仕事の関係で昼夜逆転しておりますw 皆さま こんにちは
本日の最高気温は28度を予定しております帯広ですが、ガレージの中はとんでもない温度になってますw
まずはヘッドをキレイにして観察してみましょ♪
なんとなく気になる2番の燃焼室、、、ガスケット抜け?ってほど抜けてる感じでもないけど、抜けてないとは言い切れない、、、ような(笑
まぁ、次! インマニと結合する部分を見てみます
4番、ちょっとポートが荒れてるなぁ、ぐらいの認識だったんですけどね!
3番、こっちはそれほど・・・なんて感じで!
2番は少し段があるかも・・・?
1番はまたずいぶんと・・・なんてですね、ここまできてやっと気付きましたよ!
これってポートが加工されてますよね!!
いや、良くは分からないですよ! 良くは分かりませんけどね、インマニのポート拡大に合わせてヘッドのポートを削って肉盛りして、そこから更に削ってるようです。
ヘッドはひっくり返してある状態ですからね、ポートの上部分を削ってますねー。
アルファのエンジンのことも良く分からないですけどね、クーラントの通る穴が近いとかそういう理由でしょうかね~。
下の方は削れない理由があるのかなぁ?
きっと、アルファロメオのエンジンを良く知ってる方が施工したんでしょうね♪
一度、じっくりと制作秘話なんかを聞いてみたくなります!
で、このエンジンなんですけどね、インマニを留めてるスタッドボルトがですね、画像に見えてるポートとポートの間に計3本、上部のクーラントが通る穴付近に4本、合計7本で留まってます。
パーツリストで確認してみましたらですね、この7本のうち下部の4本の真ん中2本だけがですね、M8×1.0×32mm、残りの5本はM8×1.0×37mmです・・・なぜ?
たった5mmの違いなんですけどね、ウチのはインマニを留める際にですね、ナットが3山ぐらいしか掛けられなくてワッシャも入れられませんw
ちょっと計って見たらですね、ウチのは更に3mm短くて他より8mm短いという結果w
普通、こういうのは歪まないように中から外に向かって徐々にトルクを掛けながら・・・っていうのが定石だと思うんですけどね、取っ掛かりの中にトルクを掛けられなかったんですよねーww
そんなのもクーラント漏れの原因の一つなのではなかろうかと・・・。
インシュレーターとの干渉も無さそうですので、ここは一つスタッドボルトを同じ長さに揃えて、ワッシャも入れてちゃんとします♪
4月の後半にはダルマンドーさんにパーツを発注させてもらったんですけどね、世間ではGW直近ってこともあってですね、なかなか納期が厳しいですよね~w
そんな中でもダルマンドーさんが頑張ってくれて、なんとかイタジョブには間に合うかも!ってとこだったんですけどね、ここで更なる諸事情が巻き起こりまして断念ですww
で、待ちに待ったパーツが届いたんですけどね・・・
一番重要視しているスタッドボルトが入ってないっ!!!
急いでダルマンドーさんに確認してみたんですけどね、本国に確認中ってことでw
そりゃそうですよね! こんなとこに注目してるのは全世界でワタシぐらいでしょう(笑
もう、焦っても仕方がありませんので出来ることしましょ♪
なんとこの期に及んで識別灯の交換です(笑
ジュリエッタ系のウインカーランプなんですけどね、明るい方が良いに決まってる!と勝手に思い込んだワタシはですね、フラッシャーの方に電線を繋いでたもんですからね、台座が溶けてましたw
今まで付けてたヤツは台座が塩ビ製でして、見事に溶けましたね!
そんな耐久レーサーの要望も多かったのか、今回のは台座が鉄で出来ております(笑
まだ時間があるのでヘッドを徹底的にキレイにしまして・・・まだ来ないw
ふと、ガレージを見渡すとですね、本来ワタシの意図するガレージの目的とは違う、木工用の道具とかビス、塗料なんかが雑多に床に置かれてましてですね・・・
よし、木工用のモノを収納する家具を造ろう!(笑
珍しく設計図を描きましてですね、極力ビスを使わないようにホゾまで切ったぐらいにして(笑
取っ手を付ければ完成だな♪ 取っ手って何気に金額が張るんですよねー!
引き出したくさん作ったから尚更・・・w
ふと我に返ると・・・ん~、何をしている(笑
と、そんなこんなで時間を潰してると、届きましたーっ! スタッドボルト!!
ダルマンドーさんにパーツをお願いすると、パーツナンバーの貼ってある袋に入って届きますよね。
でも、届いたスタッドボルトは透明のビニール袋に入ってパーツナンバーも貼ってありません。
きっと、スタッドボルトが本国でも欠品だったのか、ダルマンドーさんが苦心して揃えてくれたモノでしょうね!
