
セドリックとブルーバードの中間を埋めるべく登場した、国産初のハイ・オーナーカー、ローレル。
その3代目
C230系の後期 C231型カタログ、昭和54年1月現在と記載されています。
その顔はまさに'70~'80年代の米車そのものですから、僕の大のお気に入りなのです。
今は亡き2drHT。
Rウィンドゥやそれに続くトランクリッド、テールエンドも僕の好みではありません。
が、しかしローレル最期の2dr、激レアの2dr・・・両ページにわたった大きな写真はスキャナ台に入りませんが、何としても一枚の画像にしたくて原稿蓋を一旦外してナナメに読み取ってトリミングしました。
Rクォーターのルーバー状の処理は
メルセデスSLCの模倣ではないでしょうか。
改めて「スポーツ系ではない豪華なクーペ」を眺めていると、当時の日本には「粋」な人たちがまだ居たんだなぁ、と想像してしまいます。
画像上:4HTの2800メダリスト。言うまでも無くシリーズの頂点に位置するモデル。たまたま変わったカラーだったのでスキャンしました。
画像下:2HTの2000メダリスト。気付いた事が一つ・・・ルーズクッションシートのボタンが2800は背もたれ-6個、座面-9個なのに2000は各々4個ずつしかありませんし、座面形状も違っています。
トップモデルの次は・・・そうです最廉価モデルを!
画像上:2drHTの最廉価モデルはさすがに1800GLです。これってもしトヨタだったら2drHTのカスタムやDXを設定するんだろうか?
画像中:セダンの1800カスタム。相当質素な装備ですがローレルの場合、タクシーやパトカーのイメージも少ないです。教習車ベースかな?トランスミッションは4速フロアのみ。
こんなスタイルの質素なクルマをFBIの捜査車両の如く乗り回したい僕です(笑
画像下:セダンの2000DX(ディーゼル)。ガソリン1800カスタムとの差は・・・
間欠ワイパーとリモコンミラーが無い事ですがコチラは5速フロアのみ。
1800カスタムの画像のワイパーSWをトリミングしました。
このスイッチはC130時代から受け継がれていましたし、当然 当時の他の日産車にも採用されていた懐かしいものです。
Posted at 2007/12/16 14:03:24 | |
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