1ベイカー11のブログ一覧

フォルクスワーゲンの広告、もちろんヤナセが広告主です。
空冷エンジンゆえの冷却系統のメンテナンスフリーを「不凍液節約型。」と謳っています。またこの時点で「37年間変わらぬスタイル」で「中身を磨いて」来た事を強調しています。

面白いのは「ワーゲン・かぶと虫」と呼んでいる事で、正式名には「かぶと虫」はむろん「ビートル」も何処にも見当たらないのです。愛称がほとんど車名として通用している珍しい例ではないでしょうか？
このビートルにも1200とか1500とかいろんな種類があり、これは1303Sと書いてあります。ややこしいのはそれが排気量を表すとは限らず、ボディやサスの違いである事もあり、その総称をタイプ1と呼ぶのは正しいようです。

すでに本国ではゴルフが登場していたはずです。

'75/3号はフェラーリを特集していますが、まだスーパーカーブーム前夜だったと思います。私はエキゾチックカーに興味はありましたが、ブームが始まってからも消しゴムや写真を集めたりもせず、また「サーキットの狼」も今まで一度も真剣に読んだ記憶がありません。子供心にも、、バトルってる2台のドライバーのセリフが会話みたいになっている場面はアホらしくて読む気がしなかったんです。

MF誌はこの頃すでに「カーオブザイヤー」で年間の優れたクルマを選んでいました。

・・・その先には初代コロナ マークⅡが！
その名の通り当時 あくまでコロナのグレードアップ版と言う位置づけでしたので、フロントのデザイン（たしかアローラインって言われてた？）は本家コロナと似たイメージです。これの2HTには1900GSSと言うDOHC+ソレックスキャブのスポーツモデルがありました。

ハイソカーなんて言葉が流行った頃は、マークⅡ3兄弟が街にあふれて まるで大衆車のようになってましたが、、、。こんな頃は初代ローレルと並んで結構「値打ちモン」だったのではないでしょうか？

テールレンズ、わざと割ったとしか思えないです。

・・・その先にはあの一世を風靡した910ブルが、、、そして2代目C130の2HTが！
これ以上接近できませんでしたが、まず間違いないと思います。こんな状態でもクロームのAピラーカバーやドリップモールが生きてるので、あの流麗なルーフラインが光ってます。このフロントフェンダーの状態では再起不能です、アーメン。

そして、その先には・・・。

今日、仕事で移動中に国道脇の数百メートル先に草ヒロを発見しました。「タダモノではない」と直感してＵターンしてみると、畑の真ん中にローレルがいました。
コレだけ朽ち果ててもアメリカンなラインを確認出来ます。

エンブレムがGLでテールエンドのデザインからすると後期型のようです。

そして、その先には・・・。