ほんと、毎度のことですけどお世話になります。ありがとうございましたー♪
さぁ、ドキドキの時間です、スタッドボルト 抜けるのかっ!?
何かの間違いだったのかもしれないと思いましてですね、もう一度ダブルナットを噛ましてチャレンジ!・・・したんですけどね、玉砕ですよ! 手強い相手ですw
じゃぁ、と思って、、、炙ったら膨張するから冷却してみっか!?
M8のスタッドボルト1本にラストブリザードを1本使うつもりでビャービャー掛けながら叩きまくって、スタッドボルト抜きを掛けてグイっと・・・びくともしませんがな!
逆ネジか!? んなこたーないっすねw
諦めた! こうなりゃガンガン炙ってやろうじゃないのーっ!
で、バーナー近づけたら爆発しましたよ!! ラストブリザードって可燃性っすか!?
おそらくはクーラントの穴に入ってたガスが一気に燃えたんでしょう、めっちゃデカい音と火柱で身長が2㎝伸びましたw
もう爆発しないので、炙って炙って、叩いて叩いて、さぁ 一気にっ!
はい、皆さまのご期待に沿いました、見事な折れ方です(笑
そして僕は途方に暮れる、、、大沢誉志幸さんはご健在でしょうかw
無性にカップヌードルが食べたくなりますが、ガッカリしすぎて今晩は終了ですw
翌晩、折れたまんまでイイわけないので、リカバリーします!
まずは鬼の形相でセンター出ししてポンチを打ったら2mmのキリで穴あけ。
こういう時のショートビットは最高です♪
更に5mmのキリで拡げたらエキストラクターの登場で一気に現状を打開する作戦に!
無理です、全然動く気配がありませんですww
諦めて、6mmまで拡げようかと思ったんですけどね、ヘッド側のメネジを痛めたくなかったので、もう1本の方へ取り掛かることにします!
何故か同じような作業をしてますねー、場所は違うのにw
期待に応えるワタシです、はい 当たり前のように折れました(笑
打率10割、なかなかのもんですw
で、再度エキストラクターの登場ですけどね、もう2度とコイツの登場はありませんね!
穴の中でコイツが折れたからっ!!!
最悪の状態です、役に立たなかったコイツ、めっちゃ硬いんですよ!!
しばし冷や汗流しながら茫然と辺りを見渡してましたけどね・・・
どうしたら抜けるのか、抜けない、切れない、となると削るしかないですよw
ダメもとでダイヤモンドの球面ビットを付けてヘッドのメネジに気を付けて押し当ててみたら・・・イケる!♪
でも、このまま10mm強削って進むのはですね、かなりの根気が必要です(笑
現段階では他に道具も無いし、やるしかないですねー!
両足の裏側が限界に達しようかという頃、やっと折れた先っちょを撤去できましたー!
時計を見たら約4時間 同じ体勢でwww ・・・今晩は終了です。
さらに翌晩(笑
今度はヘッド側のメネジに残ったスタッドボルトのネジ山の撤去ですw
リューターでネジ山ギリギリまで削って掻き出して、残り半分ぐらいになったらタップでなんとかなるかなぁ、、、
少しずつタップを送って行ってですね、ほんとに最後の最後の方でパキンっと!
残ってたスタッドボルトが外れて奥に引っ込みました♪
それを尖らせたドライバーとかで叩いて変形させて抜き取りに成功です~。
スタッドボルトの抜き替え完了です。
なんだかんだで1週間ぐらいチョコチョコと作業しましたねーw
よくヘッドの面研磨とかを依頼するとスタッドボルトが邪魔で抜き替えする話を聞きますけどね、これは大変ですわ(笑
作業工賃がどのくらいなのか分かりませんけどね、納得の作業内容ですよ きっとw
試しにガスケットを挟んでインマニを載せてみました の図♪
これならワッシャを咬ませてしっかりトルクをかけられるでしょう。
というか、今までだとこれより8mm短かったんですから成功ってことにします(笑
で、これまた大事な識別灯(笑
このガラス面に着色するのがまた悩むんですよw
これまではタミヤのプラカラーで塗ってたんですけどね、時間と共にペラペラと剝がれてくるんですねー。
今度は単純にセロファンでも貼ろうかと考えてたんですけど、熱で溶けた台座のこともあってですね、塗料を混ぜたFRPの材料を塗ってみることにしました。
おそらく割れることはあっても剥がれることはないように思います。
今まで使ってたベースを再使用できるのでボルトオンです。
これでやっとヘッドを載せて調整が済んだら試運転へ♪ って浮足立ったんですけどね、ここからまたおもしろいことが起こるんですよ(笑