
当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家(と、認められていた感のある)の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。
毎号登場する中古車はどちらかといえば絶版スポーツや外車が多く、カローラやコロナといった一般庶民車はあまり出て来ません。また新古車に近いタマも頻出しますのでさながら試乗レポート的な内容になったります。
大好物のアメリカン・フルサイズ、しかもポンテ版の2ドア!
当時の流行そのまま、クロームのセンターグリルとビニルルーフ、そして後輪のスパッツがエレガントさを増幅させています。しかし!その顔は
'71程では無いにせよ、ポンティアックらしい奇面気味ではないでしょうか?
(きっと、フォード系やクライスラー系だったらハイダウェイ・ヘッドランプにしてただろうなぁ・・・)
なんて^^
ポンティアックは決して高級ブランドではありませんが、本文に書かれているように そのサイズはLxWBが5.74mx3.149m、ウェイトが2.11tと、この時代はまだまだ巨大です。
エンジンは7.4LのV-8、もちろんフル装備で豪華。こうなると、いくら大衆車シボレーよりは上に位置すると言っても もはや大型高級車なみですねぇ GM内にはより上級のオールズモビルやビュイックがあった訳ですし。
ただ、フォード系に比べると やっぱりプレスがドライな感じですね、両フェンダーに峰も無いし。
『サイドに貼られた木目のアクセント・パネルは、彫刻的な仕上げを施した手の込んだものである。』
・・・と言うのはコレですね、4ドアですけど・・・
さて個体はドアの下がりやタイヤの銘柄のバラつきに問題を残すものの、基本的には上モノのようです。このコーナーに登場する米車は、よくこんなタイヤ銘柄(銘柄どころかサイズさえも!)のバラついた個体が登場しますが これも左リヤのみがユニロイヤルで残りはスペアも含めてBSだと書いてあります。純正装着がBSと言うのはあり得ないですし、4輪とも3.7万kmの内にBSに新調され、ユニロイヤルは最初のスペアと推測されますね(付属のボンベでガスを注入するインフレータータイヤ登場はいつでしたっけ?)。
'73ですが、グランビルの
カーチェイス動画が見つかりました(ページ下の方です)。
しかし、この映画知りません(汗
ブロディ署長(笑)が駆るベンチュラ、素晴らしいサウンドですが、ウソだろ?って感じです^^
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Posted at
2009/12/27 12:41:28