MF誌 '78/04号 Uカー/'75 マーキュリー・モナーク・ギア

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

毎号登場する中古車はどちらかといえば絶版スポーツや外車が多く、カローラやコロナといった一般庶民車はあまり出て来ません。また新古車に近いタマも頻出しますのでさながら試乗レポート的な内容になったります。

コンパクトなサイズに、それなりの押し出しの効くクラシックな外観、豪華装備・・・。
フルサイズに限りない憧れと畏敬の念を懐く僕ですが、冷静に現実的に考えると サイズ的にはこのモナーク辺りが日本での上限ではないかな、と思うのです。

何度か実車を見たこともあるんですが、インパネもどこかリンカーンを彷彿とさせる上品なデザインですし、ドアトリムもステッチの入った僕の心をくすぐる意匠をまとっていました。
外観はフォード特有のファットなプレスですが、惜しむらくはサッシュ付きである事ですね～＾＾

ラグジュアリー・コンパクト、、、セビルやベルサイユは本当に高い小型車？ですが、このモナークに相当するGM車って？オメガ・ブロアム？スカイラーク？（違う・違う！）