
排気ガス規制で痛めつけられ次々に消えて行った国産スポーティカーたち・・・しかし80年代を目前に控え、マツダRX-7の登場やフェアレディZのモデルチェンジ、2T-Gエンジンの復活など明るいニュースも出て来ました。
『スポーツ』、『スポーティ』・・・曖昧に表現される事が多い中、車種をカテゴリー分けし『できるだけ多くの人に納得のゆく基準』をつくりバブ・インデックス方式で採点していった結果を記事にしています。
前ブログの続き・・・クーペファストバック&ハードトップ部門
車格はどうあれ、そしてそれが純粋なスポーツカーと呼べるものではなくとも、ちゃんとあったんですよね!日本にはこんなクルマたちが。
いすゞとホンダ・・・
そして、クーペファストバック&ハードトップ部門の総合評価。
六角形に近いものがバランスの取れた出来と言う事になりますね、その上でコンセプトがスポーツ&スポーティなので動力性能と足まわり、安全性を含めた操作性が上半分に設定されています
(評価方法は過去ブログ参照)から、その部分での得点が重要なファクターに成ります。
OHVベースながらヤマハ製DOHCヘッドの18R-Gや2T-Gを残して、各車のトップモデルに据えたトヨタ勢は動力性能では概ね高得点を得ています。
しかし本文を読んでも分かる様に、足まわりに関しては多くのモデルが『GT』名を掲げているにも関わらずお粗末な評価しか得られていません。
ましてやカリーナなど『足のいいやつ』なんてキャッチフレーズは笑止千万・ウソ八百って感じです。
こんな宣伝文句に騙された大衆とて、違いが分かる速度領域まで攻める人がどれだけ居たのか・・・トヨタはこれらを全て見抜いて「売れる戦略」を練り、あろうことか セリカではスカイラインに対して『名ばかりGTは道を開ける』なんて○ゃんころor○カチョン並みの無礼極まりないキャッチコピーで攻撃してきたんですよね。
お粗末といえばオースターは最悪の評価ですね、ラリーで名を馳せていたSSSも地に落ちています。
スカイラインが足に関して高評価を得ているのに、日産は何やってたんだ?って・・・。
チェイサーSGS
Posted at 2012/08/16 02:21:10 | |
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