巨竜の時代

クルマが無ければ成り立たない社会、アメリカ。鉄くず・無駄の塊、、、興味の無い人には全くくだらない アメリカの過去の大きく豪華で派手な遺物・巨竜たち。アメリカが自身の強さと正義感を全く疑わず世界平和に貢献していた時代。それは石油資源が無尽蔵だと思われてた時代。ある時は市街地で、ある時はハイウェイで、どんな時でも誰もが安全で快適なドライブを出来る事が求められたのだと思います。=快適装備が必要・広い室内が必要→重量の増加→パワーが必要→しかし信頼性第一：故障や複雑なメンテナンスは認められない→排気量を増やす・回転を上げない→OHV V-8が最適・足は飛ばさないから乗り心地優先。昔のアメリカとアメリカ車を観察するとこんな図式が浮かんできます。それが今は小さく無国籍になってしまって、、、子供の頃に見たスクリーンで またブラウン管の中で、アメリカのアメリカ人の日常に溶け込んでいた大きなクルマたち。もうあんな時代は来ないと思うと何だか悲しくなります。そんな古いアメリカ車へのオマージュを込めて、カタログや雑誌を再び引っ張り出したいと思います。
※’59 Cadillac