散らない枯葉のブログ一覧

昨日はつきたてのお餅を食べました。

　もう何年も、１２月３０日にはお餅をついて、「あんこ」と「きなこ」と「おろし大根」で食べるのが我家の年末行事で続いています＜笑＞。　タイトルに「ゆく年くる年」と書きましたが、大晦日から新年に渡る今日の日が例年と変わりなく迎えられるのは年齢が丁度平均健康寿命に並んだ私にとってはお目出度い事だと思います。　今年変わったことは、マスクが必需品になったことかな、、最近はややもするとお顔の防寒装備になっているので手放せません＜笑＞。

　タイトル画像は玄関に取り付けた "しめ縄" です。　昔ながらのシンプルなこの地の伝統的なものです。　年末に買い求めていますが、今はこの手の古風？なしめ縄はお店の片隅に押しやられ、派手な現代風？のしめ飾りが主流になっています。 "しめ縄" を自宅玄関に飾るのは、お迎えするのに相応しい神聖な場所であることを神様に示すためなんだそうです。　・・明日には２０２２年の「年神様」が来てくれますように、そして来年もプログが連投できますように、、。

ＰＨＥＶ普及への真面目な取り組み。

　三菱「アウトランダー」が今回意欲的なモデルチェンジをしたことを昨日のプログに取り上げました。　先の「アウトランダー」が登場したのは２０１３年、まだ回りをみても競合するＰＨＥＶの存在は無く、どの程度の価格設定をすればお客さんに買ってもらえるのか三菱自も決め手を持っていなかったのではないかと思います。　発売開始時のスタート価格は３４９.５万円と今考えれば破格の値付けです、ＰＨＥＶは高いとの烙印を押され普及が遅れることを恐れた、相当無理をした価格設定であったように思います。　その後マイナーチェンジや、モデルイヤー毎に値上をしてきましたが、安全装備追加等の値上げ要因を企業努力では吸収しきれなかった表れではないかと思います。


　今回のモデルチェンジでは、競合車と言われる「ラブ４ ＰＨＶ」の出現で、適正価格的な数値がライバルから示された事もあり、ほぼ同価格帯の車両価格に設定されました。　ようやく日本国内のミドルサイズＳＵＶ・ＰＨＥＶ・ＡＷＤ車の価格水準が決まってきたようにも思います。　ＰＨＥＶとＢＥＶどちらがお値打ちかの議論はまだまだ続くと思いますが、このＰＨＥＶの国内価格が、今後のＢＥＶの価格設定にも影響を与えることは間違いないように思っています。

意地を見せたモデルチェンジ。

　三菱「アウトランダー ＰＨＥＶ」が１２月１６日から販売開始された。 先行受注台数は発売開始までの約１月半で月販売目標台数１，０００台の約７倍となる６，９１５台と、大変好評を博していますとホームページで紹介されています。　三菱自が独力で育てていたＳＵＶのＰＨＥＶ市場に、今年は性能スペックで上回るトヨタ「ラブ４ ＰＨＶ」が新規に参入し好評に販売台数を伸ばす中、三菱自としても黙っている訳にはいかずに、９年間のＰＨＥＶの経験と知見を全て織り込みフルモデルチェンジに踏み切ったと思われます。


　上の表で「アウトランダー ＰＨＥＶ」新旧の変更内容と「ラブ４ ＰＨＶ」との比較をしてみました（５人乗りで）。　全ての面で「ラブ４ ＰＨＶ」を意識して地道に性能アップをしている上に、より大きく立派に見えるボデーサイズ、オフロードカー寄りの商品魅力協調、そして5人乗り／７人乗りの設定と、「ラブ４ ＰＨＶ」には無い商品力を持ち合わせた、三菱自が意地を見せたモデルチェンジだと思います。　個人的にはＰＨＥVはＢＥＶを超えるの商品価値のあるクルマと思っています、日産にＯＥＭ供給することなく三菱自の意地でこれからも売って行って欲しいですね。

補助金頼みの危うさ。

　例えば レクサス「ＵＸ３００ｅ（タイトル画像）」を購入すると、今年の１１月頃までは補助金最高額の８０万円ものＥＶ補助金が出ていました。　しかしＥＶの他、ＦＣＶやＰＨＶまで賄う補助金の補正予算が底を付き、上乗せ分が無い４２万円に減額となってしまいました。　急遽、今国会で「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」の補正予算を成立させ、減額前の手厚い補助金が貰えるようになったみたいです＜汗＞。　これでメーカーも手厚い補助金の恩恵に与かりＢＥＶを販売ができるので、高額補助金を販促材料にしての売り込み競争が再び？ 盛んになるのかもしれませんね＜汗＞。


　 ＢＥＶ販売促進のための補助金ですが、お客さんの為なのか、メーカーの為なのかと考えると中々複雑ですね＜笑＞、意地の悪い見方をすればメーカーが５００万でも利益の出るクルマを、補助金を考慮に入れて５８０万円に値付けして販売すれば、補助金は実質的に全てがメーカーの利益になってしまいます。　一般的にも補助金頼みの商売は、メーカーの原価低減や競争力を鈍らせる悪循環の元になるとも言われています。　根本対策は補助金を当てにしないＢＥＶの時代が訪れる事、、その時になればお客さんは補助金が無くとも現在よりも、より良い商品がより安く買える時代になっていると思います＜笑＞。

大雪、物流が心配ですね。

　今年も残すところ５日になり、そろそろ工場も正月休みに入ったものと思っていましたが、生産遅れを挽回する意味もあるのか、今年は２８日まで稼働するとの事です。　そんな工場も、年内納車に向けて頑張っている販売も、この大雪で物流が滞り思わぬ痛手となっているのかもしれませんね＜汗＞。　今朝起きて外をみたら雪が積もっていました、ほんの１～２センチの雪ですが、年に数えるほどしか雪景色をみない当地では、何か季節便りが届いたようで嬉しく思います。　タイトル画像は玄関先に咲いた雪中花、ユリオプスデージーの花姿です。