人生の三分の一は睡眠時間だと聞きます 皆さま こんばんは
ホントでしょうか(笑
ずーっと振り返って考えてみても、ワタシの場合は四分の一が適正ではないかと思います。
前の晩から荷造りを始めましてですね、この日もそそくさと伝書ヘビ号に荷物を積み込んでいたわけです、一抹の不安を抱えながら・・・
荷物を積み込みまして、オイルのチェック・・・MAXから7mmほど下げたところを規定量としていますがOK・・・下回りの床に垂れた形跡も無し! ん、大丈夫。・・・まだか
次はクーラント・・・ラジエターキャップを・・・OK、リザーブタンクはバンドの下を上限としてるけど・・・OK、キャップからときどき垂れるのはご愛敬(笑・・・まだか
ブレーキのフルード・・・OK、クラッチのフルードも・・・OK・・・まだか
ファンベルトの張り・・・OK、予備も持った(笑・・・まだか
お次はリア、トランクのバッテリー端子・・・OK 緩みなし・・・まだか
気にしたこと無かったけど燃料のキャップの緩みとかって・・・あれ?ちょっと緩いか?
時間つぶしにイイかもね♪
キャップを外してガスケットにちょっと細工をしまして・・・おぉ~、ほんの少し斜め加減がイイ感じじゃないの~♪・・・まだか
ってなことをしてたんですけどね、出発予定時間の12時まであと5分・・・まだか
今だから言えますけど、今回はノロイ退治で島まで行きますからね、道中 何が待ち受けてるかなんて想像すら出来ないわけであります。
もう一度、積んだ工具を頭の中で整理して・・・およそ17mmまでのメガネとスパナとラチェットがあれば大丈夫、それ以上のサイズの重整備になることは・・・ないよねw
よく『そんな古いクルマで遠出する気になるよな!』とか言われるんですけどね、1日に1000km走るのと10日で1000kmを走るのを比べたらですよ、10日で1000km走る方がクルマには厳しいんじゃないかと思うんですよ。
ドライバーには1日1000kmの方が厳しいんですけどね(笑
仮にも24時間耐久レース仕様の伝書ヘビ号ですからね、1日2000kmは余裕でこなしてもらいたいっ!
故障にしたって、それは いずれは出た不具合ですからね、5月に出ようが9月に出ようが時期なんて関係ないですしね!
大丈夫、出たら出たでなんとかして・・・もらおう(笑
ってなことを考えながら、あと3分・・・まだか
そんな故障修理よりもですよ、ワタシの場合の最大の不安材料は本土の高速道路なわけですよw
大体にしてですね、目的地の場所が看板に出る場合は まぁ良しとしてもですよ、そうじゃない場合が主じゃないですか!
その場合にですね、○○方面 と看板に出るわけだ(笑
そうするとですね、○○方面ってどこ!?ってなりますわなw 辛いっすわ~!
そこに持ってきて、ほら、渋滞とか迂回とかってなるんでしょ、ね、なるんでしょ!
たまらんわ~、ほんと、で、東京の方とかになるとですよ、なんか地面から浮いて橋の上みたいなとこを大きくカーブしながらグルグル走ったりして、ねぇw
ただでさえ方向音痴なワタシの感覚をだまそうと必死な道路の作り方をしているとしか思えんのですよ(笑
と、余計なことを考えながら時間をつぶしてみても、あと1分・・・まだかw
しゃーないです、ここは覚悟を決めます!
えー、こちら戸塚中継所、まだ入ってきませんねー、姿が見えません。
しきりに右手の時計を気にしていますが、おそらく・・・あぁ、このまま・・・
2014年に参加してから初めてのこととなりますね、伝書ヘビ号!
・・・10秒前・・・5秒前・・・3、2、1
ああああぁっと、繰り上げ! 繰り上げスタートです! たすきがつながりませんでしたーーーーーーっ!
2023イタリアンジョブの受理書が届きませーん(笑
受理書には当日、あーしてね、こーしてね、の他に一番大事な、フロントガラスの右上に貼っておかなきゃ入場係のスタッフさんに迷惑をかけるっちゅうシールが入ってるはず!
今まで、貼るのを忘れた人はいても、届かなかった人はいないでしょう(笑
いやぁー、地味で目立たないワタシですからね、うまく入場できるか心配ですw
伝書ヘビの冒険 イタジョブ編 スタートです! いつも通り前置きが長かったw
5月15日(笑) この日の帯広の天気はくもり、午後から雨 目指す苫小牧は雨ですわ~w
往きの苫小牧は4回経験しましたけど、いつも雨なんですよね!
