
みん友さんの JetBoy 氏からのメールに添付されていた画像
付けられていたキャプション:上画像について
『・・・カマーロ、ちょっと質問があるのですが、外国へ嫁いで行った米車の後を追う僕、特に行政適合灯火類に没頭しているんですが、日本に輸入されたカマーロ、写真で見る限り、どうも後退灯が。。
この下の写真で見る限り、後退灯の上部だけが透明に見えないのですが気のせいか。。。あの頃の正規輸入のカマーロはGMが輸入していたんでしょうか?』
★「はい、僕のみんカラの愛車紹介、カマロ の処の「走らないクーペ」の画像を見て頂くと分かりますが、後退灯の上半分はテープが貼られていました。
エンドパネルの左右ランプの間にあるガーニッシュ(フィニッシャー?)は銀色でしたので あまり違和感は無かったです。
この黒い個体は白い目隠しが不自然ですよね、無粋です。
それよりもその愛車紹介でも書きましたが、テールレンズのサイドに回り込んだ三角部分、此処には赤いテープが貼られていて点灯不可。剥がそうとしましたがかなり強力なテープで断念しました。ファイアーバードはリヤフェンダーに点灯するリフレクターが付いていた筈ですが、このカマロの三角部分と同じく法規的にNGだったんだと解釈してます。
もちろん国産車には皆無でしたから何とかして此処を赤く点灯させたかったんですが・・・。
あと、全幅点灯も然り。
これもみんカラのどこかで書きました・・・90年前後の将軍のビュイック・センチュリー(A-Body 日本名リRegal)、良い出物があったら買おうなんて画策してた事があったんですが、その暁には(全幅点灯してやろう)とパーツリストを見てみたら、中央部分のランプハーネス&バルブがちゃんと掲載されていて、輸入時にそれらが外されていたと判明しました。」
※この将軍と言うのはGMの事を指しています。上画像の2代目カマロは明らかに日本国内のものですよね。
付けられていたキャプション:下画像について
『これも誰かが輸出仕様のテールライトを付けた事例ですが、後退灯がなんかオカシイ。。』
★「シボレーの代理店は長く大洋シボレーさん(日通商事系)がやってたんだと思います。僕のカマロの "Owner’s Manual” も編集・発行が日通商事/大洋シボレーとなってます。
ところが販売はヤナセでも行われていたようで、カタログもヤナセ版が存在しました。
下の第三世代のFボデイのカマーロ 、輸出仕様ですか・・・ひょっとすると目隠しテープは、日本で貼られていたんじゃないのかも。
僕はてっきり、(灯火類にこんな下らない規制をするのは日本だけだ!)と思ってましたし、将軍が台数の少ない日本向けにこんな事をわざわざするとは思えなかった。
実際テールにアンバー色が無いタイプのアメリカ車には、バンパー上に無粋なウインカー・ランプが後付けされてましたし。」
※下画像、非常に興味深いです。ハッキリと輸出仕様のと仰ってます。また、僕の過去ブログ・スクリーンとクルマ カテ、
ノーマンズ ランド 2 では見づらいものの、テープの貼られて無い後退灯レンズが確認できます。
ノーマンズ ランド 1
付けられていたキャプション:
『そう言えば将軍がほんのちょっとでも輸出に努力をし始めたのも第三世代のFボデイのカマーロでした。輸出仕様をZ28Eと名付けヘッドライトに付いた透明のカヴァー(当時はハロジェン球さえ許されず、口うるさいキャリフォーニアのハイウェーパトロールなど欧州車の異形ヘッドライト装着だけでも切符を切られた)倒れるドアミラー、リヤスポイラー無し、銀色車体塗装、触媒無しなどで始まりました。ポニーカーは米国車特有の性格を押し出していたので外国に出しても売りやすかったのかもしれません。』
★「ガイシャブーム/バブル経済もあって、実際カマロは第三世代で売れましたよ。大きかった要因の一つはその価格設定、300万円を切ってましたからソアラ辺りと競合できたんですね。
ベースはRS 、日本ではSport Coupe 名で売ってました(5.0L Throttle-Body-Injection)。その上にはZ28 名で5.7L TPI(Tuned-Port-Fuel-Injection)がありましたが年式的に一時"I-Roc Z" なんて呼ばれたモデルもありましたよ。」
※このメールは今年3月のものです。このメールで話題が違った方向に向いて行くんですが、それは又の機会に・・・
Posted at 2016/08/05 10:50:28 | |
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