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伝書ヘビのブログ一覧

2024年10月21日 イイね!

弁開の予知?

弁開の予知?寒くなりましたー 皆さま こんばんは
いよいよ やってまいりましたよ、この季節w
今朝の帯広は最低気温が-0.9℃だったらしいですから大変ですw
エブリィのフロントガラスは今シーズン 初めて凍結してましたーっ!
この時期でですね、外の水道が凍結、なんてのは勘弁してもらいたいですよ!

てなわけで、水が氷る前にバラしたパーツの洗浄を頑張ってました。
オイルパンを留めるM7の頭11mmのボルトはですね、締め過ぎで ことごとく伸びかけてましたので、ダイスで地味にネジ山を修正して・・・ホントは新しいボルトを用意するべきなんでしょうけどね、ここは後々どうしようか考えますw
それよりも大事なパーツの方に予算を割かねばなりませんので、考えるんです(笑

そんなボルトとナットのネジ山の修正が終わりまして、ワッシャも全部 錆び取りしてオイル漬けしておきました。
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とうとうやって来た! コイツの出番です(笑
リサイクルショップに行ってダメ元で聞いてみたら、店の奥から埃を被った新品未使用のいわゆるデッドストックでですね、しかも お値段¥3,000という ワタシのことを待っていたかのようなコイツです♪
いよいよコイツでバルブを磨いてやれるーっ!

ちなみにバルブの状態はというと・・・これ、恥ずかしいから内緒ですよw
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うわ! 3番の排気バルブっすw 恥ずかしぃーっ!
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横っ面もなかなかの強面ですよw これで動いてたんだからスゴイですww
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どうだ、参ったか! はい、参りました、降参ですw
ひょっとしてオクタン価の高い木炭でも焚いてたんじゃなかろうかいw
これが一番酷かったんですけどね、グラインダーをギュィーンと回して軽く当てること1分ぐらいで・・・
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すごっ! キレイになるもんですねーっ♪
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素晴らしいっ♪ 排気のバルブは当時からソジウムが封入されてる、っていうアルファロメオですからね、大事に使いたいっす!
バルブの真ん中の凹みはソジウムを入れた後に栓をした跡でしょうかね?
ここに穴を開けて舐めたらしょっぱいんでしょう(笑
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バルブをひと通りキレイにしましたのでですね、今度はこのバルブスプリングを再使用することが出来るのか検証しなければいけません!
自由長とか計測してみるんですけどね・・・
その前にですね、じつは伝書ヘビ号 ここにちょっとした秘密があったんですよ(笑
というのもですね、ここにスプリングのキャップが見えますでしょ。
それをめくると・・・
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こうなります! 当たり前だ(笑
でね(笑)このスプリングは2重になっててですね、そう! インナーとアウターがありますよね♪
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こう! これが普通なんですけどね、ここからですよ(笑
じつは伝書ヘビ号・・・
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こんなのも入ってるーっ! 
もともとノーマルの状態なんて全く知らないワタシでしたからね、別に何とも思わなかったんですけどw
いろいろ皆さんのクルマやらブログなどを拝見しててもですね、コレと同じのをとんと見かけたことがありませんでしたよ。
今 伝書ヘビ号に載ってるエンジンを組んでる時にですね、この平板の螺旋状のヤツがどうやらバルブスプリングを強化させるパーツではなかろうか?という思いに至ったわけでありますよ!
今回、コレは撤去だなw
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こんな風に入れるんですけどね、これで強化できるのね~♪
このエンジンに関してはですね、千葉にあった頃に手を入れたまま、およそ30年ぐらい前の仕様のままですから素晴らしい(笑

どうせならコレを取っ払って・・・なんて自分なりに勝手に想像してたんですけどね、つい先日 この正体を教えてくれた方がいらっしゃいました!
このインナーとアウターのスプリングセット自体が強化バルブスプリングでですね、ワタシが『これこそが強化スプリング!』と決め付けてた平板状の螺旋はインナーとアウターが咬み込まないように入れたガードであるとw
だから螺旋の巻きが逆なのですよ、と♪

