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先日の糸魚川行きの映像にミスマッチなサウンドを重ねました。

鶴田浩二さんは僕の憧れる俳優さん（・・・いや敢えて映画スターと言いたい！）・・・の一人。

この人に説得されたら、どんな意地も決意も引っ込められそうです（笑






鶴田浩二さんと言えば・・・

先ず軍歌の8トラックテープ（笑）などが思い出されるんですが、この曲も耳について離れません。

大人に成って改めて聴いてみると、非常に退廃的で悲しい内容ですね。






夢をなくした　奈落の底で
何をあえぐか　影法師
カルタと酒に　ただれた胸に
なんで住めよか　なんで住めよか
ああ　あの人が

赤と黒との　ドレスの渦に
ナイトクラブの　夜は更ける
妖しく燃える　地獄の花に
暗い心が　暗い心が
ああ　また疼く

月も疲れた　小窓の空に
見るは涯ない　闇ばかり
倒れて眠る　モロッコ椅子に
落ちた涙を　落ちた涙を
ああ　誰が知ろ

手前のカローラ・スプリンターは'68年式の1100Dxだそうで非常にコンディションの良さそうな個体。

2台のクーペを比べれば・・・

向こうのスプリンターはスポーツ系のトレノであることを差し引いても、この1100Dxにクロームの多さとその遣い方で新旧の時代の隔たりを感じます。

ダルマ・セリカ。

その中で、純正と思しきビニル・ルーフ装着車が何と3台も！！

屋根ふぇちの僕としては・・・

Cピラーの排気口を兼ねたルーバー・装飾があるばかりに

そして

Ｒウィンドゥの下端が下に位置し過ぎる為に



・・・ビニル・ルーフの見切り線がメチャクチャになり、せっかくのアメリカン・ポニーカー スタイルが台無しに。

残念でなりません。

寝酒ならぬ寝本（笑

この夏・・・旧い本を本棚から引っ張り出して、読み返してます。


もう30年くらい前に買って読んだ本・・・たかが文庫本ですが、時代が変わると使えない実用書なんかと違って、装丁カバーを紛失しても捨てられない（笑

田辺 聖子　さんの小説。
二十歳代だった僕は田辺さんの この他の幾つかの小説やエッセイを読んで、その魅力に惹き付けられた一人です。


「孤独な夜のココア」　（'78 ）


恋愛の短編集ですが、個々の話の中味はチョットだけ甘く、そしてググッ！と切なく、時にはユーモアに溢れ

・・・30年来ずっと僕の心に棲み付いています。

↑時代が変わると使えない・・・

さすがにこの時代ですから携帯電話やパソコンなど登場しませんし、描写もストレートではありませんが、男女の恋心には大きな違いは無い と信じたい僕です・・・。

昨年とはまた別の個体。

総生産台数は349台と云われていますが、何台現存するんだろ。