
古いCDを見てたら、こんな画像がありました。
2006年5月の旧車イベント フレンチトースト ピクニック(FTP) にて。
非常に珍しいパナール、何と福井ナンバー!。昨日 偶然にも
この方が
ブログに UPされています。
改めて調べてみるとWiki記事によれば
『世界的には、19世紀末期から自動車生産を始めた世界有数の老舗自動車メーカーとして知られている。特にその初期の1890年代から1900年代にかけては自動車技術の最先端を行く存在として、現代にまで通じるフロントエンジン・リアドライブ方式の考案・開発などで自動車の発達に大きく貢献すると共に、レースでも多くの勝利を重ねた。
20世紀に入ると一転して時流に遅れた保守的な高級車メーカーとなり、第二次世界大戦前はスリーブバルブ方式のエンジンに固執し続ける特異な方針を貫いたが、1930年代半ばからはラディカルな設計のモデルを登場させるようになる。
第二次世界大戦後の1946年からは高級車業界を撤退して小型車分野に転進、先進的な前輪駆動の小型乗用車の生産に専念した。しかし、あまりに独創的な設計思想と小さな生産規模が災いし、経営不振から1955年以降シトロエンの系列下に入ることになる。1965年にはシトロエンに吸収合併され、パナール・ブランドの乗用車生産は1967年で終了した。』
とされています。
そして、このCDに残されていた他の画像には、説明文を写した画像があり、抜粋すると・・・
『空冷 水平対向 4サイクル 850cc FF』
『・・・この24はFFで高性能の小さなエンジン、5人ゆったりの軽量ボディで ロング
ツアラー(ツアーでしょう)でも快適にと パナールらしい大衆車でも 安物的ではないクルマ作りのうまさとフランスの知的なセンスが伺える。』
『しかし、商業的には成功なく1965年にシトロエンに吸収された。』
と書かれていました。
画像を見ていると、この『大衆車でも 安物的ではない』と言うのが何か分かる様な気もするのです。
僕自身は小学生の時に読んだ小説「死の24時間レース」(1950年代のル・マンが舞台)にその名が登場してから、ずっと覚えていたんですが、そのスタイルも生い立ちも知らないままだったので、この年のFTPには(パナールが来る!)と、ワクワクして行った記憶があります。
MF誌 '79/3号 「豪快な走りのパリジェンヌ」 2
Posted at 2018/02/01 16:56:46 | |
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