カタログ '76Ford 8

フォード グラン・トリノ ブローハム。
Broughamをブロアムと読んでません。フォード・ディビジョンの中型車ですが前ブログ　カタログ '76Ford 7
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のマーキュリー・モンテゴと兄弟車です。

この顔を見て「あ！」と叫んだ人、、、はい、そうです！　TVドラマ「刑事スタスキー＆ハッチ」の準主役 と言ったら大げさでしょうか？
このトリノの2HTは派手なペイントをされ、スタさんの愛車として劇中大活躍しましたよ（広いクォーターパネルにオペラウィンドゥなし）。

右上の赤い2HTはフォード・エリート。このクルマの生い立ちは少々複雑です。
フォードとマーキュリーの中型はどちらも2/4ドア＆ワゴンを持ってました。しかし本来マスタングの兄貴分として誕生したクーガーは、'74にモンテゴ2ドアをベースにモデルチェンジされ大ヒットしました。

もはやポニーカー（マスタングベース）からパーソナルカーに出世したクーガーでしたが、フォード系も中型パーソナルカーを登場させたのがこのエリート。既にパーソナルカーカテゴリーにはあのサンダーバード（フルサイズ）がありましたが、敢えてトリノ/モンテゴシリーズから独立した位置にこのエリートを設定したのです。

縦2本のオペラウィンドゥとシングルのヘッドライトが特徴です。'75には9万台を売り好調だったらしいですが、'76を最後に消滅してしまいました。