“Watch it! Watch it! ”/バニシング・ポイント

この映画、僕も見ました（DVDも買いました）
何かストーリー展開とかがイージーライダーに似てますよね＾＾
無声映画っぽくて車好きにはたまらないです＾＾

＞無声映画っぽくて

実際セリフも少ないですよね？
コワルスキーがどんな経歴の持ち主なのかが、物語の進行と共に徐々に明らかになって行く訳ですが、彼の行動とその動機は観る人それぞれの解釈に委ねられている感じがします。

完全にセリフの消えたラストシーンもまた印象的でした。

砂漠で出会ったおじいさんをヒッピーの集会へ送って行ったり素っ裸な娘がバイクにまたがってるお宅へお邪魔するシ－ンとか、当時のアメリカの感じがよく出てますよね。
ただ止まらないだけの彼をなぜか権力は押さえ込もうとし、庶民はそんな権力には逆らおうとする。案外深いテーマの映画ですよね。
リメイク版は病気の彼女に会いに行くってストーリーでしたよね。で、結局彼女は死に最後のブルに衝突した瞬間彼女に会えるとゆう涙モンの作品でした・・・。

＞案外深いテーマの映画ですよね。

反戦・人種差別・ヒッピー・麻薬・新興宗教・フリーセックス・・・劇場公開当時にリアルタイムで観た僕ですが、これらの言葉も知らずに強烈なラストシーンとダッジチャレンジャーの名だけが脳裏に焼き付きました。

リメイク版、カーアクション自体はオリジナルを上回ってますよね？

最初に観た時は違和感がありましたが､
今は逆に､最近のハリウッド物の過剰演出に違和感を覚えたりしますね｡

｢これ見ろ､これ！｣ ｢あれを見ろ！｣･･こんなニュアンスの違いだと思いますが、
学が無いんで解らんです♪ (^_^;

＞最近のハリウッド物の過剰演出

「最近の」を観てないので解りませんが、それを差し引いてもこの作品はある意味難解では？

直訳すれば「見ろ！」でしょうけど情況的には「危ないぞ！」でも通用するかな。
この運転者は登場した時からうたた寝してて（ヤル気無し）（職務怠慢）（少ない正義感）って感じの警官でしたね。
で、このシーンではコワルスキーが正面から突っこんで来るのにも拘らず対応が鈍い。

助手席の警官は正反対で、権力志向の塊みたいなヤツ。彼は相棒に注意を促しますが、同時にヤル気の無い相棒を叱咤している様にも聞こえますね。

>“Watch it! Watch it! ”

時計です！時計です！

じゃないんですね？（笑）
バニシングポイントはＤＶＤで何度か見てますが、気が付きませんでした。

僕は長いこと"Watching! Oh Watching!"　だと思ってたんですが、DVDの字幕を英語にしてみたらこんなセリフでした（汗

考えてみたらingはおかしいですよね？
駅前留学が必要か（笑