そうだったのか~、強化バルブスプリングだったのねー『巻きの細かい方が下』なんて覚えてたんですけどね、どうりで上から下まで巻きが同じだった訳だw
当時のシャンクル(現在のアルファリカンビ)が出していたパーツだそうです。
ワタシにとってはお宝パーツに昇格しましたよ(笑

そんなこと聞いちゃったら・・・ねぇ・・・当時物って聞いただけでゾクゾクしちゃうワタシですからね・・・ん~、もう一度 使いたいっ♪
自由長の計測ですけどね、さらに気合が・・・というよりも理解度を上げないとマズいことになりました(笑

さぁ、ヘッドを綺麗にしてやることやらないとねー、雪が降る前にw
Posted at 2024/10/21 22:05:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2024年10月16日 イイね!

ちょっと観察

ちょっと観察枯れ葉が舞う時節となりましたよ 皆さま こんばんは

ガレージ横に枯れ葉が吹き溜まり始めて、早ければ今月、遅くとも来月には雪に関する情報が・・・って、こうしてはいられないワタシですw
でも、こういう時に限ってですね、夜間作業が飛び込んでくるもんですからねww

少しの時間で出来ることでも進めないといけません!
てことで、まずは観察w
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まずは、抜けてこなかったクランクのキーでも観察してみましょうかね♪
って、見たんですけどね・・・こんなに叩く!?ってぐらいシバかれてますよw
こういう石橋を叩いて渡る的な作業が素晴らしいです!
で、ふと思ったんですけどね・・・このシバかれてるキーの天地逆じゃね⁉案件(笑
この、シャフトが太くなる手前にキーの頭が飛び出てても意味がないんじゃない!?
外そうと思いましてね、長いキーの方はそれなりに外れたんですけどね、短い方はこれだけシバかれてますからね、めちゃめちゃ苦労しました!
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ピンボケですみませんw
入らなかったんでしょうねー、入らなかったんで苦労して無理やり叩き込んだ跡が側面にクッキリとささくれてますよw
平ヤスリを当てて少しずつ側面を修正しましてですね、なんとかクリア ホッ
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思いっきりシバかれた方を下にしてみましたけどね、こうだと思いませんか?
きっとこうだと思うんだけどなぁ、って クランクシャフトのネジ山見て驚いたっ!
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ネ、ネジ山が坊主山になっとるっ!!
試しにナットを掛けて締めてみたんですけどね・・・これはイエローフラッグですわw
何が悪いとこうなるんでしょ? さっぱり分かりませんですw
でも、プーリーのナットって薄いからこれでも大丈夫なのかも!? 内緒でワッシャ入れて逃げるか!? 絶対バレる自信あり(笑
ここも計測が必要ですw
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次はピストンリングを外してみます、TOP表示は上を向いてますね・・・おかしいなぁ、ここは常識を打破しないで普通に組んだみたいですよ♪
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ピストンピンの観察です、驚くような傷も摩耗も無いようですねw
後でマイクロを当ててみましょう。

で、せっかく汚れを落としたのにコンロッドが錆サビになるのは嫌ですからね、パーツ皿に置いて防錆剤を吹いてて驚いた!
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1番
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2番
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3番
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4番  ん? 2番っ!?
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穴、どこ行った-っ!! なんで!?
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ありゃまーっ、ベアリングっ! 45度 回っちゃってるっ!
コレって、乗ってる間に回ることあるんですか!?
2番のピストンピンは無給油で回ってたんですかね?
試しにピストンピンを入れて回してみたんですけどね、違和感なくスルスルと回りますよw
これも後で計測してみないといけませんですw
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ピストンの吸気側
目立つような側面の傷は無いようですねー♪  が!
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排気側は1番から4番までですね、どれもこれも似たような状態ですw
健康な状態とは言い難い状況でしたのでね、サクッと載せ替えなくて良かったです(笑

次は、いよいよヘッドの健康診断です、いやワタシのじゃなくw
Posted at 2024/10/16 19:37:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2024年10月10日 イイね!

