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ショウケース内、古い雑誌の裏表紙広告です。

いすゞがノックダウン生産していたのは、日産オースチンや日野ルノー等と共に有名ですね。

左：「ヨーロッパ車の風格と性能」と謳われています。60とあるのは'60＝昭和35年って事でしょうか。
次の61年式は「△△△61」もしくは「61△△△」となり、小変更であっても毎年型を変えていた米車風の呼び方みたいで素敵です。
下のいすゞ自動車の右にある「やまと自動車」って？？？情報求ム。

右：アサヒグラフの広告のようです。ハイスタイル62と書かれていますから昭和37年でしょうか。
ホテルの玄関のような所で、紳士淑女が今乗り込もうとしている様子です。
映画や写真で見るこの時代の人間、若者ですら非常に礼儀正しく身なりもキチンとしてる様に見えます。

調べたら初代が'53～'56、2代目が'56～'64と言う事でしたが、この広告の下の方に「ヒルマンの生産継続決定」の文字が見えます。生産終了の'64まであと2年、「ハイスタイル」にマイナーチェンジして生き延びたって事ですね。

出展カードには331となっていたように思いますが、敢えて330（総称としての）と言わせてもらいます。

たいへん綺麗なペイントでしたが、元色ではないでしょう。リヤクォーターの鶴エンブレムの色に合わせたのでしょうか？
旧車でもシャコタン傾向の多いなか、この個体はヒップアップスタイルだったのが印象的でした。これは330系がヒップアップを受け入れ易い、旧アメリカンなラインを持っているからに他なりません。
タイヤも然りです、旧車には低扁平率タイヤは似合わないと思うんですが・・・ファイアストーン/ワイドオーバルなんて懐かしいじゃあ～りませんか！！
実際スチールベルテッドバイアスとこのホットロッドスタイルでは、安全上好ましくないハンドリングだと想像に難くないですが（笑

個人的に一点残念だったのはセダンの顔（丸4灯）だった事。純正角2灯は大変暗くて問題が多いのに対して、丸4灯はチューンナップの巾が広がりますからそれも解るんですが。

もちろん開けられた窓を集中撮影した僕でしたよ。



CD復刻HP

かつて僕の友人がこのGTにデラックスのエンブレムをつけて悦に入ってました。

カリーナGTですがHTではなく、何と2ドアセダンのレア物です。決して27レビン/トレノのようなクーペではありません。
縦テールは4drセダン系と同じですが、今改めて眺めると凄く複雑な造形である事が分ります。

ちなみに この個体はみんカラメンバーさんのものと思われます。