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富士山頂上からスノボーの会社員、滑落し重傷

２０日午後２時頃、富士山吉田口登山道８合目半付近の吉田大沢で、前橋市荒牧町の男性会社員（３１）がスノーボードで滑走中に滑落し、背骨を折る重傷を負った。

会社員は同日午前６時頃から友人と２人で登山を始め、午後１時頃、頂上からスノーボードで滑走を始めたがアイスバーンで転倒し、８合目半から７合目半付近まで滑落したという。その後、県防災ヘリ「あかふじ」で甲府市内の病院に搬送された。

(2012年10月21日12時26分 読売新聞）



私は、スキーは数回の経験しか無くスノボードはやった事が有りません。
ですので、その手のスポーツの「楽しさ」と言う事は理解が出来ていません事を最初に書いて置きます。

そもそも、自己責任の世界なのかも知れませんが、私は富士山でスノボードやスキーが出来るとは知りませんでした。
今の時期の富士山は、6合目以上は入山禁止に成っていないのでしょうか？
開山期間中でない場合は、登山届けを提出し無ければ禁止行為に当たると思うのですが、この人は、公式に許可を貰って滑ったりしていたのですかね。

「楽しさ」が分らない私には理解が出来ませんが、何か血が騒ぐ物が有るのかも知れません。
でも、勝手に滑って滑落したなら自業自得以外何物でも無いし、本人が滑落して怪我するのは構いませんが、下手したら落石等で第3者へ迷惑かける可能性が有る事すら、考えられ無い時点で終わっていると思います。

スノボーって熟練者でも、平気で大怪我をすると聞いた事が有ります。
元々一枚板という転倒しやすい構造だし、おまけに転倒しても板から足が離れないので、両足固定されたまま、大きな慣性で回転し続けて、色んな所を打ち付けるいる為、背中や頭をモロに打つ事故が多い様ですね。
それを、スキー場でもない富士山の頂上から滑るのは自殺行為では無いかと。
スノボーをする人で、周りの迷惑を考えられない人達が増えたら、禁止区域増やすなりライセンス制を導入するべきでは無いかと感じます。

背骨を折ったと言う事ですが、滑落している距離も長いでしょうし神経をやられてしまっていたら下半身不髄で一生車椅子生活かも知れませんね。
富士山頂上が人生の幸せの頂点だった事にも成りかねないと思います。

「県防災ヘリ「あかふじ」で甲府市内の病院に搬送された」との事ですが、自治体や公共のレスキューヘリコプターでは個人負担は無い様です。
でも、今回のケースは許可を貰っていないので有れば、山での遭難同様自己負担にするべきでは無いかと思います。
わざわざ、自分勝手に危険な行為を行って置いて、怪我をしたら防災ヘリを出動させるなと。
あくまでも無許可で違反行為だったらですが、今回は実費請求にしないと、真似をする人間も出て来るしキリが無いと思います。
「馬鹿は死んでも直らない」状態に成ってしまうのでは無いかと。

私は、人生はその人の物ですから、何に命を賭けるも自由だと思いますが、自分だけでは納まらずに、肉親や第3者に迷惑を掛けるのは馬鹿がする事だと思っています。

今年は世界遺産で有る那智の滝でロッククライミングした馬鹿もいたし、今回は富士山頂上からスノボーで大怪我。
何か他の事にそのエネルギーを有効活用すれば、もっと良い事が見つかる様な気がしますが笑