密着 液体ガスケットには

密着 液体ガスケットには昨晩は最低気温が7℃にまでなったそうですよ、皆さま こんにちは

いえいえ道民ですからね、こんな気温に驚いてるわけじゃありませんよ。
そうじゃなくて、今 ワタシがセコセコと行っておりますエンジンの洗浄に影響が出るわけなんですよ!
その洗浄剤の使用方法を読みますとですね、40~60℃に温度を上げると効果が高まる、ってんですからね、そこんとこが非常に厳しいw
これが、厳寒期の北海道でしたらね、ストーブを利用して・・・ってのも考えようによっちゃアリなんでしょうけどね~ww
ポータブルバッテリーじゃ、いいとこ3時間ぐらいしかもたないでしょうしね、普通にコンセントで100Lの水をバケツヒーターで今の常温の20℃あたりから40℃まで上げる、ったらウチの経産省トップが黙っちゃいない(笑
で、日中の家に誰も居ない時間を見計らってですね、こそっと仕事を抜け出してスイッチを入れて温度を上げてですね、夜の作業中は入れっぱなしで、終わったら一晩放置って感じでしょうかw
altクランクシャフト側の液体ガスケットは擦り傷と切り傷に苛まれながらでも撤去できたんですけどね、この 上からしかアクセス出来ないとこにコッテリと塗られたのはどうしたら良いモノか・・・w
考えたらですね、ここは電動工具でイっちゃっても影響が無い場所と詠んだ!
いつものジョイフルAKさんでセット価格¥1,042のワイヤーブラシを購入っ!!
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インパクトレンチと延長ロッドは仕事で使ってるヤツねw
コイツでにっくき液体ガスケットを一網打尽にしちゃります!
力は必要ないので当てる角度と時間に気を付けて・・・イケーっ!
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良いぞー(笑 でも、あちこち飛び散った液体ガスケットのカスはダメだぞーw
洗浄時に落とすのは必須です。
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ここでも活躍しましたハイカーボン入ヘラw
どうしても残る細かいとこはやっぱコレです。
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只今、水温は21℃、これでも一晩汲み置きして日中のガレージの温度まで上げた状態ですからねw さぁ、スイッチON! その間にヘッドをバラしましょう♪
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排気側フロントから1番OK
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2番OK ん? 違和感! スタッド替えられてる!?
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3番OK ゴムの半月板周辺の液体ガスケットの撤去も必須ですなぁ
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続いて吸気側リアから4番OK
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5番OK
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6番OK
というか、どれもこれもナットが荒れてますね~、気に入りませんっ! 交換かなw
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と、それより2番のスタッドっ! 材質は まぁ仕方がないとしてもピッチが変わっとる!
てことは、どれか一つ ピッチの違うナットが紛れ込んでる?(笑
1/12の確率で、コレか? コレか? どれだ!? 楽しいわぁー!
それより、一つ一つナットを確認しててですね、分かりました!!
このナット、千葉で伝書ヘビ号を乗ってたオーナーの趣味なのか、はたまた当時の流行りだったのか分かりませんけどね、メッキされてるんですよw
伝書ヘビ号はですね、カムカバーやそれを留めるナットもメッキされてましたからね、当時の流行りだったんでしょうかねー、オーナーの好みか、はたまた当時のショップの好みだったのかw
いずれにしてもですね、キャップのナットまでメッキに出すのは考えにくいですからね、きっとアフターパーツで販売されてたのではなかろうかとは思うんですけどね、理由はどうあれメッキが剥がれたら怖いことになりそうな気がするんですけどねww

