"JJ ! Long time,no see "

先日の事です、帰りにビールとちょっとした肴を買おうと立ち寄ったスーパーマーケット。

僕は しめ鯖や小海老のから揚げ等が大好きなので、魚屋の処で物色中、ふと前を見るとS子が・・・。



S子は、 僕が20～30代の頃、勤めていた職場の関連会社の社員だったコです。関連会社と言っても同じ建物の違う階に事務所があったので、そこの社員とは皆顔見知りでした。



彼女は僕より幾つか年下だったと記憶します、とっても美人で愛想も良く皆の憧れでした。
どこかに僕のカマロをバックに撮った写真があったハズですが・・・。

S子・・・いや当時は「Sっちゃん」と呼んでいたので、今も「Sっちゃん」です。
Sっちゃんを射止めたのは同じ会社のA君。
僕は旦那となったA君とも仲が良かったのですが、そのA君も当時の会社をとうの昔に辞めていて、彼とは数年前に仕事中 偶然再会しています。



「あらっ」

『こんにちは』

体形も変わってなくて、ニッコリ笑ったSっちゃんは相変わらず美人でした。

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その数日後、また例のスーパーで偶然会いました（笑

「あららっ」

『よく会いますねぇ』

精算は僕が先に済ませたんですが、Sっちゃんは隣のレジから出て袋詰めしようとしています。
僕は挨拶しようと彼女の方に・・まるで若い娘がやるように・・手を振ったんですが、Sっちゃんは微笑みながらも社会人らしいお辞儀を返してくれました。

ガキっぽい事しちゃった僕・・・自分がチョット恥ずかしくなった次第です（笑

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奇遇と言うか、一昨日・・・仕事中にSっちゃんの上司だったK氏と再会しました。
彼はとっくに転職 そして当然ながら定年を迎えていて、ある企業の雇われ社長を経て 今は嘱託として働いているそうです。
すっかり「おじいちゃん」になってましたが、Sっちゃんと再会した事を告げるとK氏は

『ああ、Sっちゃんは俺の事をあんまり良く思ってなかったからなぁ・・・』

それが何を意味するのか 僕には分かりませんでしたが、K氏は当時同じオフィスのM（当時30歳代前半だったはず）と不倫関係にあり、その事は専らの噂と言うか周知の事実だったのです。
仕事もバリバリやるバイタリティに溢れたK氏でしたが、Sっちゃんはきっとそんな「オトナの厭らしさ」を嫌っていたに違いない・・・と思いたい僕なのです。

K氏は、当時の部長・課長連中の幾人かが病気で亡くなった事を僕に告げました。

一緒に働いた訳ではなかったけれど、同じ時代を生きて来た面々の顔が思い浮かんでは消え・・・
センチメンタルな9月です。



"JJ ! Long time,no see "
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