本日の最高気温は15℃って、一昨日は25℃だったのにいきなり10℃も下がりますかね、普通w 皆さま こんにちはまぁ、10月になりましたから、このぐらい寒くなるのが北海道ですけどね、こちとら夜も24時まで仕事してますから身体が付いていきませんってw
昨日は14時で日中の仕事が一段落しましたので、19時の夜間工事まで時間が空きましたから、出来るとこまでやってみました♪
エンジンをひっくり返してオイルパンを外してたらですね・・・分かる、動機も意味も分かるんですけどね、大して重要な1本じゃないのかもしれないけど、プロの選択ですから問題ないのかもしれませんけどね、ワタシは嫌い! 交換しますw
ん?ここは??
純正だと機械式の燃料ポンプが付くとこの下ですけどね、ここにはオイルパンのボルトは必要ないんですね、抜けた形跡もありませんしw
クランクプーリーを外して、フロントのカバーを外して、ん~、これがデスビを回すギアね・・・前に組んだ時はデスビを90度間違えて組んじゃいましたからね、この辺りとは特に仲良くしとく必要があります(笑
で、コイツが抜けねーっ!
スパイダーのエンジンを組んだ時はですよ、何の苦労もなくキーの上を滑ったコイツがですね・・・なんでこうも抜けてこないのか!!っとw
はは~ん、けっこう叩かれてますなぁw
これはキーか溝にですね、ある程度のダメージがあるわけですなww
チェーンを痛めないようにバールを掛けて少しづつ煽ったらですね、繋がってるチェーンとギアが上手く外れてくれましたので、残ったコイツはあとで炙ってクランクから外してやることにします。
(笑)
クランクのカバーの刻印を観察♪
この前に弄ってたヘッドのカムホルダーの件もありますからね、刻印の向きは疑います(笑
コンロッドを外します。
やっぱり刻印の向きを気にしながら・・・2番と3番が下死点にありますから、まずは2番。
こっち側ね、次に 3番
はい、あっち側ね
これ、帯広のプロが組んだエンジンですからね、問題ないでしょう!
セオリーに反していたとしても、何らかの理由があってそうしたんだと考えます。
この方がクランクとのアタリが良かったんだと解釈しますw
ちなみに1番と4番の刻印はこっち側でした(笑
これはベアリングの観察が楽しみなことになってきますねー♪
これは勉強になりますねー!
転ばぬ先の杖、と申しましょうか、アルファロメオ105のエンジンにはこのぐらいの慎重さが必要なわけであります!!
スパイダーのエンジンを組んだ時は、ここまでコッテリと液体ガスケットを盛り上げませんでしたからねー、やっぱりワタシはまだまだですw
このカバーも凄いことになってます!
最後の一回しまでボルトが抜けてこないように液体ガスケットの特性を利用してます!!
ワッシャも強力に接着されてますのでね、落とす心配が要らないという整備性までも考えられてますねー!
しかし、上手に液体ガスケットを盛り上げますね~、やっぱりプロの技術は素晴らしいっ!!
と、ここでライナーの突き出しを測ってみることにしました♪
マニュアルによるとですね・・・0.01~0.06mmとあります。
シックネスゲージを用意しましてですね・・・0.01mmと・・・これだけ薄いと・・・どこに隠れてるんだか・・・どこに・・・っと、無いっ!
ウチのシックネスゲージは0.03mmからなんですけど不良品ですかっ!?
まぁ、イイか、0.07が通らなきゃ良いってことで(笑
4番、危ねーっ! ギリ!! ストレート定規の寝かせ方によっては潜るw
直角にしたら潜らないから大丈夫ってことでイイかな?
ってとこで、ふと考えたw
ピストンを抜いたから、ライナーが抜けて来て突き出しが変わったのかも!?
ライナーを気にしながらエンジンをひっくり返して・・・
ん?
お?
え?
はぁ!?
ライナーとブロックの嵌合部、4本全てですね、これまたキレイに液体ガスケットで接着されてますw
そうですよね! 今までライナーを押さえないでさんざんエンジンをひっくり返して観察してても大丈夫だったんですからねーっ!
はは~ん、そういう整備性も踏まえての転ばぬ先の液体ガスケットですねっ!
試しにですね、おもいっきり力を入れてライナーを抜いてみようとしたんですけどね、びくともしませんがなw
で、感動したのはですね、この部分には水やクーラント用の透明な液体ガスケットを使用してるってことです。
重力も考慮してですね、下からオイルが上がるよりも、上からクーラントが下がることを重視したんでしょう!
絶えずオイルに接触してる場所に水用の液体ガスケットを使用してもですね、嵌合部に頑張ってもらいましょう、という意図が読み取れますw
まぁ、ワタシ的にはですね、こういうライナーを抜くためのツールを製作してありますからね、問題無しです、って また使う羽目になるとは思わなんだ(笑
と、大事なことを思い出しましたw
クーラントってどこをどうやって走ってるのか、今一つピンときてませんw
なので、観察(笑
ここに、こうやってウォーターポンプが付いてるでしょ・・・
なるほどね!
この一番遠いとこからブロックに入ってたのかー♪
オイルポンプの時は、ますよんさんに『それがオイルギャラリーです』って習いましたからね、ここは『水ギャラリー』です(笑
で、そこからブロックの側面を流れてヘッドに上がって来る・・・ん? 待てよ??
ヘッドに行く奴らは良いけど、ライナーの周りにはどうやって溜まる!?
試しにガスケットを置いてみる伝書ヘビ(笑
この水のポートを2分割するようなガスケットの形状にも理由があるのかなぁw
えぇー、分からん! ブロックの横に水の穴なんて有ったのかなぁww
スパイダーのエンジン組む時にもっと良く観察しとけば良かったなぁーっ!
ラジエターで冷えたクーラントはウォーターポンプで水ギャラリー通ってヘッドに行って吸気側のポートを通ってブロックに降りれるけど、始めに排気側を通ってるわけだから温度が上がってるはずで、暖かい水は上に上がりたいからインマニに到達するまでにブロックの中で変な対流を起こしそうだし・・・メーカーがそんなことする?
というか、ワザと変な対流を起こしてブロックの中で混ぜる? 的な? 感じ?(笑
105のエンジンって、冷却に関してはホント優等生ってワタシは10年の経験上 判断してますからね(笑
グリルを半分隠した状態でサーキットを走っても水温計の針は85度から上がったこと無いですし♪
真夏の都会の大渋滞とかは経験が無いので分かりませんけどね、聞くところによると電動ファンが必要っていう話もありますからねw
ん~、このクーラントの動きに関してはですね、ライナーを外してもっと観察することにします♪
ガレージの中はこんな状態になりました♪
床に広がってるパーツ達を片付けてから、じっくりとライナーを抜きますw
その後は、楽しい楽しいクリーニング♪ それから観察と測定ですねー!
で、生まれて初めてシリーズでも最も大きな試練のボアゲージw
動画を見ても説明を聞いてもですね、なんだか頭の中がボアっとします(笑