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2012年11月11日 イイね!

MF誌 '79/7号 特別企画 V6 2

MF誌 '79/7号 特別企画 V6 2GMのニューコンパクト "X-Car" 登場を機に、
V6エンジンを『最もナウなパワーユニット』として注目しています。

「トヨタ・日産もV6エンジンを開発中」と言う記述も見られますが、国産初のV6(=日産VG系)エンジンの登場まで後4年も待たねば成りません。なんといってもこの時点ではセドリック/グロリアはまだ330系、430系は登場前だったんですから!


前回の続き・・・以前のアメリカ製V6について

『1962モデルイヤーにデビューしたビュイックのインターミディエイト"スペシャル" に積まれていた3.2L V6 が有名、と同時に因縁深いエンジンでもある。これは既存の90°V8ユニットから、2気筒切り取ったものだったので、夾角は60°であり、爆発間隔は150°と90°が交互する変則的なものだった。とはいえ、V8に比べ廉価だったことが幸いして、第1期V6時代とも言うべきブームの主役におさまった。』

『しかし、60年代中期になってアメリカが高度成長の真っ只中に飛び込むとV8に比べれば やはり見劣りするV6は、その人気をしだいに失いはじめ、67年にはついに生産中止の憂き目を見る事になる。』

『その後、生産設備がカイザー・ジープの手に渡ったため、このV6は3.7Lに拡大され、ジープのパワーユニットとして一時の小康を得た。ところがそのカイザー・ジープが経営難にみまわれて、AMCに買収され、それをキッカケにこのV6は再び消滅、結局現在はGMがその生産設備を買い戻してビュイック・ディビジョンの3.8L-V6を生産している。』

『この3.8L-V6は、78モデルイヤーでちょっとした手術を受けた。90°V6という変則的なレイアウトがもたらす不等間隔爆発を、イーブン・ファイアリングに矯正する手術である。つまり、従来左右各バンクの対角するシリンダーが共有していたクランクピンを、左右それぞれのために独立させ、互いに30°ずらしたのである。』









『その結果、150°、90°と交互に繰り返される爆発が120°ごとのイーブン・ファイアリングになった。このイーブン・ファイアリング 3.8L 90°V6エンジンは、ビュイックのスカイホークをはじめ、多くのGM車に積まれ、将来の主力になると目されるまでに成長している。また、これと前後してターボチャージャー付も市場に導入された。』



『小型・軽量で経済的なV6に、V8をしのぐパワーを与えようというわけだ。これはイーブン・ファイアリング手術の終わった3.8L 90°V6ユニットにエアリサーチ製のターボチャージャーを組み合わせたもので、ル・セーバーとリーガルのスポーツクーペに標準で積まれている。』



このビュイック製3.8L-V6 といえば後のGNXのベース・エンジンですよね。
Posted at 2012/11/11 22:49:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2012年11月09日 イイね!

MF誌 '79/7号 特別企画 V6 1

MF誌 '79/7号 特別企画 V6  1GMのニューコンパクト "X-Car" 登場を機に、
V6エンジンを『最もナウなパワーユニット』として注目しています。

「トヨタ・日産もV6エンジンを開発中」と言う記述も見られますが、国産初のV6(=日産VG系)エンジンの登場まで後4年も待たねば成りません。なんといってもこの時点ではセドリック/グロリアはまだ330系、430系は登場前だったんですから!


先ずはそのX-Car について

『ヨーロッパや日本から続々と侵略してくるインポートカーたちを迎え撃つために生まれた、GMの新兵器=全く新しいコンセプトを持って生まれたアメリカ車である。』

『ボディは一段と小型・軽量にシェイプアップし、そのため横置きエンジンによる前輪駆動を採用して、従来通りのルームスペースを確保・・・(中略)・・・これから80年代前半に登場して来る新しいアメリカ車のひとつのスタンダードと見る向きも多い。』



『そのXボディにおけるもう一つのハイライトが、オプション・ユニットに設定された夾角60°の2.8L-V6エンジンだ。』
『この新しい60°V6ユニットは補機類まで含めれば直4ユニットとほとんど変わらない体積におさまったと云われている。』



『夾角90°では横置きにマウントした場合、前後長が大きくなってしまうので夾角は60°とされたが、そのもう一つの大きな理由はイーブン・ファイアリング(等間隔爆発)だろう。』

『設計そのものは、アメリカン・エンジンの例にもれず鋳鉄ヘッドと鋳鉄ブロックを組み合わせたOHVである。生産性を考慮して、ボアはオールズモビルの4.3L-V8と同じ88.9mm、ストロークはかつての4.6L-V8と共通の76mmとなっている。
またボア間の距離も既存の4.4L-V8や3.8L-V6と同じ111.8mmに設定して、トランスファーマシンを共有化している。』



こんな表が掲載されていました・・・




いや~、興味深いですねぇ。アメリカ車のエンジンは例えばGMだと「オールズ製6.6L」とか「シボレー製5.7L」なんて言い方がされていて、外観上も非常に似通っていて識別しにくいものが多かったんですが、こんな新設計のエンジンでも既存の物と共通点を残して生産性の向上を図っていたんですね。


・・・続く
Posted at 2012/11/09 23:33:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2012年11月08日 イイね!

瞬間 コスモの匂い/おやべクラシックカーフェスティバル

瞬間 コスモの匂い/おやべクラシックカーフェスティバル 長いドア、特徴的なルーフ、そして何よりこのスタイルで5ナンバー枠に収まっている事の不思議さ!

後ろを歩く少年へ・・・

「おい、君!君はこの豪華で伸びやかなクーペを見て、ラグジュアリーな夜を連想しないのか?」

・・・と訊きたかった(笑


こんなルーフライン他にはありません。










サッシュレスドアに乾杯!











当時のルーチェに近いけど、この豪華さ!
特に多眼は現代車に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい^^






Posted at 2012/11/08 07:59:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2012年11月06日 イイね!

俺だったらこうする 28

俺だったらこうする 28前ブログの画像に落書き・・・屋根ふぇちの妄想。

上:
アネシスをノッチバック・クーペ化。
本当はクォーターウィンドゥをオペラウィンドゥ化するか、もしくはもっとドア長を伸ばしセンターウィンドゥをより狭くしたかったんですが、クォーターパネルを拡大する事は不可能です。

下:
6ライトサルーンが好きな僕ですが、敢えてクォーターウィンドゥを潰しました。
元々Cピラーの前後端の角度は 決して悪くないんですが、残念ながら ここまでリヤウィンドウを寝かせてしまうと、限られた寸法内ではトランクが短かくなり過ぎます。

いずれもピラーレス、フルオープン・ハードトップのつもりです^^





サルーンに光を!クーペに華を!リモに敬意を!
Posted at 2012/11/06 00:19:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 落書き | クルマ
2012年11月05日 イイね!

なんちゃってディスクブレーキ 2

なんちゃってディスクブレーキ 2かっこ悪っ!!(笑






塗らなきゃ ヨカッタ
Posted at 2012/11/05 15:20:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | アネシス | クルマ

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「写真展「福井空襲80年~記録写真で振り返る~」/福井県立歴史博物館 http://cvw.jp/b/183514/48565314/
何シテル?   07/26 22:52
★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
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