2013年06月25日
<タツノオトシゴ>誕生の瞬間を撮影 鳥取・浦富海岸
毎日新聞 6月24日(月)11時22分配信
鳥取県岩美町の浦富海岸で、地元のアマチュアカメラマンの山崎英治さん(37)が今月、タツノオトシゴの雄が腹部の育児嚢(のう)から稚魚を放出する瞬間の撮影に成功した。同県山陰海岸学習館の和田年史主任学芸員は「飼育中でも撮影例は少なく、自然環境下での撮影は極めて珍しい」と話している。
タツノオトシゴは雌が雄の育児嚢に産卵し、雄が稚魚になるまで保護する。山崎さんは先月31日午後10時、腹が膨らんだ雄が複数いる浅瀬にスキューバダイビングで潜り、観察を始めた。約5時間後、1匹から体長約1センチの稚魚が丸くなった状態で次々にはき出され、5分間で約40匹が巣立ったという。
山崎さんは、海でよくタツノオトシゴを見かけるが、稚魚放出の環境や時間帯などは分かっていないことを知り、2010年から撮影に挑戦してきた。初めての撮影成功に「言葉が出ず、鳥肌が立った。今後は研究者と生態を調べ、山陰海岸の魅力を発信したい」と話している。【北村弘一】
タツノオトシゴって、昔海で素潜りをしている時に見た事は有りますが、意外に良く生態が解明されていないのは知りませんでした。
生命の神秘の1つなのかもと思ってしまいますが、その瞬間に立ち会えたと言う事は素晴らしい事で、想像すら出来ません。
今回は画像だけの様ですが、映像も是非見て見たく成ります。
まだ、他にも生態が解明されていない生物が海には沢山いるのでしょうね。
海は、本当に神秘の世界だと感じます。
Posted at 2013/06/25 11:18:20 | |
ニュース | ニュース