はい決定っ! 交換です(笑
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ちょっと山が荒れてるスタッドにダイスを当てて・・・ん~、ダイスを当てるとピッチは修正できるんですけどねー、ネジ山が立つのが今ひとつ気に入りませんねーw
軽くオイルストーンを当てたら怒られるんでしょうか?(笑
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おお~、そういえばこのためにモノタロウで購入しておいた『バルブスプリングコンプレッサー』の写真と作業風景の写真を撮り忘れましたっ!(笑
バルブスプリングコンプレッサーって、お値打ちなヤツからプロ中のプロが使うようなヤツまでいろいろあるんですねー!
ワタシは当然、素人中の素人が使うような、というか誰でも使えるような安いヤツを買いましたよ♪
前のエンジンの時はですね、ワンアクションの“ガッチャン”で外れるヤツを友達の工場主に借してもらって作業したんですけどね、どうもワタシにはクルクル回しながら、バルブスプリングとコッターのご機嫌を伺いながら作業するのが合ってるみたいです(笑
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まだ水温が上がりませんので、液体ガスケットまみれのコイツをキレイにしますw
ブロックとの当たり面のボルト穴の周りが盛り上がってましたのでですね、軽くオイルストーンで面出ししました。
組む時は液体ガスケットが必要なのは理解できるんですけどね、あんなに上手に盛り上げることが出来るのか自信がありませんです(笑
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ここまでゆっくり作業しましたらですね、やっと水温も40℃そこそこあがってきましたので、洗浄剤を投入して攪拌したらすぐに溶けてくれまして、まずはブロックとヘッド、でもってピストンを“ざぶ~ん”(笑
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このぐらい下がるのは仕方がないですもんねw
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今回、試しに使ってみたのがこれ、100Lにコレを3個投入しましたよw
前回はメタルクリーンを使って何も問題が無かったんですけどね、当時のワタシはこんなのも5個購入していましたw
当時もですけどね、いったいその時に何を考えたのか、さっぱり覚えてません(笑

このエンジン、路上復帰からオイルが燃えててですね、皆さんから『ステムシール』じゃないの? なんてアドバイスをもらってたんですけどね。
ある日、行きつけのGSの店員さんに、これでも治らなかったらヘッド降ろしですよ!なんて紹介された『プラス91』だっけかなぁ、を入れて頑張ってたんですw
その前にさんざんオイルも燃やしてましたからね、そりゃもうカーボンの堆積どころの話じゃありませんから洗浄剤だけの力でキレイになるとは考えてません(笑
おそらくはリューターか何かでですね、カーボンより神経の方が磨り減るような日々を過ごすものと覚悟しておりますw
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一晩放置しましての昼休み、ブロックはオイル汚れと液体ガスケットのカスの洗浄が主な目的でしたからキレイになったんですけどね、ヘッドを引っ張り上げて燃焼室を触ってみると真っ黒いヌルヌルがこびりついてますw
ヌルヌルってことは擦ったら取れるかも? ってことで、台所用のスポンジたわしで擦ったらですね、けっこうキレイに落ちましたよ♪ さすが『男前パーツクリーナー』(笑
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4番
燃焼室はキレイに出来ると思うんですけどねー、排気はポートもシートもこうだわなぁー、これでバルブがキレイに当たってたとは思えないですよねw
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3番 この燃焼室のキズは何だ!? で、思い当たる節が・・・w
まだ純正のエアクリーナーを使ってた時のことなんですけどね、どうやら外れたナットとワッシャを吸い込ませちゃったみたいでしたw
エアクリーナーの内部でですね、今にも吸い込まれそうになってたボルトは救出出来たんですけどね、ナットとワッシャは行方不明で捜索を断念した経緯を思い出しましたw
場所は、あめふりさんとM先輩とワタシでかっ飛ばした道央道です(笑
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2番 これなんか確実にバルブの当たりが分かりますね(笑
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1番 ん~、シートの当たり面が荒れてますよねー、やっぱりw
やることてんこ盛りですww
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ピストンはまぁまぁ、それなりにキレイになりましたけどね、固いのは残ってますw
気合を入れて掃除しましょー!

