1ベイカー11のブログ一覧

'84米、ケガが元でクビになったプロフットボール選手テリー（ジェフ・ブリッジス）が行方不明の富豪の娘ジェシー（レイチェル・ウォード）の捜索を彼女の母親と元カレのヤクザ・ジェイク（ジェームズ・ウッズ）の双方から依頼され、、、。オトナの恋とサスペンスを描いたマイナー作品（我ながらマイナー多いなぁ）。

ジェイクの308GTS（328?)とテリーのポルシェが公道レースを繰り広げます。一般車を押しのけ猛スピードで街を爆走しますが、左下の画像のように間一髪で接触！と言うシーンも、、、。後に衛星放送で撮影のエピソードを知りました・・スタントマンには「絶対ぶつけるな」と指示が出されており、実際かなりのスピードで走りながらギリギリの所でのアクションをやってのけた、と。

珍しく欧州車の登場です（笑）。
ラストシーンのフィル・コリンズの曲が印象的でした。

会社のクルマを修理している工場に入庫してました。
一世を風靡したあの510です。メカの最大の特徴、リヤサスはセミトレの独立タイプ、ただしDシャフトは等速ジョイントではなくユニバーサルジョイントです。まだまだ未舗装道路の残ってた当時は、悪路での走破性・路面追従性が抜群だったそうです。

「スカイラインに賭けた男たち」
https://minkara.carview.co.jp/userid/183514/blog/2929299/
に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　旧プリンスと日産の合併前 スカイライン設計チームの桜井氏とブルーバード担当の水津 肇氏がお互いの設計図を見せ合ったところ、サスに関しては双方偶然にも同じ事（ストラット化）を考えていた。それで510と部品を共用化する為に、開発中のC10（ハコスカ）のサスを設計変更した。（概略）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と合併前のエピソードが描かれています。道理で両車のサスは良く似てる訳です。

CD復刻HP

'77米　監督：ジョージ ロイ ヒル　主演：ポール ニューマン
落ち目のプロアイスホッケーチーム「チャールズタウン・チーフス」の選手兼コーチ、レジー・ダンロップ（ニューマン）とチームメンバーが引き起こす痛快なドラマ。真のスポーツマンシップと興行人気の狭間でコーチの人間関係に軋轢が生じますが、そこにチーム売却のウラ話がからんで・・・アクションと笑いがベースですがペーソスとほろ苦い男女の別れがオトナの作品にしてます。

マイナーなプロスポーツ選手ってなんてやくざな商売なんでしょう！ニューマンがそんな下品でお茶目な悪オヤジを演じてます。その乗ってる車がまた泣かせます（泣くのは俺だけかも）。大流行したインターミディエイトスポーツのマッスルカー、、、テンペスト/ル・マンベースの'70ポンティアックGTO！！！！　　　　　　　その顔は当時の他のポンティアック同様ノーバンパーに近いですし、後の「サメブル」そのものです。テールレンズはあの「グッドフェローズ」のGPの様にクロームのバンパーに埋め込まれてしまってます。コークボトルラインのルーフはもちろん真正のハードトップです。ニューマンが方向変換して走り去るだけの短いシーンですが、7.5L-370HPが吼えます。決してカーアクション映画ではありません。