
懐かしい430です。黒塗りの4HT、最高級グレードの280Eブロアム。
ブロアム名は330時代に登場しましたね。もちろん大元は馬車の形式ですが、これは やはりキャデラックの影響でしょう・・・何と言ってもキャデラックはグレード名より上の車名に採用していましたし・・・。
330とは打って変わってスクエアなディテールを見せる430です、その後姿を最初に新聞の全面広告で見た時には(あっ!) と、息を呑んだのを覚えてます。
非常に未来的と言うか、まずリヤガラスの「曲げ」に驚きました。既に
'77 Oldsmobile Toronade XSR では恐ろしい程に曲げられたリヤガラスを見せられていた僕ですから、ついに国産車にも来たか!と^^
真正のフルオープン・ハードトップ。しかしリヤドアガラスが全部降りないのは本当に残念。
ドアトリムなど、当時のアメリカ車のモチーフそのものですが、インパネは国産車の方が はるかに色んなスイッチ類に埋め尽くされていませんか?
オペラウィンドゥ付近・・・430HTの
ココの処理が非常にマズイと思うのは僕だけでは無いと思うんです。
ドリップモールを連続させずに、オペラウィンドゥを(例えばY30セダンのように)独立させれば良かったのに!非常にムリがあるこの部分(平行四辺形)を、
セドリック前期はシルバーで塗装して浮き上がらせると言う暴挙に出ました(笑
グロリアの、言い換えればプリンス系の意見がどのようにして上部に通ったのか知る由もありませんが、少なくともグロリアは230以来セドリックと
同化せざるを得ない運命の中で、その抵抗力を失いつつあったのに、この平行四辺形は『強調すべきではない』と誰かが強く主張したと信じたい僕です。
そして鶴エンブレム・・・旧プリンスの皇室との関係など、格式の高さを伺わせるアイテムですね。
右画像、
前ブログでも書きましたがフルコンワイパーとAピラーの素晴らしい関係が如実に現れていると思います。クロームの貼り方も理に適っていると思いませんか!?
ごちそうさまでした^^
Posted at 2010/08/16 17:29:21 | |
トラックバック(0) |
プリンス | クルマ