洗浄剤の説明にはですね、洗浄後はすぐに水洗いしなさい、と ありますからブロックもヘッドもピストンも引き上げてですね、夜中に自宅の散水栓でヘッドライトの下、こそこそとパーツの水洗いをする、妖怪『炭洗い』です(笑
でもって、ガレージに引き返したらですね、真っ黒になった洗浄液を見てですよ、今度は『もったいないお化け』が登場しましたから大変です!
エンジン洗浄なんてものはですね、いろんなとこでいろんな“もののけ”が出ますからね、ほんと皆さん 気ぃ付けなはれやっ!

で、オイルパンやらフロントカバーにカムカバーなんかを次々と放り込んだのは良かったんですけどね、調子に乗って最後に放り込んでしまったのがオイルポンプ!
引き上げた時に気が付いたんですけどね、この時は全く気にしてないのが恐ろしい、妖怪『忘れん坊』もやって来ましたよw

翌晩、洗浄液の温度もだいぶん下がりましたけどね、これらは予備洗いでオイルをある程度落としたパーツ達でしたからね、大丈夫でしょう♪って真っ黒の洗浄液に手を突っ込んで最初に触れたのがオイルポンプw
『・・・・・・・・・』
あれ?すぐに妖怪『みずあらい』じゃなかったっけ? これ、回転する大事なヤツー!!
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いきなり何の心構えも無くオイルポンプの分解清掃とメンテがはじまる(笑
あまりの緊張にですね、こうしか組めないケースに合いマークを入れちゃうというテンパり具合に驚いたw
ケースを開けてギアを取り出して清掃して、ギアとクリアランスの点検 OKですね!
油圧は何の問題も無かったポンプですからね、想像通りです。
それよりも、だいぶん前に話題に上ったリリーフバルブが気になります。
現在、伝書ヘビ号に乗ってるエンジンの油圧なんですけどね、後付けのオートゲージのメーター読みですけどオイルが固い時は7㎏とか針が振れる時がありますw
でも、今 バラシ真っ最中のこのエンジンは5.5㎏から上がったことがありません。
どんなことになってるのか調査です!
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割ピンを抜きに掛かったその刹那!
中にスプリングが入ってて、この割ピンで押さえてるとなれば、ここで割ピンを抜けばこの『太陽の塔』がワタシの顔を目掛けてヘドパンかましてくるっ!
そのイタリアのタロウ・オカモトの策略に嵌るわけにはいかぬっ!
試しにこの状態で『太陽の塔』を押してみたんですけどね、けっこう硬いw
ならば、ならばどうする、どうしてくれようぞ・・・と!
目の前の棚にプロペラシャフトのクロスジョイント ド突き用のボルトを発見っ!!
ふふふ、見ておれっ! タロウ・オカモトーーーっ!
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必殺『代用の問う』by ヘビ・デンショ(笑
夜中ですからね、テンションが変なことになっておりますw
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コレをこんなことしてグッと押さえて一度沈み込ませてから割ピンを抜いて、ゆっくり戻す、と!
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成功です、タロウ・オカモトを攻略しましたよ、芸術と眠気が爆発でした(笑
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リリーフバルブ全容、こ、これだけっすねw
必殺の構想と製作と記事にする時間のほうが・・・(笑
で、マニュアルにはですね、このスプリングの自由長を計測せよ、というミッションが書き添えられておりますw
拙者、小学校4年生までの将来の夢は画家を目指していた身、自由帳は持ち合わせていたもものの、自由長とは縁がござらんw

てわけで、ノギスを引っ張り出してですね、こう・・・計って・・・みる・・・ことに・・・って、全然 上手い事ノギスを当てることが出来ませんってw
自由長って、不自由でちょうw ・・・夜中ですからね・・・

