• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

1ベイカー11のブログ一覧

2023年04月21日 イイね!

旧国道へ 17/大谷第三隧道 1

旧国道へ 17/大谷第三隧道 1国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その三つ目、大谷第三隧道・・・
しかし その敦賀側坑門付近は?!

フォトアルバム
Posted at 2023/04/21 22:28:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年04月13日 イイね!

旧国道へ 16/大谷第二隧道 4

旧国道へ 16/大谷第二隧道 4国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その二つ目、大谷第二隧道・・・
大谷第三隧道との間隔はあまりに狭く・・・その短い区間に現国道に進入する事は非常に危険ですので、別の日に別の車で南側(敦賀側)から旧国道8号線へアタックしました。
前回の続きです。

フォトアルバム
Posted at 2023/04/13 22:22:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年04月11日 イイね!

旧国道へ 16/大谷第二隧道 3

旧国道へ 16/大谷第二隧道 3国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その二つ目、大谷第二隧道・・・
大谷第三隧道との間隔はあまりに狭く・・・その短い区間に現国道に進入する事は非常に危険ですので、別の日に別の車で南側(敦賀側)から旧国道8号線へアタックしました。

フォトアルバム
Posted at 2023/04/11 21:33:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年04月07日 イイね!

旧国道へ 16/大谷第二隧道 2

旧国道へ 16/大谷第二隧道 2国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その二つ目、大谷第二隧道・・・
大谷第三隧道との間隔はあまりに狭く・・・

フォトアルバム
Posted at 2023/04/07 22:32:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年04月06日 イイね!

旧国道へ 16/大谷第二隧道 1

旧国道へ 16/大谷第二隧道 1国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その二つ目、大谷第二隧道・・・
過去何度も通過する度に、崖側に現国道隧道開通以前の旧国道(酷道)が視界に入っていたんですが・・・

フォトアルバム
Posted at 2023/04/06 21:26:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域

プロフィール

「トヨタ・カムリ2025のオーナーがシートの欠陥を告発、メーカーの品質に批判の声

日本はオワタ」
何シテル?   06/17 21:57
★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1 234 567
89101112 1314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

日産 240RS 1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/05 03:32:55
パーキングブレーキ信号解除/TV・NAVI その1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/17 06:53:40
SportRoof 2/GTS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/09 12:52:01

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
メイン機だったインプレッサ アネシスを長女に遣った為に乗り換え。 既にMTの設定は無く ...
ホンダ N-WGN ホンダ N-WGN
家内のクルマ。 スバルの純血・軽自動車が消滅した今、止む無く手放したステラからの乗り換え ...
三菱 ディアマンテ 三菱 ディアマンテ
4WDの普通車を探してたら、、たまたまコレがありました。30RSと言うグレードで4WD& ...
スバル ヴィヴィオ スバル ヴィヴィオ
KY31の後継(軽オンリーにする)と言う事で黒ビビ(我が家の言い方)と同じ車を探して購入 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation