「どっこい此処に居る、俺とお前だ マックス」/マッドマックス

マックスはともかく『俺』は違うだろ！

と見るたびに声に出して突っ込みたくなります（笑）

ぶははっ、大した活躍もしてないですからね。

このセリフの前に「世間の奴等はヒーローなんてモンは死に絶えたと思ってる」とあります。
この作品は荒廃した近未来が舞台ですよね？（2はもっと荒廃が進んでいます）
マックスを始め登場する警官たちも決して法に厳格ではないようです。
そしてこのシーンではマックスも「バッジを付けているだけで自分も奴ら（暴走族）と同じだ」と・・・そうなって行く自分が怖いとマカフィ隊長に訴えています。
マカフィ隊長は無法者がのさばる世の中にあって、自身の品格を落としながらも 何とかして（市民の安全）を守ろうと、頑張っている頼もしい部下たちが可愛くて仕方が無いのですね。

辞表を出しに来たマックスをもちろん慰留したいのですが、決してペコペコせず上司としての威厳を保ちつつも「世間は俺達を必要としている！」と彼を説得しているマカフィ隊長が大好きです。

男と男の絆、ナイスガイ・・・そんな言葉が連想されます。
この作品の要ってこの二人のやり取りじゃないかと思うんですが・・・変？

セキュリティソフトではマカフィにお別れしましたが、このマカフィ隊長みたいな上司の下で働きたい（笑