ならば、ならばどうする、どうしてくれようぞ・・・これ多い気がする(笑
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スプリングの横を軽くバイスで挟んだらタロウ・オカモトもビビるんじゃね!?
てわけで、デジタルノギスも導入しましてですね、やっとそれらしい計測が出来た気がします。
マニュアルには48.25mmという基準値が表記されてましたけどね・・・どうなんすか(笑
自由長が短くなってバルブを押せてない、となると絶えず油圧が逃げてる状態になるからマズいんでしょうけどね、今は太陽の塔が頑張って押してる状態ですからね、大丈夫だとは思うんですけどね・・・清掃してから注油して組みますw
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組むのが大変でしたよ~、さすが『代用の問う』 
いろんなバイスを投入しましてですね、バラシの5倍ぐらい時間が掛かりましたけどね、なんとか組めましたw
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シャフトにも十分に注油しましてですね、オイルポンプは完了とします♪

時計の針はAM3:00 今日と明日は3時間も前に出会っちゃったみたいですよw
Posted at 2024/10/10 13:43:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2024年10月09日 イイね!

エンジンは強いっ!

エンジンは強いっ!ブロックやヘッドを洗浄する前に清掃を急ぎますよ 皆さま こんばんは

以前、お頭さんが使っていたカーボンのスクレパーを100均で見つけましたので、すかさず2本購入しておいたんですけどね、これがなんと使い易い場面があるんですよ♪
そもそも100均ですからね、使い捨てで考えるなら竹の割り箸よりも使い易いです(笑
まぁ、割り箸は割り箸で使い易い場面がありますけどね、カップ麺食べる時とかw
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インマニのガスケットを剥がして液体ガスケットを撤去するんですけどね、ワタシが言いたかったのはこのガスケットです!
このペラペラの1mmか1.5mmぐらいのガスケット、当時はこれが普通だったんでしょうね、きっと。
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もう何度もインマニのガスケットを発注しましたワタシですけどね、毎回この3倍はあろうかという厚みの、メタルをサンドした立派なガスケットが届けられます。
そのガスケットに不満があるわけじゃないですよ、逆にありがたいことなんですけどね、それによって他のスタッドボルトよりも5mm短い2本にナットの掛かりが頼りなくなってしまうワタシのヘッドでしたw
ワタシのスタッドボルトはですね、有効がさらに3mm短くなってたので、ホントにトルクが掛けられなくて、結果 スタッドボルトの抜き替えの必要に迫られたわけでした。
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上の真ん中に見えてるのがハイカーボン入りのスクレパーです♪
こういうとこの液体ガスケット剥がしに頑張ってもらいます。
相手がアルミ合金で、このスクレパーですからね、全くもって攻撃性がありませんから、シャコシャコと擦りながらですね、いろんなとこを見たり考え事をしたり出来るのも良いもんだなぁ~、なんて外してあったピストンを見ててですね、ふと違和感?
ちょっと手を休めてですね、ん?? わざわざ近くまで行って、さらに違和感っ!?
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後でじっくり観察しようとですね、エンジンをひっくり返してヘッド側に抜いたまんまの状態で仮置きしてますから間違いなくこの様に組まれてました・・・
右の1番から左の4番へw

コンロッドの組付け間違っとるやんけーっ!!

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ライナーとクランクのメタル部分の位置関係によってですね、コンロッドがオフセットしております。
右の1番は外側(右側)に逃げなきゃいけないんですけどね、逆ですw
左の2番は左に逃げてるので正解w
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右の3番は右に逃げなきゃならないのに左に攻めてるからダメ、逆っ!
左の4番は左に逃げてるから正解。
4本あるコンロッドのうち2本正解、打率5割、正解率50%、ギャンブルなら悩ましいところですw
というか、全部同じ向きで組んだら正解だと思ったのか? てか、思ったまんまで仕事してる? 
だけどさぁ、これで帯広→函館→青森→静岡→岐阜の1600kmを往復で3200km走破してますからねw
3番なんて凄いですよ、2番と3番の間にはスラストベアリングの入った大きいメタルが入ってますからね、どんだけ左にって、オフセットしてる分の2倍離れるんですからね!
小端でピストンの内側を削ってるんじゃないだろか?
洗浄が終わったらバラシて観察しますけど、エンジンって強いですねーw

