これは、全国共通だと思いますが普通の1戸建て家庭に引き込まれている電線で、単3(単相3線式)と単2(単相2線式の違いです)
こちらは、私の自宅の支持点(電線の受け口です)線が3本有ると思いますが、これが単3です。
引き込み線の色が解りにくいですが内線側(後で説明します)で、赤白黒の色が解ると思います、白は中性線(アース)に成っています。
単相の200V(正確には200Vは出ません)のエアコンやオーブン等の配線は、赤黒の2本の線間電圧を利用するので、アース線は接続しません。
また、電力会社によって契約内容は違うと思いますが、東電管内の場合は内線の太さによって通常は60AのSB契約が最大なのですが、その上の契約も選択出来ます。
こちらは、今は余り新しい家では見かけ無く成りましたが、単2の引き込み線の支持点です。
線が2本だけなのが解ると思います。
こちらは、100Vの電圧しか供給されませんし契約は東電の場合最大30A迄です(1時期内線の太さが許容電流に耐えられる設備なら40Aや50Aも可と言う変な事も有りましたが、今は知りません)。
どちらの画像を見ても解ると思うのですが、私の自宅の支持点にはアース線に、単2のお宅の支持点には2本ともの黄色いチューブが付いていると思います。
昔は、全ての線に入れてましたがコストダウンで今はアース線のみに入れています。
これは、分界チューブと言う物で東電とお客との財産分界点を表しています。
これより電柱側が外線(東電の財産)で家側は内線(お客の財産)に成ります。
これは、高圧受電の工場にも1号柱(引き込み柱)、先方注(スッキリポール等で敷地内に小柱を建てて引き込み線を受けている一般家庭)にも必ず入れられています。
赤色のチューブが入っているお宅も有ると思いますが、その違いは東電や協力会社が工事した場合は黄色で、引き込み線工事委託の許可を持っている電気工事店(委託工事店)が工事した場合は赤色のチューブと言う様に分けて有ります。
マンション等は、各家庭では無く受電している場所に財産分界点が有ります。
この様に街灯等にも入っています。
次に、電柱と電信柱の違いですが単純に電力会社の柱が電柱でNTTの柱を電信柱と呼ぶのだと私は教わりました。
こちらは、手前が電話線だけのNTT柱でその向こうが電話線や光ケーブル、CATV等が共架されている電柱です。
電柱に電話線等が共架されているのは解り易いですが、NTT柱に電線や引き込み線が共架されている場合も有ります。
近くにその様な所が無いので画像は撮れませんでしたが、今後画像等を忘れずに撮る事が出来ましたら書いて見たいと思います。
長く成ってすいませんが、1戸建てにお住いの方は1度確認して見るのも良いかなと思います。
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電気 | 日記
Posted at
2011/09/23 12:10:56