さようなら、ポンティアック（涙） 3

深刻な経営不振に陥っている米ビッグ3。

GMは政府から資金援助を受ける為、議会に提出した再建計画ではなんとポンティアックを整理すると言うじゃありませんか！！

オールズモビル亡き今、ポンテまで・・・こんな世の中に誰がした。




'67～'69 Pontiacの雑誌広告に僕の好きなグレンミラー楽団の曲を被せました。
曲名は"チャタヌーガ チュー・チュー"。
今回は華やかな曲を。グレンミラー自体は戦前・戦中のサウンドですから、ベトナム戦争が拡大し、反戦運動・ヒッピー・ドラッグ・サイケデリック・エロ・グロ等の言葉に表されるこんな時代とはピントはずれではあります。

スタイリングは'60年代後半の流麗なコークボトルラインが全盛で、'67にはパーソナル・カー、グランプリにハイダウェイヘッドランプが登場し、ポンテの特徴だった縦目が'68には姿を消しています。

そしてインターミディエイトのマッスルカー・GTOやポニーカーの初代ファイアバードがこんな広告にも登場しています。


いつまでも愛してるよ、ポンテ（涙・涙）