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1ベイカー11のブログ一覧

2023年03月30日 イイね!

旧国道へ 15/大谷第一隧道

旧国道へ 15/大谷第一隧道国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

大良地区を過ぎ、標高約200mの「道の駅・河野」に出ると急に日本海・敦賀湾が目に飛び込んできます。
ここから先は、常に視界の右側に敦賀湾が占める ロケーションとしては素晴らしいルートなのですが、前述の様に急峻な斜面を縫う様に走る、トンネルとカーブの連続する事故多発地帯です。

その一つ目、大谷第一隧道・・・
フォトアルバム

Posted at 2023/03/30 23:24:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年03月29日 イイね!

出所/レオパ生活終わる

出所/レオパ生活終わるレオパ生活がいよいよ終わります。

まだまだ荷物の整理も、そして掃除も出来てませんが・・・


日野山:「荘厳な朝焼けをありがとう。」
妙法寺山:「感傷的な夕焼けをありがとう。」
吉野瀬川:「美しい桜をありがとう。」

さようなら 武生・越前市
Posted at 2023/03/29 08:25:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑感 | 暮らし/家族
2023年03月25日 イイね!

旧国道へ 14/大良地区・道の駅 河野へ 2

旧国道へ 14/大良地区・道の駅 河野へ 2国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

旧々桜橋(標高65m)から標高約200mの大良地区へ一気に駆け上がる訳ですが・・・前回のフォトアルバムでの画像10では、狭い未舗装道路に国道8号線の記述がありましたから、現在と それ程かけ離れたルートでは無かったのでは無いか?と推測します。

しかし、現在の道路幅になる前の痕跡とルートを探して見ました。

フォトアルバム
Posted at 2023/03/25 23:21:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年03月24日 イイね!

旧国道へ 14/大良地区・道の駅 河野へ 1

旧国道へ 14/大良地区・道の駅 河野へ 1国道8号線は新潟県を起点として富山県、石川県、福井県を経て滋賀県・京都府へ通じる、昼も夜も大型トラックが多数行き交う北陸を貫く大動脈です。
我が福井県内は石川県境から数km あわら市内で国道8号線バイパスとして、坂井市・福井市・鯖江市と南下し福井平野を縦断。そして越前市南部の「塚原」交差点で旧国道8号線と合流し更に南下、敦賀市へ向かいます。



この越前市南部から敦賀市にかけてのルートは、嶺北地方(今庄町以北)と嶺南地方(敦賀市以西)の分水嶺とも言える山間部と、越前海岸の険しい断崖絶壁を縫うように走るトンネルとカーブが連続する標高差の大きい走り難いコースでもあります。

ずっと以前、今は亡き父から聞いた話・・・
海軍予科練生で終戦を迎えた父は、昭和20年代の初めに車の運転免許を取得して 池田小型自動車(現・福井三菱自動車)に勤めていたそうです。
そんな頃 稀に敦賀方面への納車があったそうで、出発前には社長はじめ事務員さんまで社屋玄関に出て来て見送ってくれて「餞別」まで頂いたそうで。。。つまり敦賀へ車で行く事は『命懸け』だったと。前述の越前海岸沿いを走るルートでは『あの時代、何台崖下に転落してるか分からないほどだ。』とも言ってたのを思い出します。
「走り難いコース」と述べましたが、現在の国道8号線で越前市から敦賀市までは約40kmを50分ほどの行程です。
しかし当時の国産自動車と言えば殆どがトラックかバスで、乗用車と言えば進駐軍の持ち込んだアメリカ車のみ。そんな時代・・・今改めて父の言葉を思い起こすと『命懸け』と言うのは道路事情もさることながらクルマ自体が「いつ故障してもおかしくない」「今では考えられない程 信頼性に欠ける」と言う意味も含んでいたと、想像に難くない訳です。

そして前述の越前市南部「塚原」交差点以南は1958年から1972年まで有料道路で、それ以前の国道8号線は別ルートだったと。。。廃道マニアの中でも有名な「春日野隧道」や「旧々桜橋」(過去フォトアルバムUP済「桜橋x3本(新・旧・旧々)」もその一部ですね。

以下 “越前・若狭 歴史街道 上杉喜寿 著 1992年初版”より抜粋:
『それは千有余年の歴史を秘めた古道 ”北陸道”が原型とされ、明治20年開通の”敦賀街道”を経て”国道53号線”と呼ばれた事もあった。』
『国道8号線とは昔からの北陸道をうけて、新潟市から京都市に至る延長578キロを言う。北陸地方と京阪神及び中京地区を結ぶ唯一の幹線道路で、このうち福井県下の道程は92キロばかりをいい、”敦賀街道”と呼ばれる区間はその半分ほどで、春日野から大谷までの区間はとくに運転者泣かせの道であった。』

父が70年前に通った旧国道8号線・・・
それは 所々に未だその面影を残すけれども、残念ながら ほぼ人々の記憶から消えつつあるようです。そして僕の中では まだまだ分からない部分を多く残しています。
また春日野隧道は崩落の為に通行不可だそうですから、そもそも全走破は無理。。。それにセダンでは行けそうにありません 。
しかし単身赴任で この地に居る内に、出来るだけその痕跡・遺構に触れてみたいと思うのです。

旧々桜橋(標高65m)から標高約200mの大良地区へ一気に駆け上がる訳ですが・・・

フォトアルバム
Posted at 2023/03/24 23:32:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ ルート | 旅行/地域
2023年03月22日 イイね!

最後の一合飯

最後の一合飯単身赴任してからこの3年半、しっかり炊飯器で ご飯を炊いて来たんです。

それと言うのも、まず会社に配達弁当が来る事が非常に助かりました。
おかずだけを頼んで、炊いて容器に小分けした後 冷凍して置いたご飯と野菜サラダだけを持って出勤すれば良いんですから。
もちろん弁当屋さんが休みの日は、コンビニ弁当になりますが・・・
いつも三合の米を炊いて、それを概ね9~10食分に分けて冷凍して置きます。
ま、1食分だとかなり少ないですが、麦や雑穀を混ぜるので結構腹持ちも悪くないかと・・・。


さて、コメの残り加減が心配だったんですが クーポンだったかポイントだったかで数百グラムの雑穀米を貰ったんです。
その残りを計量カップで計ってみたら、まぁまぁ ほぼ一合分^^

で、最後の一合飯を炊いた訳です。
この雑穀米、炊上りの色がエグい。。。コメ何%だよ!!(笑
しかし、とっても噛み応えがあって、それなりに旨いです。

karyok

Posted at 2023/03/22 19:09:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑感 | グルメ/料理

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「いつかはクラウン http://cvw.jp/b/183514/48483779/
何シテル?   06/13 19:32
★時々「クルマいじり」しますが、新しい物には疎いです。 ★アメリカ車、旧車も好きです。 ★このHN見てピンと来た人は趣味が合うかも!?
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