③ 1.6～2.0Lクラスの中型車・70年のカーライフ/マイカーレポート誌 '69/12号

「70年のカーライフ 現状とその展望」

と題してカテゴリー別に解説が載っています。

金を出したいユーザー層の何でも有りのクラスだと言ってます。

多様なエンジン、4輪ディスクブレーキ、トランクスルー、サンルーフ、チャイルドシート、ハイマウント？ストップランプ、リモコンミラー、アジャスタブル・ショックアブソーバー、鉄から軽合金・プラスチックへ、4輪独立懸架、ATとチューブレスタイヤの増加、燃料噴射から可変バルブタイミングまで！

当時は『現れるだろう』という希望的な言い回しで、今では常識となった装備が幾つか挙げられているのが興味深いです。


2.0Lクラスはベンツ・ボルボを引き合いに出して高速クルーザーになって欲しい みたいな事が書かれています。
このクラスが模倣していたアメリカ車の事を『動く部屋』『ゲタ的』と称していますが（当たってるし！・笑）、本当に走りを両立させた日本製高級車って20年後のQ45 まで待たねばならなかったのでは？？