
みなさん、こんにちは!
12月10~12日の3日間、昨年に続き沖縄へ行ってきました。
ハイドラ的に今年のターゲットは石垣島、さらに西の小さな島で端っこ制覇を目指します。そして沖縄本島は再訪地を含めて深く味わうことが今回のテーマで、その通り素晴らしい旅となりました(^_^)v
長くなりますが、よろしければお付き合いください。タイトル写真は石垣港離島ターミナルに設置された島の英雄?具志堅用高さんのモニュメントです。
<12月10日(日)・第一日>

今年も地元観光会社の格安ツアーで2泊3日の那覇市内宿泊プラン(レンタカー付き)を選択。これでも新幹線の名古屋-東京往復運賃よりも安いです(^^;)
しかし!今回は石垣島へ行くので、1日目の宿泊とレンタカーを放棄しました。
このツアーの特長はとにかく現地滞在時間が長いことです。電車では間に合わない午前6時フライトのSky便に乗るため中部国際空港まではV40の出番です。
自宅を午前4時、最近では遅い出発です。定刻通りにフライトし、奄美大島上空を通過。

まず那覇空港に到着し、石垣行きJTAに乗り継ぎます。乗り継ぎは初体験で手続きに不慣れなため、あやうく乗れなくなるところでした(^^;)
写真は那覇離陸前の格好いい戦闘機のバックショットです。

ついに憧れの石垣島の地に降りました!
自力で事前手配していたレンタカーに乗り込みレッツゴー!

空港から北上すること15km、第一目的地の玉取崎展望台から美しい海とご対面!
ここはパノラマで展望を楽しめますが、写真は北側の「シーサーのしっぽ」と呼ばれる平久保半島を望む一枚です。

続いてその平久保半島に向かいます。玉取崎から15km強北上して北端の平久保崎に到着。まずは北端を臨むショットです。

そして丘に登って灯台越しに沖縄ブルーの大海原です。四国のお師匠さんが絶賛されていた通り、素晴らしい眺めです。

ここからは海沿いに南下します。せっかくなのでダムCPをゲットしながら(笑)
島内5つのダムのうち一番北に位置する大浦ダムに到着。石垣島での相棒は白いノートくんです。

県道79号吹通橋でヒルギ群落に立ち寄りました。ヒルギよりマングローブと呼んだ方がわかりやすいですね。
マングローブは熱帯や亜熱帯の河口付近など、潮の満ち引きのある場所に分布している植物の総称だそうです。干潮時刻に合わせればシオマネキやカニさんの姿が見られるみたいですが、時間が合わずちょっと残念でした。

そのまま県道を南西に進むと「底原ダム」の案内が目に付きました。残りのダム巡りは翌日の予定でしたが悲しい性?で県道87号線に折れてトンネルを抜け底原ダムへ。石垣島で最大のダムですがCPは堤防の真ん中付近。クルマでは走れず200mぐらい歩いてやっとゲットできました。
「真栄里ダム」「名蔵ダム」とCPゲットして通った道を引き返し、再び県道79号に戻りました(^^;)

米原のヤエヤマヤシ群落に立ち寄りました。「ヤエヤマヤシ」は八重山諸島の中でも、石垣島と西表島にしか生息しない固有種として非常に珍しいヤシで空に向かって真っ直ぐ伸びるのが特長だそうです。左側の写真は普通のヤシで比べると違いが分かりますね。

そしていよいよ“石垣のメインディッシュ”川平湾に到着。うわさに違わず本当に美しくまさに南国のリゾート地の景観です(^_^)v

ビーチに降りて改めてその透明度に驚かされます。やっぱりココに寄らずして石垣島は語れませんね。

ダム巡りをした関係で最西の御神崎を諦め、石垣港離島ターミナルに直行します。
まだまだ西進を欲張り、15時20分発の黒島行き高速船に乗り込みました。

船は小型ですが、かなり速く60km/h以上のスピードを出します。石垣港から黒島港まで20kmほど離れていますが、約30分で結びます。水しぶきもかなり跳ね上がります。写真は黒島付近ですが、この辺りから急に海の色がエメラルドブルーに変わり、発着5分間が最高の見所と言われています。

ほとんどの方は黒島?と思うでしょうが、ハイドラーにとっては重要なCPがあり、島の形から「ハートアイランド」とも呼ばれるそうです。あっ手作り看板は“ハートらんど”ですね(笑)
島内の足はレンタサイクル、ママチャリでGO!

