北海道も暑くなってきましたねー 皆さま こんばんは
さてさて、昨年 0541MEETINGでサーキットを走った時のことなんですけどね。
初めて霧雨の中を走ったんですけど・・・だんだんエンジンが回らなくなって・・・
キャブ車ってそういうもんですか!?(笑
いやいや、そういう天候の時はですね、そういう調整をしなさいよ!ってことなんでしょうけどね。
素人は素人なりに悶々としてたわけですよ、およそ一年(笑
「んなもん、さっさとやりなさいよ!」って、わかってます、わかってますって。
だけども、どうしても用事があったり・・・ねぇ・・・腰が重かったり・・・
結局はこれが最大の原因であることは間違いないんだけれどもw
で、本日 やっといろいろやってみる時間ができました!
まずは訳あって(笑)ラジエターキャップを外します。
なんか ちょろっと噴き出たクーラントの痕跡がありますねー。
こうなったらキャップは交換時期なんですか!? 教えてください!
その後、クーラントを抜きながら おもむろにボンネットの下へウエスを突っ込み~、14mmのソケットレンチでカチャカチャとボルトを4本 外せば~♪
こう!(笑
自作のFRPボンネットは一人でも取り外しがめっちゃ簡単です。
ただし端部の塗装だけ気を付けないと!です。の ためのウエスでした。
さぁ、そうしたら まずはコレです!
んん~、正面はけっこう噴き出た痕跡がありますねー。
一気にいっちゃいましょ!
10mmのナットを4個 外してファンシュラウドをエンジン側にずらすワタシ(笑
久しぶりに弄ってるので楽し♪
で、7mmのラチェットでホースバンドをカチャカチャと。
ここで秘密兵器が火を噴いた(笑
この外してるホースはリザーブタンクへ繋がってるんですけどね、毎回 外す度に面倒くさいから差し込んである分3cmぐらいだけ切断してましたw
だって、なかなか抜けないんですよ~。
ところがどっこい、このモノタロウさんで買ったこの・・・その・・・なんちゅうんですか? なんちYOU SAY!? (笑
「こいつ」 でイイやw
「こいつ」は便利ですねー♪ シルバーをホース側に、黒い方をチューブ側にしてギュッと握ったら・・・なんということでしょう♪ 簡単に抜けました!
いままで切断したホースには申し訳ないことをしましたね。
ラジエター 撤去完了&挟まってる虫!草!を歯ブラシで除去♪
サッと簡単に艶消しブラックで塗装しておけば作業をしてる間に乾いちゃうでしょー。
プラグを外してから、使用済みプラグの碍子部分と電極を破壊して内径にぴったんこのアルミ棒を差し込んで作った、その名も『圧縮上死点くん』(笑
・・・の 写真が無いっ!
これを使ってダイヤルゲージで圧縮上死点を見える化するっ!
あはは、これ じつはですね。
そもそも、プーリーに刻んである上死点マークが、あのワタシには件のパーツである矢印に合ってるのか!?ってとこから疑ってみよう!って計画です、2022(笑
もともと伝書ヘビ号には この矢印が欠品しててですね、なんじゃこりゃ!?的な製作品が付いてましたw
数年経ったころにパーツで販売されてるのを知りましてですね、速攻でお願いしたんですけどね、送られてきたのは なんと!
バリバリのチューニングカーにも使えそうなピカピカのフルスケールなアルミプーリーでしてですね、今後のエンジン計画の為に気を利かせて送ってくれたんでしょう♪
と、自分に言い聞かせて大事に保管してありまして、矢印をもう一度注文してやっとのこと じつに6年もかかって手に入れた逸品です。
・・・なんの話でしたか?(笑
そう、もう一回 確かめてみて点火時期なんかも疑っちゃおう、ってハナシでした。
もっと、ちゃんと固定しなさいよ!という声が本州から聞こえる気がしますけど、とりあえずw
なんか、すんごくイイ感じの場所にクランクプーリーが止まってますよ♪
こりゃー、簡単にクランクを・・・45度くらい・・・回転方向に・・・回せば・・・
って・・・ファンがめっちゃ邪魔じゃないっすか!?