このエンジンを組んだプロはその辺のこともキッチリと理解した上でですね、敢えてアルファロメオというメーカーに挑戦状を叩きつけたんでしょうね!
こんな風に組んでも全然大丈夫なんだよ♪ という経験値で作業されたに違いないっ!
よく言われたんですよ、『イタ車なんてこんなもんですよ』って♪
なるほど、こういうことだったんですねー、素晴らしいです! 
ワタシなんかですね、経験値などというものは持ち合わせてませんからね、マニュアル通りに組み上げることもままなりませんのでですね、とことん忠実を目指して邁進するしかありませんから頭が下がります。
ちなみにワタシには『イタ車はこんなもん』とは未だに思えませなんだw
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コンロッドにばかり感心してると時間が無くなりますのでね、本題です(笑
『自作ライナー抜き』
人生2度目の登場となりましたところの特殊工具でありますw
最近、巷で散見しますところのライナーと液体ガスケットの仲良し状態を絶縁させるという、どこぞの興信所的な工具です(笑
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こんな風にクランクシャフトのキャップのボルトを利用しましての慎重な作業(笑
ものの10分もかからずに4本とも無事にライナーを抜くことが出来たんですけどね・・・
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ブロック側に残った液体ガスケットを撤去するのがー、またとんでもないですw

で、液体ガスケットの撤去で戦ったことのある戦士には分かると思うんですけどね、極小になった液体ガスケットってのがまた、吹いたってor拭いたって あちこちにくっ付いてなかなか居なくなってくれないじゃないですかww
諦めて洗浄の時にまた戦うしかないんですけどねー、意気下がるわぁー!
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で、思い出しました!!! クーラントの行方(笑
ウォーターポンプから『水ギャラリー』を通ってヘッドに駆け上がるクーラントは理解できるものの、どうやってブロックを満たすの!? という永遠の疑問、アルファロメオ105業界のポアンカレ予想と囁かれる謎を観察するんでしたw
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ライナーを外したらですね、なんとなんと排気側の側面にポートへ繋がる穴があるじゃないっすかーっ♪
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なるほどねー、って考えてもですね、このブロックに溜まったクーラントはですよ、ライナーに阻まれて直では出られないんですねー。
1番の最前面か4番の最後面を流れるしかないってことですよね。
でも、その辺の計算がブロックの容積だったりポンプの能力だったり、はたまたポートの大きさで計算されてるんでしょうねー!

やっぱりですね、エンジンは宇宙ですよ(笑
Posted at 2024/10/09 22:51:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2024年10月07日 イイね!

忙しいところ恐縮ですがw

忙しいところ恐縮ですがw調べたわけじゃありませんけどね、統計をとったわけではありませんけどね、おそらく道民の何割かは確実にストーブに火を入れたはずですよ 皆さま こんばんは

本日の最高気温は16度って、遠く本土の皆様にとっては信じられないような気温になっておりますw
今年の夏は暑いだのなんだの申しましてもですね、時期が来れば確実に帳尻を合わせてくる北海道です(笑

で、エンジンもライナーを外しましてですね、そうそう これはまた次回の記事にしますけどね、こうも忙しいといろんなことがやって来るのは何故なんでしょう!?

