昨日の事ですが、鰻を食べて満足感に浸って戻る途中信号待ちで、癖に成っているのですが笑電柱を見上げたらカラスに巣を発見しました。
交通量がそれ程無い為、車を停めてもう昔の巣でカラスがいないのか確認して見ましたが、画像でも分ると思いますがカラスが巣の脇に居ます。

見ている内にカラスが飛んで行きましたので、中に子供がいるかも知れませんが、下からは確認出来ませんでした。
卵が有るだけなのかも知れません。
この巣がある場所が、高圧線が2回線ある上部の開閉器の腕金の上だし、腕金はA種接地帯ですので、このままではカラス(鳥が電線の上に乗っていても接地帯に触れれば感電します)が感電したり、巣は木やハンガー等色々な物でカラスは作っている為、それが地絡の原因と成って低圧線とは違いますので、変電所のリレーがトリップして広範囲な停電に成る恐れが有ります。
おまけに電線の太さからこの線路は大容量だと言う事が分ります。
下部の高圧線にビニールや凧等の飛来物が付いている位なら、現場にいた時は昇って取っていた経験が有りますが、この場合は下部の高圧線を防護しなければ作業員が感電してしまうし、おまけにカラスは巣を撤去する際上空を旋回したり、近づいて来て威嚇して来ます。
高所作業車を使用しても、開閉器は投入状態ですのでリード線にも防護が必要で結構大変な作業だと思います。
良く見ると腕金に鳥が乗れない様に何て呼ぶのか忘れましたが、細かく突き出している物が有りますが、周りを見ても糞害に成る場所では無いので、以前もカラスが巣を作って対策して有るのかも知れませんが、何も役に立って無いですね。
高圧線の活線作業は相互監視が原則ですし、これはどう考えても1人では無理な作業な為、住所が分らないので明神26と言う電柱Noを控えて戻って東電に連絡しました。

電力会社にはポールマップ(電柱Noでの地図)や、き線図(高圧線だけの地図)で電柱や開閉器や変圧器等を管理してますので、電柱Noで場所は分ります。
所が、私が社員だった頃は直接管轄している営業所や支社に受付が有って、直ぐ作業員が向かう様な仕組みでしたが、今はカスタマーセンターと言う派遣の方が受付をして社員は受付をしていません。
その為、電柱Noを伝えても「どんな字ですか?」とか危険性を説明しても、まるでお話に成りませんし、「取りあえず現場に作業員を向かわせます」と1人だけ作業員を向かわせる様な事を言ってます笑
人件費削減で、この様にお客と直接話をしない体制が1番の問題だと思いました。
話をしても無駄だと思いましたが、一応伝えて名前は通行人にして貰いました笑
電話を切って直ぐ同期も居ますので、直通の電話番号で支社に連絡した所、後輩に繋がりましたので訳を話した所、「この後雨に成るかも知れないので(降りませんでしたが笑)その前に現場に向かいます」との事に成りました、雨天時は高圧線の活線作業が出来ません。
設計で使用される装柱記号と呼ばれる物も以前と変わって無い様でしたので、上から記号で伝えました。
ちょっと話をしましたが、原発に付いては相変わらず何も情報が入っていないそうです。夏の賞与に付いては聞き忘れました。
私は、車に乗っていて信号待ちしている時や、歩いている時でも電柱や電線を見たり、電気工事中との標識をみると「どんな作業だ」とか見上げるのが癖に成ってしまってます笑もし、皆さんもたまに上を見てこの様な塊が電柱の上に有るのを見かけたら、是非遠慮する事無く電力会社に連絡をした方が良いと思います。
停電防止や落下物防止にも成ります、また住所が分らなければ電柱Noだけでも構いませんしそれも不明なら電柱の広告でも分る場合も有りますので。
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Posted at
2012/04/17 09:00:48