思っていたが、実際は「GRカローラ」だった。まぁ現在のクラウンは様変わりしてしまい「ロイヤルサルーン」なんて随分前に無くなった。まだ落ち着くには早いという事でしょう。少なくとも当面「クラウン」シリーズを買う事は無さそうだ。
ここ数年マイカーを随分頻繁に入れ替えてきたが、今回念願の「GRカローラ」が納車されたことで、当面は現行のラインナップである①ロードスターRF②ジムニーノマド・③GRカローラの3台体制を維持していきたい。我ながら結構面白くてカーマニア的なラインナップになったと思う。
まだそうと決めた訳では無いが「GRカローラ」を売却する際は後継モデルを購入せず、1台減車すべき時期だと感じている。趣味とは言えマイカー3台を乗り分けるのも結構気力・体力が必要。それに加えそろそろサラリーマン引退後の老後資金も真剣に検討すべき年頃。人生って本当にあっという間ですね。若い頃は時間と体力はあるがお金が無い。最近はお金は何とか工面するにしても時間と体力が無い(笑)おまけに老眼に五十肩も酷い(爆)。はぁ…。
納車当日はピーカンと言うべき晴天だったので、色々な予定をキャンセルして「GRカローラ」の慣らしドライブに繰り出した。札幌→小樽→積丹→寿都→島牧→黒松内→ニセコ→喜茂別→札幌と道央圏をぐるりと大回りする410kmのロングドライブコース。本州なら東京~仙台間(常磐道経由)が350kmだから、仙台を通り越し石巻くらいまでは行ける距離だが、広大な北海道では札幌近郊を走った程度。
今回は慣らしなのでエンジンを高回転までぶん回す様な走りはしてないが十分速い。まぁこのクルマを公道でエンジンをぶん回す方が難しい。詳細なファーストインプレッションはもう少し走り込んでからにしたい。
面白い事に初期不良を踏んでしまった。最近のトヨタ車は「ディスプレイオーディオ」が装着されているが、納車数時間でブツッと言う異音と共に一切の音が出なくなった(笑)。オーディオの再起動や、エンジンのOFF/ONをしても症状が変わらないので故障と判断。それ以降は延々とG16E-GTS型の直列3気筒ターボエンジンのサウンドを楽しむこととなった。翌日販売店に入庫したところ、コンピューターにオーディオシステムのエラーが記録されていたという事で、後日基板交換の予定。信頼のトヨタ車でも壊れる事があるんですね。
「ディスプレイオーディオ」の修理が終わり次第、また慣らしロングドライブに出る予定です。



Posted at 2025/07/15 23:34:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | GRカローラ | クルマ
2025年06月22日 イイね!

