• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2009年09月30日

MF誌' 77/05号 オールズモビル・カトラス

MF誌' 77/05号 オールズモビル・カトラス 東邦モーターズさんの広告。
東邦モーターズさんと言えばヤナセ参入前のオペル輸入元として有名ですね。

オールズモビルはGMの中でも最古参の老舗ですが、経営危機が叫ばれる以前に消滅したブランドです。シボレーやポンテのような若々しさもなく「中堅どころ・オッサン臭い」というイメージ。
同じ中堅でも、ビュイックは若干高級でキャデラックのスグ下に位置しますし、日本ではキャデラックと共に「=ヤナセ」と言っても過言ではないでしょう。

そんなオールズはこの時期、日本でのインポーターが複数存在したようです。この東邦モーターズさん('65以前~'90)の他にも協和自動車、伊藤忠オート、伊藤忠商事、WWテーラーなど等・・・特に伊藤忠系列2社は'72からの10年、WWテーラーは'72から'79のたった7年しかかかわっていません。
ポンティアックなどもそうですが商社が首を突っこみ、(売れないとスグに手を引く)という構図がここにも現れています。
本国での衰退はさておき、日本では輸入元・販売元の体制がグチャグチャであったがゆえに根付かなかったのだ、と見ますが・・・。この広告にも書かれている様にこの時期、カトラスは本国で売上げNO.1だったのですから(他ディビジョンにもほとんど同じ車両が存在したのに何故でしょうね?謎だ・笑)決して悪い車では無かったはずです。

さて広告に目を移すと「車を製作するというより、愛情をこめて育て上げるという、名門GM車ならではのスピリットが・・・」とありますが(オイオイ、ホンマかいな?)、"一級品には一流の取り扱いを"のモットーはいいですね~。アメリカ車広告の常でメカやスペックの説明は一切ありません、って言うか説明して誇れる強力な馬力や複雑なシャーシーを持たぬがゆえでしょう(笑

'77カトラス・シュープリーム・ブロアム・クーペと'76カトラス・サロン・クーペ


 












ベージュの個体に注目!ヘッダー画像のモンテカルロと同じくフォーマル・ルーフなのです(萌
ブログ一覧 | 書籍 | クルマ
Posted at 2009/09/30 07:23:47

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

少し涼しいさいたま市です?
kuta55さん

豊作祈願🍚
blues juniorsさん

ガレージの暑さ対策の話し (*´Д ...
エイジングさん

愛車ランキングV8🎊(1位33回 ...
軍神マルスさん

✨✨大切な愛車が隅々まで輝く✨✨
あぶチャン大魔王さん

今日の昼メシ🍝
伯父貴さん

この記事へのコメント

2009年10月1日 0:05
そうそう東邦モータースってありましたね、でもフォードの近鉄モータース共々無くなってしまいましたね。
馴染みある名前は老舗のヤナセ、コーンズくらいかな?
コメントへの返答
2009年10月1日 7:12
調べたら「2008年2月に自動車関係業務から撤退」だそうで哀しいですね。
僕が本文で「さん付け」したのも、明らかに他の商社系列なんかとは違って、サービス体制もしっかりした印象があったからです。

・・・太洋シボレーさんなんかもそうかな^^

昔、「ガイシャ=高い」は常識でしたね?
ただし、きちんとした工場と技術者を持って後々まで真面目に面倒を見るインポーターは、販売時の台当たりの暴利(笑)をどこまで温存できたか甚だ疑問です。


翻って、ある程度売って数年(売った個体が故障し始める前に)で手を引いちゃえば「坊主丸儲け」となる訳で、そんな責任を取らない会社のモノを掴まされたユーザーも少なからず存在しましたね。

2009年10月1日 0:33
このリアウィンドゥ廻り、、、艶っぽいですね♪

この数年前までは、4-4-2 W30 があって
マッスルカーの一翼を担っていましたね。

こんな外観に454等ブチ込んで、
内/外装限りなくノーマルで乗ってみたいなぁ~♪
駆動系、足回り、ブレーキ等は目立たぬ様に手を入れて。
コメントへの返答
2009年10月1日 7:21
>リアウィンドゥ廻り、、、艶っぽいですね

でしょ!!!!!
この中央で折れたウィンドゥはキャビン全体、いやAピラー付近からリヤフェンダーまでそのサイズと共に全くツジツマが合ってると思います。
これは、各ディビジョンの前後デザインやサイドのプレスの違いを言っているのではありません。

あくまでシルエットの話です^^

>この数年前までは、4-4-2

こんな年式でも442は存在しましたが・・・エンジンは(大汗
2009年10月1日 2:43
 アメリカで最も古い歴史を持つメーカーの一つであっただけに、オールズが消えてしまったのは寂しいものがありますね。余命後僅かの時にも、オーロラなど意欲的なモデルを投入していたのに……
 1ベイカー11さんはオッサン臭いと仰られますが、間違いではないと思います。ボディシェルは他のディヴィジョンと共有している割に、それらの中で一番華がない。シェヴィの親しみやすさやポンティアックのスポーティさ、ビュイックの豪華で重厚な趣……ただ、私にはまた違ったイメージがあります。例えていうなら、「仕事では管理職辺りの、知的な中高年」でしょうか。シェヴィほど庶民ではなく、ポンティアックほど若くはなく、ビュイックほどの豪華さはいらず、キャディラックに乗る身の程だとも思っていない。そういうインテリ層に、この控えめで、喧騒の中を静かに通り過ぎるオールズの顔は、似合うはずだと思います。どっちにしてもオッサンであることには変わりないですが。

