「NHKだけ映らないアンテナ」で受信料支払い不要に? 「公正で有益なNHKのあり方を議論するきっかけに」
ITmedia ニュース 4月27日(月)13時26分配信
筑波大学視覚メディア研究室が開発した「NHKだけ映らないアンテナ」が「ニコニコ超会議2015」(4月25~26日、千葉・幕張メッセ)の「ニコニコ学会」ブースに出展し、「研究してみたマッドネス」部門で大賞を受賞した。実際に受信料の支払いが不要になるかは今後司法の判断を仰ぎたいという。
「NHKと契約する・しないを選択する自由を国民に提供する」ことを目的に開発されたアンテナ。「共振型ノッチフィルタ」を使い、関東のNHK Eテレ(26ch:中心周波数551MHz)とNHK総合(27ch:中心周波数557MHz)の中間より少し高い周波数にピークがあるノッチフィルタを作成し、高確率にNHKの2放送を同時に遮断する。
受信しないための最もシンプルな発想としては「NHKだけ映らないテレビ」となるが、NHKはデジタル放送技術に関する多くの特許を持つため、実際の開発・販売は難しい。「知財権の制約のない古い技術の組み合わせ」でアンテナフィルタを使って受信できない状況を作り出した。
放送法上は「(日本放送)協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」(64条)と定められている。このアンテナを使うことで契約義務がなくなるのか、受信料を支払う必要がなくなるのか──は、専門家を交え裁判で検証していくという。
「脱法行為ではないか」という批判に関しては「むしろ現状こそが違法行為であり、違法状態の低減に寄与できる」「国民にとってより公正で有益なNHKのあり方を本格的に議論するきっかけになることを願う」――と同研究室の掛谷秀樹紀准教授がWebサイトで見解を述べている。
簡易に取り付けられる着脱タイプのフィルター単体より確実な方法として、マッチング回路とフィルター回路を一体化したアンテナも新たに開発した。
フィルター単体は「iranehk」(イラネッチケー)として、関東地上波(7965円・税込)BS版(7587円・税込)ともにAmazon.co.jpで販売中だ。関東広域圏以外に対応した製品も順次開発していく。
NHKの受信料の支払いを拒否して裁判に成っていると、たまに見かけますが放送法とやらで「(日本放送)協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」(64条)と定められている。と成っていますから、裁判を担当する裁判官の自宅にテレビが有って受信料を支払っていれば、どう考えても支払いを拒否している側には不利で、NHK側に有利な判決が出るのが現実の様ですね。
そのせいか受信料不払いで裁判のニュースをたまに見るとNHKは「判断は司法に任せる」としか言わなくて、結果は出る前から分っていると言いたそうな印象を受けます。
私の個人的な考えですが、契約ってお互いが同意して成り立つ物で、放送法で定められている内容は、一方的な強制契約みたいな物で考え方によっては違法と言えるのではないかと思います。
観たい人が観れるようにすれば良いだけで、NHKがスクランブルをかければ良いのでしょうが、職員の給料は高額でもその手の予算は厳しいのかその様な動きも有りませんので、この様な製品が開発されるのでしょうね。
今のNHKは民放で出来ない事を放送して、受信料を徴収している様には思えません。
民営化すれば良いと言う意見も多い様ですから、この製品が開発される事によってNHKに対する様々な議論が起こるのは良い事だと個人的には考えますので、メーカーは開発に力を入れて欲しいです。
もし、この製品を使用すれば受信料を支払わなくても良いと言う事に成れば、勿論私も購入すると思います笑
まとまらない内容ですいませんが、本来ならこの様な製品が開発されるよりも、放送法を見直すだけで済む話の様な気がします。
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