[累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[累計走行1000km突破]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)我がスズキ・ジムニーノマドの走行距離が1000kmを突破した。
「ジムニーノマド」はここ数年のマイカーで納車以来最も速いペースで距離を伸ばしている。毎年降雪期になると距離は伸び悩む傾向なので、今のうちにアチコチ走り回っておきたい。
まだ路上で同じ「ジムニーノマド」と遭遇する機会は少ないが、昨日同じボディ塗色「シズリングレッドメタリック」の個体とすれ違った。お互い「おー」と驚いた顔をしていた。契約済の方へ一日も早く「ジムニーノマド」の納車が進むことを期待したい。是非道内ユーザと並べて撮影したいです。
先日「ジムニーノマド」の印象について記述したばかりなので、あまり印象に変化はないのだが、従来モデル(JB64/74)と比較して、最も違いを感じるのは「静粛性」である。そもそもジムニーに対して「静粛性」という尺度を持ち込むこと自体がナンセンスと思っていたから、この点について本当に驚いている。既に高速道路も経験しているが、トヨタで言えば「ライズ・ヤリス・ヤリスクロス」のA~Bセグメントのモデルより確実に静か。最近レンタカーで良く乗るスバル「インプレッサ」より幾分ウルサイかなというレベル感。但し、私の知る限り現行「インプレッサ」はCセグハッチの中で静粛性はかなり高い部類だと思う。「ジムニーノマド」はフロント方向のエンジン音だけでなく、ロードノイズもかなり抑えられた印象。個人的にはコレだけで買ってよかったと感激している。
またホイルベースが延長されたことで、クルマ全体の揺れが随分落ち着いたのも特徴だろう。
些細な話だが、従来型のジムニー(JB64/74)は3ドアでフロントドアが大きい(長い)事が要因なのか、結構な頻度で半ドアになっていた。その度にフン!とドアを閉め直すのを面倒に思っていたが、「ジムニーノマド」は後部ドアが追加され、フロンドドアが短くなり半ドアになる事が激減。これは地味だがストレスが減った。
皆さんが心配されている「パワー不足」と「最小回転半径の大きさ」については、私の環境・尺度では全く問題ないものだった。
パワー感については、何と比較するのかで評価が分かれると思うが、まぁ普通に幹線道路や高速道路を巡行するに不足は無い。まさかジムニーで高速道路の追い越し車線をキープしたいなんて馬鹿な事を考える人はいないだろうから、クルマのキャラクターには十分なアウトプットだと思う。
峠道に入っても、ストレスを感じる非力感は無い。元々重心が高いクルマだから、スポーツカー的なコーナリング性能があるはずもない。適度な速度の範囲でコーナーをクリアする程度のパワーは備わっている。積極的にシフトダウンを活用した方がメリハリのある運転を楽しめるだろうね。
最小回転半径が5.7mとなり、3890mmのコンパクトなボディ寸法にしては大回りなのは事実だが、全幅が1645mmしかない事も含め、現実的な取り回しに困ることは無い。個人的には回転半径が大きい事よりも、ステアリングが重い事の方が問題に感じる。そのせいでパーキング領域のステアリング操作が若干遅れてしまう事があり、結果として大回りになる。まぁこれは慣れの世界だと思うが。
納車以降で約1,100kmを走行した平均燃費は13.72km/L。カタログ燃費(WLTCモード値)が13.6km/Lだから、早くもカタログ超えを達成。まぁ今時期の北海道は燃費にも最高の環境だろうから参考値。冬期間になれば、4H(AWD)走行するのに加え、平均走行速度が落ちるし、除雪や暖気でアイドリングが増えるから燃費にはマイナスの要素ばかりだ。
納車前は「ジムニーノマド」に乗ると、やはり原点である「軽ジムニー」が理想的だ。との結論になるかと妄想していたが、良い意味で外れたようだ。
従来型のジムニー(JB64/74)とは、結構印象が違う部分が多く、外見は似ているが、もはや別の車種と認識した方が良いと思う。
今後機会があれば「ジムニーノマド」と「ジムニー(JB64)」の両方を同時に所有して、色々比べてみるのも面白いかもしれないなと思っている。




Posted at 2025/06/22 21:48:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ
2025年06月12日 イイね!

[39台目の愛車が納車]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)

