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献花台撤去の撤回求める　福知山爆発事故被害者の会

京都新聞 12月14日(土)0時29分配信

京都府福知山市の露店爆発事故で、現場の献花台を撤去することを決めた福知山商工会議所に対し、被害者の会（盛本英靖会長）は１３日、撤去の撤回を求める要望書を提出した。
要望書は、撤去方針を伝える報道を受けて同会に「被害者当事者、市民から問い合わせが殺到している」とし、１９日の初公判前の撤去について、「世間的にも常軌を逸した行為と受け取られてもやむを得ない」と厳しく批判している。
同会議所は、強風などで献花台が倒れて通行人がけがをする恐れもあるとして１６日に撤去する方針。梶村誠悟常務理事は「亡くなった方への献花台であり、撤去について遺族の了解を得ているため、撤回はしない」と話した。



最初にお断りしておきますが、このブログを載せた時点では、撤去されたか結果は分っていません。

被害者の方が、納得行かない気持ちも分らないでも無いですが「亡くなった方への献花台であり、撤去について遺族の了解を得ている」との事で、遺族の方が了解をしているのなら、いくら初公判前でも「世間的にも常軌を逸した行為と受け取られてもやむを得ない」とは、私には思えません。
世間的にも、撤去が受け入れられる日と言うのは、一体いつに成るのでしょう。
一刻も早く忘れたいと言う遺族の方もいるでしょうし、記事にも有りますが、強風で献花台が倒れたりして怪我人が出たりしたら、身も蓋も無いと感じます。

「被害者当事者、市民から問い合わせが殺到している」と有りますが、あくまでも「亡くなった方の為の献花台」である事で有る訳ですから、遺族が了解したのなら、献花する人の気持ちより、亡くなった方や遺族の気持ちを第一に考えた行動をして欲しいです。
献花台が事件を解決してくれる訳でも有りませんので、もう、亡くなった方や遺族をそっとしておいてあげた方が私は良いと思います。

献花したい人や手を合わせたい人は、献花台など無くとも祈りを捧げていくはずですし、事故現場と言う前に公共の場で有る訳ですから、49日で区切りを付けず百か日過ぎ迄、献花台を設置してくれただけでも、商工会議所には感謝しても良いのでは無いかと考えます。
必ず、どこかで区切りは付けなくては成らないのですから、今日を区切りに皆さんで前向きに成って貰いたいです。

「残せ」と言うのは簡単ですが、維持するのは費用も掛かりますので、簡単な事では無いですよね。
献花台が無くても献花は出来ますが、風で飛ばされてしまう場所らしいので、早いと思う人は、個々に心で献花をすれば良いし、故人にも気持ちは伝わると思います。

ずれますが、震災でも遺族が早く撤去を望んでいる物を、自称有識者や変な怪しい団体が「保存しろ」とか騒いでますが、遺族の心情や維持管理費等は全く無視している様に感じます。
今回の事件を起こした露天商には、損害賠償を支払う能力が有るとは思えませんので、献花台を設置して維持する費用が有るのなら、被害者の救済に少しでも回す方が良いと思います。

マスゴミはこの様な事よりも、全く報道し無くなった事件の経過に付いてもっと報道しろと。
「ガソリン容器のふたが勝手に飛んだ」とかで終わってますが、露天商が一体何をどうしたのか？本当の原因は何なのか？そちらの方が重要だと思います。