黒島唯一の県道は港から50mぐらい先を左折して始まります。クルマはほとんど走っておらず南国らしいのどかな道です。

しばらく進むと展望台がありました。人工の建造物で、高さはそれほどなくかろうじて遠くに海を望めます。

黒島をサイクリングして感じたことは、島内はほとんど牧場で非常にノンビリした空気が流れていることです。放牧された牛をたくさん見かけますが、ここで育った牛が石垣牛として石垣島へ渡ると聞き、納得です。

県道を進むこと2km強。T字路に突き当たり、ここにハート型の「道100選の碑」がありました。「県道黒島港線」CPもこの付近でゲットできました(^_^)v

帰りの船の時間にちょっと余裕があるので伊古桟橋まで足を延ばしました。桟橋は普通ですが、驚いたのは水の透明度。こんなにキレイな鏡面の海は初めて見ました。

島の滞在は僅か90分ですが、本当に来て良かったと心から思いました。
帰りの船でサンセットを眺めつつ、石垣島へ戻ります。

港近辺の重要なCP狩りを済ませてホテルヘチェックイン。そして超楽しみな夕食です。
事前に予約していたお店まで10分ほど歩き、石垣牛焼き肉のお店でファイヤー! 久しぶりに値段を気にせず、店員のオススメに従って気の済むまで注文というスタイルで石垣牛を堪能しました(^o^)
いろいろなブランド牛と甲乙付けがたいですが、ご当地で食すのがやっぱり一番美味しいですね。

というわけで超充実した1日が終了。取得したCPも国道最西端と最南端、そして県道黒島港線と貴重なものばかりです。石垣島と黒島・・特に黒島はハイドラバッジがなければ存在すら知らずに人生を終えたと思います。そんな場所に導いてくれたハイドラに感謝です。
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<12月11日(月)・第二日>

石垣島の朝は残念ながら曇り空。ホテルの窓から豪華客船?の旋回ショーを観賞しました。バイキングの朝食を摂って2日目の旅の始まりです。

昨日にダムを巡ったので、沖縄本島へのフライト時間までかなり余裕があるのでまずは近場の「唐人墓(とうじんばか)」へ。
19世紀中頃の悲惨な事件で犠牲になった中国人の霊を祀った墓です。

石垣市中心部から近いスポットのバンナ公園へ。ここはバンナ岳スカイラインという道路が整備されていて石垣島の景色を楽しめます。公園入口から進んでまずは「エメラルドの海を見る展望台」からの写真が上2枚です。曇り空なのでエメラルドはお預けでした。右上は山頂方向で、この方向にさらに進みます。
山頂から下ってすぐに面白い建物が!「渡り鳥観察所」だそうです。この直ぐ下が「南の島の展望台」なのですが、こちらの方が眺めが良いです(笑)
ここで一瞬陽が差し、手前にはハイドラーに取って気になる湖が・・

というわけで湖にGO!湖の正体は「石垣ダム」でした(^^;)
これにて石垣島のCPはコンプリート! “本業”もしっかりこなし、名残惜しくも石垣島を発ちました。

沖縄本島那覇空港には12時30分頃到着し、直ぐに現地レンタカーの手続きを済ませ向かった先は南城市の「ガンガラーの谷」です。数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の森だそうです。
鍾乳洞入口の中はお洒落なカフェ(CAVE CAFE)となっていて、洞窟ライブも楽しめます。

この谷に入るためには専任のガイド付きツアーへの申し込みが必要で、行かれる方は事前に予約した方が良いです。料金は大人一人2200円です。
まずは亜熱帯の多種多様な樹木が生息する森を散策し、本格的なランタンを支給され大きい洞窟(イキガ洞)に入ると“御神体”さま?がでーん(^^;)