[39台目の愛車が納車]スズキ・ジムニーノマド“FC”(4AT)39台目のマイカーとしてスズキ「ジムニーノマド(JC74)」が納車された。
以前からジムニーのロング5ドアモデルが追加されると噂になっていたが、ようやく日本でも発売。以前から「ロングが出たら買う」と販売店にお伝えしていたのが功を奏したようで、無事にオーダーを入れる事が出来た。
とはいえ、こんなに早く納車されるとは全く思っていなかった。「ジムニーシエラ(JB74)」と「ジムニー(JB64)」はどちらも約15カ月もの長納期だったから、当然「ジムニーノマド(JC74)」ともなれば2年くらいは待つのか?? と勝手に思い込んでいたが、今回3.5ヵ月のスピード納車となった。短納期の要因は判らないが、販売店の話ではボディ塗色「シズリングレッドメタリック」の4ATを選択したからでは無いかと。まぁなんにしても今年の運はこれで全部使い切ったかもしれないね。
お陰様で現行型「ジムニー」は「ノマド」・「シエラ」・「軽ジムニー」の3種類を制覇出来た。
実のところ、納車前に「ジムニーノマド(JC74)」の実車を見かけたのは2度。どちらも路上ですれ違った程度なので、じっくり見たのは自分のクルマが初めてだった。納車されて札幌の幹線道路を走っていると、熱い(?)視線を感じる事があるから、やはり注目度はそれなりにあるのだろう。
今年も多方面からお仕事を頂き多忙を極めている関係で、レンタカーには月間2000km前後乗っているが、マイカーは3台合わせて500kmも行かない有様。現在私のファーストカーはスバル・インプレッサ(レンタカー)である。
先日納車された「ジムニーノマド(JC74)」の撮影を兼ねて、羊蹄山方面へドライブに出た。往復200km程度の通いなれたドライブーコースである。
前評判では、シエラからキャリーオーバーの1.5Lエンジンでは重量が増したノマドには力不足。そしてホイルベースが延長されたことで最小回転半径が4.9→5.7mに増したことで日常の取り回しに影響が出るとのネガティブな情報が多かったように思うが、個人的な評価としてはどちらも問題ない。
「速い」とか「軽快」なんて表現するつもりは無いが、遅くて周囲についていけないなんてことは全く無い。それよりも、違和感の無いコンベンショナルな4ATのお陰で加速のリズムが自然で心地良い。お若い方はCVTに違和感を抱かないのかもしれないが、やはりCVTは人間の感覚とズレが生じるもの。
また、最小回転半径が5.7mと大きいのだが、首都圏ほど道路や駐車場に気を遣う事が無い北海道だからなのか、今のところ困ったことは無い。カタログ値だけなら以前乗っていたトヨタ・ハリアー(HEV)が5.5mで、ノマドより取り回しが良い事になるが、実感としては物理的にボディサイズがコンパクトなノマドの方が圧倒的に扱いやすい。まぁハリアーやRAV4位の取り回しに苦を感じない環境であれば、そんなに気にすることはなさそうだ。
想定外だったのは「静粛性の高さ」。正直「ジムニー」に「静か」の言葉を使う日が来るとは夢にも思わなかったが、スタートスイッチを押してエンジンを始動後、シフトレバーをDレンジに入れ...の際に「あれ?エンジンかかってるよね??」と確認したくなる事がある。また走り出してもロードノイズが比較的綺麗に遮断されており驚くばかり。ベースの「シエラ」でここまでの静粛性は感じられなかったから、「ノマド」特有の事象だろう。個人的にはこの静粛性だけでもノマドを買う価値があったと思っている。
最も期待していた「乗り心地」だが、これもベースの「シエラ」とはかなり違うフィーリングに仕上がっていた。「ユラユラ・グラグラ」と前後左右に揺れるのが「ジムニー」の味だと思い込んでいたが、「ノマド」はその揺れがかなり抑えられていて、なにやら上質な乗り物の風格すら漂わせていた。
まぁもう少し詳しく味わっていくと、大きく減ったのは前後方向の揺れ。左右方向の揺れはそれなりに残っている様だ。
また「ノマド」はステアリングが重い。これは快適なトヨタ車しか乗ったことが無い一般ドライバーなら「えっ??」と驚く程に重い。私は重めのステアリング特性が好みだが、それでも重いと感じる。恐らく、このセッティングのお陰で直進安定性が作られているのかもしれない。
納車以降で約350kmを走行した初回燃費は13.46km/L。カタログ燃費(WLTCモード値)が13.6km/Lだから大健闘。先日まで乗っていた軽ジムニー(JB64)と燃費は変わらないような気がする。
正直な事を言えば、「ロングのジムニーが出たら買う」と決めていたものの、納車されたら「やはりジムニーは元祖3ドアの方が良い」と言うのが結論かな...とぼんやり思っていたが、良い方向で裏切られた。3ドアと5ドアは結構違うクルマに仕上がっていた。これなら「ノマド」と「軽ジムニー」を2台持ちしても面白いかもしれないとニヤニヤしているところ。
今回「ノマド」の契約時に「転売禁止」の覚書にサインをしている関係もあり、「ノマド」は少し長く乗ろうと思っている。案外ロードスターに続く長期保有モデルになるかもしれない。(誰も信じないと思うが...汗)



Posted at 2025/06/13 00:05:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | ジムニーシエラ/ノマド | クルマ
2025年06月04日 イイね!

