
スポーティカー購入大作戦の一記事。
記事抜粋:
設計思想から異なる輸入外車をライバル比較するのはナンセンス。逆に国産車で行った
バブインデックス方式の評価も興味深いが、円安に揺れ動く輸入車価格の動向に眼を向けた。
『昨年10月31日、1ドル=175円まで高騰した円だが、それから半年 今度は反落に転じ この5月2日には1ドル=224円を記録する急落ぶり。ピークtoピークの変動幅は実に26%近い・・・予想を大幅に上まわる円レート変動に、各外車ディーラーも激しく翻弄され、困惑の表情を隠しきれないようだ。』
『4月には、他に先がけて業界最大手のヤナセが同社扱いの西ドイツ車、VW、アウディ、ベンツの全モデルにつき5.5%~9.2%、平均7.43%の価格改定を実施している。値上げの理由は円安・マルク高に加えてメーカー・コストならびに海上運賃の値上げ等があげられているが、今回の値上げで円高差益還元はモトに戻された観がある。』
『日本フォードも耐え切れず4月中旬、西ドイツ製フィエスタを3.5%、米フォードのマーキュリー・クーガー クラス以上の高級車を一律6%値上げした。』
『欧米車ともに価格変動の可能性を秘めているわけだが、一部フォード車の値上げが既に実施されたこともあり直接のライバルGM系の動向が気になるところだ。しかしGM系ディーラーでは対前年比で40% 近い増販の理由として、低価格戦略が大きく効いていると分析している為、できれば現行価格を維持したいとの意向が強いと云われている。』
ポルシェの三和自動車は『同一モデルイヤーの価格改定は極力避けるよう努めております。』
BMWを扱うバルコム・トレーディングも『今は考えておりません。』
ランチャ/フィアット総代理店の東邦モータース、ジャガー/トライアンフ/MG等 一連のBL車を扱う日本レイランドも『企業努力により吸収していきたい』とのことで、価格は当面維持と考えて良さそう。
総じて言えば、各社とも現在のところ外車販売はきわめて好調である。その好調の理由として、低価格戦略が需要層を喚起した とは各ディーラーの一致した見方であり、それだけに『低価格を打ち出して半年たつか、たたないうちの値上げは、好調に水を差すようなものだから避けたい。』との声が各ディーラー内でも強く、かりに値上げされるにしても目先の利益にとらわれた不当な便乗値上げは考えなくてよさそうだ。
並行輸入車の場合、'79モデルは「発注済み」そしてその多くは[売り切り」という形をとるが故に、円安の影響が出るとすれば'80モデル以降と言う事になるであろう。
並行輸入車のメリットはもちろん価格だが、反面デメリットは保障やパーツの確保など注意すべき点はアフターにあると書かれています。
上はどこかの外車ディーラーの画像でしょうけど
いやぁ~、イイですね~!!!赤ナンバーの
サンバードがさりげなく・・・本当に試乗車なんだろうか^^
それにファイアバードの上には
『グランプリ』 、ジャガーXJの上には
『グランドルマン』の看板が!!!
ちなみに、この記事の資料として各輸入車の販売状況、登録状況が表にしてあります。
眼が行ってしまうのは、やはりアメリカ車の登録台数^^
リンカーンとキャデラックは同レベル。
マーキュリーって売れてたんですよね、やっぱり。でも殆どがクーガーでは?(笑
ポンテが少ないのは何となく分かりますが、これも多くがファイアバードでしょう。
オールズも意外に多いですね。
輸入関税廃止
Posted at 2012/08/25 12:30:24 | |
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