今度通勤等で道を歩いたりして、建っている電柱を見かけた際に思い出して頂けると地上から10mってどの辺りか等少しは目視で確認出来る様に成ると思います。
これは、どの電力会社でも統一されている基準だと思います。
電柱っていろいろな長さが有りますが、建柱する際の根入れ(埋める深さ)はどの位なのか興味を持つ方はまずいないと思います笑
震災の時、液状化で電柱が大きく傾いたりしている画像は見た事があると思いますが、傾いても中々倒れるまではいかないと思います。
この2つの電柱の画像をみると、12-50と14-50と言う数字が確認出来ると思います。

50と言う数字は説明が長くなるのでしませんが、12と14と言うのは電柱の全体の長さを表しています。
この、電柱を建柱する際穴を掘る訳ですが、掘る深さの基準は電柱の長さの1/6以上と言う決まりが有ります。
単純に言えば12m柱だと2m以上が根入れですので、地表に出て入るのは10m以下と言う事に成りますので、この電柱の1番上が地上からおよそ10mだと目視で確認出来ます。
14m柱だと2,4m程が根入れですので電柱の頂上は12m弱に成ります。
他にも、15m,16m柱等が有りますがこの数字を見て上を見あげれば大体の高さを目視出来ると思います。
1/6って少なく感じる方もいると思いますが、電柱は下から上に行けば行く程細く成ってますので、建柱作業をした際にも感じましたが、結構安全な基準だなと思いました。
また、電柱と電柱の間の距離ですが、強度等の関係で大体25m~30m位で1本と言う様に通常は設計しますので、例えば300m先を見ようとすれば電柱を11本位過ぎた付近が大体現在地から300m先だなと判断出来ていました。
どうでも良い事ですが、もし思い出して頂ければ暇つぶし程度には成るかと思います。
ブログ一覧 |
電気 | 日記
Posted at
2011/12/03 16:40:50