[試乗インプレッション]トヨタ「ヤリス」"X"(HEV/E-Four)走行11.1万キロ

[試乗インプレッション]トヨタ「ヤリス」"X"(HEV/E-Four)走行11.1万キロカーシェアでトヨタ「ヤリス」の"X"(HEV/E-Four)に乗ったのでレポートしておく。
普段仕事の移動にはレンタカーを使うのだが、急遽決まった場合や、数時間のショートトリップにはカーシェア(タイムズ)を使う事もある。
まぁ正直なところ、極力カーシェアは使いたくないのが本音。なにせ、カーシェアは程度の悪い個体が多いし、どうにも清潔感に欠けるのが嫌。
レンタカーは出発/帰着の際に対面で受け渡しがあり、都度清掃・洗車を実施するから問題ないが、カーシェアは基本無人のサービスだから、まぁダラシナイ利用者が多いことに驚くしかない。
今回、急遽苫小牧方面へ日帰りの用事が出来たので、往復150kmのアシとしてカーシェアをチョイス。トヨタ「ヤリス」のHEVに乗った。
ステーションに到着するや、まあまあ荒れているボディの塗装面を見て早速憂鬱な気分になりつつも乗車。システムを起動すると既に約11.1万キロも走行している個体だったことにビックリ。
車検証を見ると令和4年2月に登録されているから、3年4カ月で約11.1万キロを走破。ざっくり月平均3000kmも稼働している事になる。これだけ稼働していれば、この個体はかなり稼いだのでしょう。
カーシェアに使われるクルマは2年毎くらいに入れ替えた方がリセールを考慮しても効率が良いのかと思っていたが、そうとも限らないらしい。
さて。約11.1万キロを走破した「ヤリス」だが、まぁそれなりに酷使されてきたことが伺えた。特にホイールアライメントが狂っているのか、タイヤのバランス調整が下手くそなのか。多分どっちも有りそうなのに加え、ダンパーもそれなりに劣化している様で、過去に乗ってきた、比較的新しいレンタカーの「ヤリス」に比べると、直進安定性が劣るし、ステアリングに雑味のある微振動が伝わってくる。妙にカックンブレーキ気味なのも気になったが、経年劣化としては想定の範囲内かなと言う感じだった。
個人的に「ヤリス」の最大の欠点は「騒音・静粛性」だと思うが、この個体も見事に騒々しい。次期モデルではとにかく静粛性の改善に期待したい。
と言う感じで、走り出して直ぐにアチコチの劣化(ヤレ)具合を体感していたが、まぁ30分も乗っていると慣れてきた。恐らくマイカーとしてずっと載っている分には気にならない程度の事なのかもしれない。
今回のコースは、札幌の都市部からスタートし、道央自動車道に乗って苫小牧市まで往復するもの。走行距離の80%以上は高速道路。ハイブリッド車には若干不利なルートだが、降車時のメーター表記で燃費は驚異の24.0km/Lを記録。走行距離は154kmだったので、僅か6.4Lのガソリンで札幌~苫小牧間を往復したのだから凄いね。ちなみにカタログ値(WLTC)は30.2km/L。
ハイブリッドバッテリーは特に劣化したような印象を受けなかったから、耐久性は流石のトヨタと言う感じだろうか。
驚くべきは、80%以上が高速道路のルートでも、メーター表記でEV走行比率が64%に達したこと。単純計算すれば154kmの64%=98.6kmはモーター走行したことになる。そりゃ不便なBEVが売れるはずないよね。
私は趣味の対象物としてクルマを選択するため、なかなか「素ヤリス」をマイカーに据えるのは考え難いが、経済性が求められる通勤・通学やビジネスカーとして使うには「ヤリス」は結構魅力的な選択肢なんだろうと思う。
個人的には、もう少し静かになってくれたら鬼に金棒なんですけどね。

Posted at 2025/06/04 23:21:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗インプレッション | クルマ

プロフィール

「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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急転のクルマ選び〈続編〉 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/09/02 07:53:25

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