1ベイカー11のブログ一覧

お友達のこの方から、お父上の持ってらっしゃるホィールカバーの件でご質問をお受けしました。

僕は米車一台一台について、その膨大な車種とグレードのホィールカバーを覚えてはいませんが、中央のSSの文字を見て別のお方の回答もほぼ的を得ていると思いました。

しかし食事と風呂を済ませて、ぼーっとTVを見てる内に・・・（いやSSと言ってもインパラとは限らない、シェベルSS、ノバSSもあるし）と思ってたらやっぱり気になり出して（笑）・・・



たしかに'66は間違いなくSS用に




こんなデザインのカバーが用意されていたのが判りますね。






が、'65




も同じデザインのようです。



ちなみに'64（上がインパラSS、下がシェベル・マリブSS）は




ですから大きく違います。


しかし、この年代のシボレー各車（スーパースポート=SS系）のホィールカバーデザインを見ていると明らかにセンターロック式ホィールを模した事が判って面白いです。

今でこそ廃れましたが、ホィールカバーって本当に沢山のデザインがありましたね！
クルマ以外にも装飾品としても充分使えますから、過去には映画などでも良く見かけました。壁一面、ホィールカバーで埋め尽くされていたり・・・。

しかしSSの文字が無かったら、僕には手がかりが限りなくゼロに近くて結局判らなかったでしょう。

金沢クラシックカーミーティング08に来ていた個体。エントラントでは無かったようです。

ボディの艶が全く無いのはレストアベースか・・・雰囲気的にこれからローライダー仕様になって行く公算大でしょう。
ここら辺の年式はどれも良く似ていますが、近いところでは個人的に '65の丸テールが好きですね。




嬉しい事に窓を開けてくれていました！
流れるようなボディラインは60s後半の特徴です。
これだけリヤウィンドゥが寝かされているのに、キチっと明確なノッチが付いている。そのあと長～いトランクが続きますから、寸詰まりな印象はなく実に伸びやかなスタイリングです。







それに較べたら近頃の国産セダンは、みなリヤウィンドゥは一人前に寝かされているのに、トランクが短くて（絶対的なサイズは足りないのは解るけど・・）スタイリングに破綻をきたしていると思うんですが。




そのノーズ・・・・・






尖ったノーズも大好きですから（笑
どうです？尖った中央と両フェンダーの峰・・・アグレッシヴですね～！！
古い米車って正面から見るとよく解らないのに、横から見るとコレみたいに凄く尖ってるのが多いです。
写真等で見るのと、現車を目の当たりにするのとでは また違います・・・普段触れ合う事もないので些細な事に感動してしまう1ベイカー11です。