自然に圧倒されながら散策して道路の下のトンネルを抜けると、大主(ウフシュ)神秘の木「ガジュマル」です。この木は上から地面に根を張り、歩きながら成長を続けます。
そして右下が約1万8000年前に生きていた「港川人」のほぼ完全な人骨が発見された場所です。
1時間30分、1kmほどのツアーでしたがメチャ楽しめました。興味を持たれた方はぜひ行って見てください。

そのままR331を東進し、昨年に続き知念岬へ。今回の沖縄本島で唯一の晴れた海のショットです。

本当の目的地は山側の「斎場御嶽(せーふぁうたき)」でした。琉球王朝時代に国家的な祭事が行われてきた聖地で、その信仰は現在も続いているそうです。首里城と深い関わりがあります。
ただガンガラーの谷の直後のためか景観的にはかなり被ってしまいました。

この日の観光地巡りは終了。那覇市内の宿にチェックインして、夜の国際通りに繰り出しました。

当初は屋台村で郷土料理を予定していましたが、国際通り沿いの島唄居酒屋の看板に惹かれ、こちらに変更。妻と乾杯し、海ぶどうやチャンプルなどに舌鼓。

そして島唄ライブに聴き入りました。初めて生で鑑賞したこともあり、美しい音色と声が本当に心に響きました。
余韻を感じながら宿まで歩き、2日目も終了ですzzz
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<12月12日(火)・最終日>

3日目は波上宮へ早朝散歩からのスタートです。波上宮は昨年CPはゲットしていましたが社殿は見ていませんでした。参拝を済ませホテルに戻る途中で日の出となりました。

本島の相棒は赤のヴィッツ。ホテルをチェックアウトして沖縄道に乗り、終点の許田ICで降りて名護市「道の駅 許田」に立ち寄りました。ここでは美ら海水族館の入場券が250円引きと一番安く入手できます。
朝食抜きで向かいましたが、ここのパン美味しかったです。

R449を海沿いに北上して本部町に入り、沖縄本島と瀬底島とを結ぶ美しい瀬底大橋を渡ります。

シーズンは大賑わいの瀬底ビーチはこの時期閉鎖されていました。美しい砂浜を独り占めでき、伊江島方向をパシャリ。でも何だか寂しい・・(^^;)

美ら海水族館を通り過ぎて3分ほど走り、密かに狙っていた本部町「備瀬のフクギ並木道」へ。

防風林の役割も果たす2万本ものフクギが海沿いの集落に立ち並んでいます。木漏れ日や揺れる木の葉にとっても癒やされます。
朝の散策がオススメだそうです。

昨年に続き「美ら海水族館」です。2回目ですが何度来ても楽しめます。館内のカフェで今年も水槽かぶりつき指定席をゲットできました(^_^)v

ジンベイザメは近すぎてカメラに入りきれないド迫力!

かぶりつきショットはジンベイザメとマンタばかりですみません。黒マンタは珍しく、この水族館で一尾しかいないそうです。至福の30分間お茶を飲みながら味わいました(^o^)

ここからは空港に向かって南下します。昨年行けなかった恩納村「万座毛」で象の鼻を観賞。メチャクチャ風が強かったです。

西進して「真栄田岬」です。青の洞窟は荒天で諦めました(泣)

読谷村に進み昨年に続き「残波岬」に立ち寄りました。米軍機が練習飛行を繰り返していました。

高速に乗って一気に空港付近まで走りましたが、時間に余裕があるので瀬長島に渡りました。橋を渡りきった場所は、那覇空港への着陸機絶好の撮影ポイントです。
iPhoneでも何とかそれらしく撮れました(^^;)

レンタカーを返却し、18時過ぎに空港まで送ってもらいましたがフライト時刻は22時(^^;)
ゆいレールで再び那覇市内に向かい、ジャッキーステーキハウスで今回沖縄を締めます。人気店とは聞いていましたが、入店待ち行列がお出迎えです。

店側のテキパキした裁きで10分ほどでテーブルに着けました。夫婦そろってテンダーロインステーキを注文。値段に対するボリュームと味のバランスが高く、さすが創業60年ステーキハウスの老舗です。
満腹になって空港に戻り、予定通り22時に離陸。そして24時に中部国際空港に到着し、V40での帰宅は25時となりました。
今年の沖縄も最高の3日間となりました。今後も毎年この時期に必ず行こうと思っています。
またまた長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。