
'95米 マーチン・スコセッシ監督。
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、シャロン・ストーン、ポール・ソルビノ
舞台は70年代。
ホテル・カジノ・グルメ・ショー・ダンス・・・砂漠の中の不夜城、華やかな観光の街ラスベガス。
その豪華絢爛なネオンサインの裏で暗躍するマフィア/ギャングたち。実話を元に彼らが合法的ギャンブルの街ラスベガスを牛耳った「最期の時代」を、マーチン・スコセッシ監督が鋭く描きます。
FBIから目を付けられカジノに出入り禁止となったギャング、ニッキー(ジョー・ペシ)は尾行を撒く為に数台の車に乗り換えてエース(デ・ニーロ)との待ち合わせ場所へ向かいます。
最初は'70頃のオールズモビル・カトラス・シュープリーム(左上:人物の背後、ゴールドに黒ビニールルーフの2drHT。手前にはやはり'70頃のポンティアック・テンペストかル・マンが、遠くには赤いアイアンバンパーのC3コルベットが見えます。)
次に'73のシボレー・インパラかカプリスの2drHT(左2枚目以下、ブラウンに白ビニールルーフ。4枚目、隣には青いイーグルマスクのポンティアック・ファイアーバード・トランザムが そのまた隣には白いVWシロッコがさりげなく駐車されています。)
最後は'77シボレー・モンテカルロ(右側)、リンカーン・コンチネンタル・マークⅤが停まってます。
待ち合わせ場所は街はずれの砂漠です。
到着して車から降りるニッキー。
照りつける砂漠の日差しが、抑揚の激しいモンテカルロのボディ側面とモール類を輝かせてます。
注目のリヤクォーターはフォーマルルーフなのにビニール無し、オペラウィンドゥとエンブレムのみのシンプルな構成、屋根フェチの僕としては萌えてしまいます。
開けられたサッシュレスの長いドア・・・分厚く豪華で重そうです。
もう二度とこんな大げさで無駄な造りのクルマは現われないでしょう・・残念でなりません。
短いシーンですが、こんな素敵なクルマを無造作に乗り回していたかつてのアメリカ人たちが羨ましい僕です。
Posted at 2008/01/27 20:10:25 | |
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