 そういえば、この第二世代カトラスって、最初は凄い顔でしたよね。

 P.S.前回のコメントで申し上げたMボディですが、仰るとおり、ル・バロン、ディプロマット、及びフィフスアヴェニュー/ニューヨーカーのことです。フェイスリフトした後の峰が、グリルの鋭い線と合間って、よだれが出ます。
コメントへの返答
2009年10月1日 12:44
>余命後僅かの時にも

そうですね、残念です。

>華がない

そうそう!大人し過ぎるんですよね。かつては新機構のテスト台的な存在だったらしいですけど。

>そういうインテリ層

はい、全くもってそんなイメージですよね。
反面ポンテはガラの悪い車の代表のようです・・・そんな風に見られているという現地人のブログを読んだ事があります。

>カトラスって、最初は凄い顔でしたよね。

丸目+2分割グリルのアレですね?
角目4灯が登場するまでは各ディビジョンのA-Bodyは皆、丸2灯でしたがリーガル/センチュリーもマリブ/モンテカルロもセンターグリル傾向で奇面には見えない。ル・マンも2分割グリルながらセンターに突起があるがゆえに、奇面には見えない(GPは別!!完全に奇面でランプ位置がイカレてるぅ~・笑)。
・・・オールズは・・・ヘンな顔ですね~、間抜けっぽい。

やっぱり角目4灯化は顔を精悍に見せますな。

>よだれが出ます。

ル・バロンはどうしてもマーカーランプ位置に目が行ってしまって・・・奇面組カテに登場してもらってます^^
2015年9月6日 14:02
お久しぶり!
1970年代を風靡した「全米きってのベストセラー」オールズモビル・カトラスですね。
いま見ても垂直方向の縦縞のフロントマスクといい、流麗でスリムなボディプレスといい、GMデザイン陣の/オールズモビルの良き個性が滲み出ており特有の存在感が出ているのが目に心地良いと思います。
中間色メタリックの塗装が映えるボディスタイル(佇まい)と言えるでしょうか。
興味深いのはオールズモビル・カトラスがこの形になった当初の1973-74年モデルは丸型二灯のフロントマスクこそ典雅で心惹かれる一方でボディサイドに「ロケットか戦闘機をイメージしたような」紡錘形の張り出しが見られ、せっかくの清楚なボディ全体形をスポイルする「くどさ」が感じられますが1976年以降は落ち着き「オールズモビルの良き伝統」に立ち戻ったことに当時小学低学年だった小生も心打たれたものです。
全体にオールズモビルなるディビジョンは「ロケット印」をロゴマークとしていることもあってビュイックの「端正なエレガントさ」ともシボレーの「ともすれば無味乾燥なプレーンさ」とも一線を画する「先進性・アグレッシブさ」を上記の「スピード感を表現した」ボディプレスに表現することが時折(他に1972年のナインティエイトのフルサイズ車、1961-62のダイナミック88/スーパー88のフルサイズ系統がその顕著な例)見受けられますが、GM側の言い分を代弁すれば「同じアグレッシブさでも、ポンティアックのブルーカラー系味付けとは好対照を成す『中間管理職の感性に応える』オブラートに包んだ動感」と言うことなのかも知れませんね―あれこれ好奇心をそそられるものです。
コメントへの返答
2015年9月6日 23:00
こんばんは。


>ボディサイドに「ロケットか戦闘機をイメージしたような」紡錘形の

タイトル画像のセダンに見られる プレスの事?
マイナーチェンジで、ビュイック版も2Drクーペのサイドのプレスが平坦なものに成ってますよね。

メカニズムも含めてこう言った変更は、恐らくディビジョンごと と言うより、GM全社的な流れの中で決められるのでは無いでしょうか。

そんな中で、各ディビションのデザイナーさん達は自ブランドの個性を埋没させないよう、必死で抵抗していた様な気もします
(屋根ふぇち ブログ・B-Body参照)。

>ポンティアックのブルーカラー系味付けとは好対照を成す『中間管理職の感性に応える

う~ん、なかなか的確な表現だと思いますね。
ただ残念ながら、当時のアメリカに居なければ理解・解釈できない事も多々在るかと。

プロフィール

「俺たちの早苗 

https://youtu.be/kmZYN-iF0Qc
何シテル?   08/04 20:00
★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

日産 240RS 1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/05 03:32:55
パーキングブレーキ信号解除/TV・NAVI その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/17 06:53:40
SportRoof 2/GTS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/09 12:52:01

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
メイン機だったインプレッサ アネシスを長女に遣った為に乗り換え。 既にMTの設定は無く ...
ホンダ N-WGN ホンダ N-WGN
家内のクルマ。 スバルの純血・軽自動車が消滅した今、止む無く手放したステラからの乗り換え ...
三菱 ディアマンテ 三菱 ディアマンテ
4WDの普通車を探してたら、、たまたまコレがありました。30RSと言うグレードで4WD& ...
スバル ヴィヴィオ スバル ヴィヴィオ
KY31の後継(軽オンリーにする)と言う事で黒ビビ(我が家の言い方)と同じ車を探して購入 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation