
尾灯に関して・・・道路運送車両法に基づく保安基準
☆後面の2ヶ所に赤色の灯火をつけること
☆2灯を両側に配置する場合には、車体中心より対称の位置とする
☆二輪の自動車においては、尾灯を1灯とすることができる
と言うアホな法律に縛られている日本では国産車・輸入車を問わず尾灯の「全幅点灯」が許されません。
そんな「全幅点灯」車に愛をこめて・・・
「全幅点灯」と言えばTバードです。
なぜって子供の頃からの全幅点灯イメージが強いから・・・それも多分この'68頃の影響と思われます。映像を見たのか実車を見たのか定かではありませんが、初めて2HTが登場した型のクラウンのテールはこんな枠状のランプが左右にあってTバードとセットで記憶が蘇るのです。
'07金沢クラシックカーミーティングにて
また、80年代には車関係のある偉い先生(多分、自動車工学系の辞書・教材も執筆されていたはず)から「かつてのサンダーバードはテールレンズを左右に繋げてしまい、法規的に通らなかったので輸入後改造を余儀なくされた」と言うエピソードも聞いた事がありました。改造と言うのはおそらく「球抜き」であろうと推測されます。
もちろん他の米車にも全幅点灯タイプはあったはずですが、先生が披露されたエピソードには・・・
①Tバードの派手さ・華やかさ・大胆さ
②Tバードの日本での高い知名度
③当時貧乏だった日本人のTバードへの憧れ・驚き
等の想いが込められていて、僕の幼少からの全幅点灯イメージと一致し「
心が先生と一つになった」のを感じたのでした。
'50s半ばに登場した頃はコルベットのライバル、2シーターオープンのスポーツカー(?)だったTバード。しかし年々大型化して行き、この'67からはなんと4drまでが登場してファンを失望させたらしいです。それにしても4drのルーフ処理・F&Rエンドなどたいへん個性的なスタイルです。
拾いですが、左が'67、右が'68だそうです。
ランドージョイントの装飾に合わせてCピラーが割れ、ドアが開閉(しかも観音開き!!)すると言う、
屋根ふぇちの僕もビックリの恐ろしく大胆なルーフです!
・・・おっと、ココは全幅点灯カテでしたね(笑
CD復刻HP
Posted at 2008/05/22 07:14:07 | |
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