「責任は格段に重い」のに5年も減刑した理由は何？

女性首輪暴行死、主犯格の女に懲役１５年判決

TBS系（JNN） 12月9日(月)12時36分配信
去年１０月、青森県青森市で友人の女性に犬用の首輪をつけて監禁し、暴行を加え死亡させた罪に問われている女の裁判員裁判で、青森地裁は懲役１５年を言い渡しました。

この裁判は、青森市の無職・齋藤真紀被告（４１）が去年９月から１０月にかけて、男３人と共謀し、太田しのぶさん（当時３１）に暴行を加え、死亡させた傷害致死の罪に問われていました。

齋藤被告を「神と話せる」存在だと信じていた共犯の男らは、すでに懲役１２年から９年の刑が確定していて、この裁判では齋藤被告が主犯であったかが争点となっていました。
９日の判決公判で、青森地裁は「暴行は凄惨で一際悪質」と指摘したうえで、「主犯として認められ、他の共犯者と比べて責任は格段に重い」として、２０年の求刑に対し、懲役１５年の判決を言い渡しました。



これは、驚きましたが裁判員裁判の判決何ですよね。
求刑が20年では無く死刑でも良いと思いますし、判決で「暴行は凄惨で一際悪質」「主犯として認められ、他の共犯者と比べて責任は格段に重い」と迄、断罪して置いて求刑よりも5年も短い判決に成った理由は何なのでしょう。
いつもこの手の報道だとマスゴミは、減刑理由を喜んで強調する様に思ってましたが、裁判長は理由を言わなかったのですかね。
厳しい言葉とは、違って優しい判決に何か違和感を持ってしまいます。

参加された裁判員の方は「市民感情」と言っても、実際裁判に参加してしまうと、裁判官の影響なのかは分りませんが「人の命」を机上の論理や「殺人では無く傷害致死罪」と言う罪名で判断してしまう物なのでしょうか。
それとも、殺されてしまった人は、もう何も言えないって事を忘れてしまっていたのですかね。

最初私は、この事件は変態集団の行き過ぎた行為だと思っていましたが、実際はカルトによる洗脳ですよね。
今回、判決を不服とするのか、このまま受け入れるのかは分りませんが、確定すればこの女は60歳前には外へ出て来れる訳ですから「15年で済んでラッキー」とか喜んでいるのでは無いかと。
出て来れば、この様な奴は病気ですから、また同じ顔ぶれで元のさやに納まるだけだと思います。
そもそも、共犯の2人からして量刑が軽すぎる様に感じます。

傷害致死罪や過失致死罪と言うのは、良く耳にしますが、そろそろ適用条件を考え直さないと、被害者や遺族が浮かばれないと思います。
実際は、本当に殺意が無い場合も確かに有るでしょうが、この事件は「殺人罪」で良いと私は考えます。
検察は、殺意の基準と言うのか分りませんが、他の事件等を考えても、ハードルを上げ過ぎている様に感じます。

どうしても、現行法での解釈が難しいのなら「殺人罪」と同様かそれ以上の「傷害致死罪」が有っても構わないと思います。
動機や経緯が理解出来る「殺人罪」と、動機や経緯が全てに置いて非人道的だと思われる様な「傷害致死罪」では「傷害致死罪」の方が重くて当然で「傷害致死」だから「殺人罪」より軽いと言う単純な決め方ではこの様な事は増えるだけでは無いかと。

私個人の考えですが「詐欺」や「性犯罪」や、この手の「殺人罪」と認められなくても、非人道的な行為をして人の命を奪ったなら、求刑は法定を、判決は求刑を上回って当たり前だと考えます。

今回は、裁判員裁判ですから、どんな考えの方が参加されたのかは分りませんが、このまま刑が確定したのなら、死刑には出来ませんので、せめてこの女には刑期が終わるまで首輪を付けて繋いで置けば良いと思います。
出て来れば、必ず同じ事をしますので共犯の3人も一緒に何処かで、隔離して強制労働をさせるのが1番の様な気がします。

カルトは、本当に人の弱みに付け込んで、人を不幸にするだけだと思います。