『忙しいですか? 忙しいですよねー。誠に申し訳ないんですけど、なんだか雲行きが怪しくなってきたのでクルマを出したいんですけど一人じゃどうにもならなくて手伝ってもらえませんか? 出たら、あとは一人で搬送に載せられるんですけど・・・』

伝書ヘビ号を引き取りにわざわざ帯広から下川町まで搬送車で付き合ってくれた恩人の頼みですからね、断れませんw
二人ならなんとかガレージの外まで転がせそう、という話でしたのでですね、ウチの会社まで来てもらって二人で出かけてきました。

以前、引っ張るわけにも押すわけにもいかない、って話を聞いてましたのでですね、どうせ田舎の畑に直結してるような車庫だと思ってたんですけどね、案内された場所は市内の住宅地、逆の意味でにっちもさっちもいかない状態でした。
タイヤにエアは入ってるんですけどね、左のフロントタイヤのみサイドシルが破れててですね、転がるには転がるのでめっちゃ苦労しましたけど搬送に載せられる位置まで押しましたw

この日は午後から雨でして、夜にウチの会社に届いたんですけどね、十数年ガレージで過ごしていたクルマの埃はキレイに流されてました(笑

ワタシのガレージで奮闘しているところのエンジンの洗浄が終わったら元の伝書ヘビ号の車庫へしまい込む予定でしたw

『コンニチハー、スミマセン』
聞き覚えの無い声が玄関から聞こえて来ましたのでドアを開けたんですけどね!
おおっと、YOUは何しに日本へ!? 最近、多いんですよ!
ただでさえ忙しいって言ってんのに、こういうのも来る!?
『ウラノクルマ、モウノラナイ? タカクカイトリマス、イイネデ』
『イイネデカイトルワケナイネ、ダッタラチュウコシャヤイケ』と、ワタシもカタカナで応酬すること小一時間(笑
『ウルトキハデンワクダサイ』と言って引き下がりましたけど、こりゃ危ないな、とw
来たばっかのクルマ、持ってかれちゃ堪りませんってw

なんだよ~、もう少ししたら車庫に入れる予定だったのにさ~、今 入れちゃわないと気が気じゃないなぁーっ!

てことで、工場に用意してあったタイヤにエアを入れて、ガレージに戻ってジャッキと工具を用意してから会社に取って返して、ジャッキアップしてタイヤ交換して・・・
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人生初の本物の・・・なんだっけ?(笑 だってホイールなんて全然期待してませんでしたからね、想定外w
そうそう、思い出しました ワタナベ! ナットもしっかりワタナベでしたよ♪
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フロントタイヤは175/60-13
見事に亀裂が入ってますねぇ、交換するから良いんですけどね
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リアタイヤは185/60-14
だいぶん尻上がりだったのかなぁ、前オーナーの好みなのか、純正もそうなのか・・・
全然調べてないので分かりませんw

で、押すw 動かないっ! あっちゃー、あの雨で完全にどれか固着しちゃったなぁw
一本ずつタイヤの上を両手で動かすと、左のリアが1mmも動きませんね。
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おぉ~、パッドが全然戻ってませんねぇ、サイドブレーキ兼用で張り付いちゃったみたいですw
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こういう時はキャリパーをずらしてブレーキが無かったことにする(笑
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ホイールの内側に擦れて悪さをするのもイヤですので針金で縛っておきます。
なんだかアメリカの動画でよく見る光景です(笑

エンジンが掛かりませんのでですね、手で押すのを予定してましたから空気圧を高めにしておいて正解でしたw
一人で前に押して、ハンドル切って後ろに押して、また戻して前に押して、で、車庫まで一気にバックで押す!・・・無理っ! 
ここは仕事終わりの彼らに押してもらいましょw
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かれこれ3年前ぐらいからですね、ボロボロので構わないからビートを見つけて!
って、お願いしてあったんですけどね、
『ホントにボロボロのしかないから、もう乗らずに置いてあるウチのカミさんのでどうですか?』
って、打診がありましてですね、ようやくやって来たビートです♪
まぁ、手を掛けてから仕上げるのに軽く3年はかかる計画のホンダ・ビート

ワタシはコイツで『K4-GP』に出るっ! 出たい! 出れたらイイなぁーっ!(笑
Posted at 2024/10/07 20:15:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

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