外しちゃいましょ、外しちゃいましょ、今回はキチっとやってみましょ!
ファンは10mmが5本なんですね。
見えないもんだから幻の6本目をえらい時間かけて探しましたとさ(笑
で、ダイヤルゲージの針とにらめっこしながら・・・よし!ココっ!! ってとこで
うん、やっぱこのぐらいは違ってるよねー。
点火時期を合わせた時は、アクセル踏んでもらってエキゾースト側から見たから、今とは見る角度が違うんでこのぐらい誤差があるんだろうなぁ。
さて、どうしよう・・・点火時期の調整なんて 頻繁に見るもんじゃないらしいから・・・今度からはボンネット外して見る!っていう縛りでイイかな(笑
じゃ、ちょっと矢印を曲げてコレを圧縮上死点ってとこに合わせちゃろー!
プライヤーでちょっと力を入れたら簡単に
合った!
見づらくなったので、白のマーカーで線を入れて
ちょっと太くなったけど、中心で見るようにしますw
写真の撮る角度で合ってないように見えるのは勘弁です。
あら、こうして写真を見るとオルタネーターのステーもだいぶ錆びてましたね。
今度 補修することにします。
さて、いよいよカムカバーを開けて・・・ここからが本題!
で、ここまできて やっと気付いた!
はたしてこれは圧縮上死点なんですか? 排気上死点かもしれんぞ!?
0度なのか、はたまた360度なのか!?
内-内なのか、外-外なのか!?
当たる確率50%、これを高い確率というか!?
こういうのを外す自信もかなり持ってるワタシw ええい、ままよっ!
ままよっ、ってどういう意味ですの?(笑 開けたれーっ! 開けるしかないんですけど
今年のワタシはちょっと違う(笑
良かったーっ!シレっと1番のカム山が外-外を向いてますよ!
これが圧縮上死点です(笑
勝った♪
で、しばし このメカメカしい風情にうっとりと・・・。
さて、おそらくですよ、おそらくは このバルブタイミングが知らないうちにちょっとずれてるのではなかろうか?と思ったわけです。
カムスプロケットのナットを緩めてロックボルトを外してカム位置をマークに合わせて・・・と、はい 学習しましたからね、、、さっそく確認です!
まずは排気側から~
なんと!
これ以上のピッタリはなかろうって程のピッタンコ!
まぁ、排気のタイミングは問題無かったとして、心配なのは吸気側ですよ。
吸いたくても吸えない、あるいは閉じたくても閉じられない、なんていう症状が・・・
あれま!
どうしてこんなにピッタンコ!? タイミングは良い状態だったんですねー。
じゃぁ、やっぱりキャブセッティングの問題だったのかーっ!
ここまでして、というか ここまでしたから問題を絞れる、っていう方向に物事は考えなきゃいけませんよねw
カムを動かしたかったけど、ま いっか(笑 はい、閉じましょ。
カムカバー閉じて、プラグを交換して、ファンを戻して、シュラウド付けて、塗装の乾いたラジエターを元に戻してアッパーとロワーのホースを、ったら あれ!?
アクリルとラッカーを間違えたのかしらっ?
ラジエターが おもいっきり縮み塗装になってるんですけどっ!(笑
しょうがないので2022年仕様ということにしておきます。
新しいクーラントを入れて、エンジンオイルも交換して、エンジンをかけます。
うん、すんごい調子イイんですよねー、キャブセッティングって決めつける前に点火時期も見てみるか~♪
アイドル状態じゃマークに入らないけど吹かしたらちゃんと最大進角にバッチリ合ってる、ん~ 問題無しだなぁ、やっぱり。
ボンネットを取り付けて、残ってるパーツが無いのを確認。
次の作業はキャブセッティングに決めて取り掛かることにしましょー♪
今日の成果はクーラント交換とオイル交換、それからラジエターの縮み塗装でした(笑