雨の中、またあの乗船待ちの車列に並ぶのはテンション下がるんだよなぁw
でも走り出したらもう関係ないです、曇りだろうが窓全開(笑
気持ち良くってたまりません♪
取っ払っちゃった内装のせいで人にはうるさく感じられるいろんなノイズも気持ちイイ!
無駄にハンドル当てちゃったりしてね♪ クンと向いてくれるのがたまら~ん!
今回は空気圧を1.6にしたんですけどね、リアが蹴ってるのがまたイイ感じ!
A/F計の数字もイイとこ♪ マフラーから聞こえてくる排気音の連続がまた♪(笑
苫小牧までは178km、順調に走ると2時間半ってとこですね。
アクセルを踏み込みたいんですけど、この先の道中を考えたら最初から調子に乗るのは控えましょ、大人だから(笑
サーキットを走るようになってからシートのポジションがどんどん前にいっちゃって、全開の窓から入って来る外気は耳から後ろにしか当たりませんよ。
ですので、髪型が崩れる心配なし! 坊主頭なんですけどーっ(笑
あらーっ、やっぱり降ってきましたねー、雨がw
昨日、気づいて塗ったガラコが良い仕事してくれるのを信じましょ!
でも、喧嘩ワイパーのせいかなぁ、フロントガラスの真ん中の水滴がなかなか飛んでいかないですねw
よくワイパーを開いた状態でキープされてる方がいらっしゃいますけどね、そういう意味なのかもしれないですね。
途中のパーキングエリアには止まらずにそのまま、いかだを泊めてある港を目指してひた走ります!
苫小牧のフェリーターミナルに着いたら空は完全に雨でした。
あとは乗船手続きをして、伝書ヘビ号を乗り入れたら今日のノルマは終了っ!
時間の余裕がありますので、手続きの時間までターミナル内をブラブラと・・・?
あれ?家からLINEが入ってるよ? ん? 写真?
これはイタジョブの受理書じゃないっすかーっ!(笑 今、届いたって(笑
前は道内でも遅くても2日あれば届いた郵便物も、今では最悪5日かかりますからね!
世の中どんどん便利になる一方で、取り残されるものは現状維持じゃなくて、どんどん不便になる、っちゅうのは何故だーっ!
さて問題です、伝書ヘビ号はどこでしょう?(笑
ほんと、ちっこいですよね、隣のワンボックスに入れるんじゃなかろうかw
で、ラウンジを降りようとした時に驚いた!
この後ろに貼ってあるステッカーを見る限りですよ、これはこの機体を運んでるわけじゃないですよね!
この方は飛行機の機体をチョン切ってキャンパーにしたのではなかろうかっ!?
最近のキャンプブームもここまで来たのかとビックリしましたねー、えぇ。
でも、ワタシなら機体の真ん中じゃなくて先端部分でしょ、使うなら(笑
世間には豪傑がいらっしゃいますです、はいw
乗船手続きは出港の1時間半前から、ってことで、出港は18時45分ですから17時15分。
なんか、窓口でやり取りしなくても、機械でピコピコってできるみたいw
窓口には車検証を提示しなきゃならないんですけどね、どうやってするんだ?って思って車検証をば見たらば、QRコードも付いてるんですね、最近の車検証はっ!!
ほう、最近は何でもかんでも便利だよなぁ~w
で、手続きが始まりまして順番の列に並んでましたらね、ほら、行きましたよ機械に。
3台とも埋まりまして、どんだけ早いのか見てましたらね・・・ノロいっ!
ここにも居たぞ、ノロイ! 手始めに退治したろうかっ!(笑
使い方分かんないのにそういう文明の利器に手を出しちゃイカンぞ(笑
結局3人が3人とも係員の説明を受ける始末ですよw
真ん中のじいちゃんなんか次にタップする場所まで教えてもらっとる、、、。
ワタシは窓口です、決めました(笑
で、外を見るとですね、気の早い方々がもう乗車して係員の誘導を待ってるんですよ。
ワタシも乗車しますけどね、それはあくまで乗船する時にバタバタしないように今夜の着替えと明日着る服の用意をするだけであって・・・
あら?なぜにこんなに早くエンジンかけて進んでますか?
と、係員が来て『はい、進んでください』って、ほう、こんなに早く乗船できるんだ♪
後ろについた車もありますからね、伝書ヘビ号のエンジンをかけてノロノロと進みます。
船からは、荷台を積み込んだトレーラーの頭が数分おきに降りてきます。
『やっぱりまだ早いんじゃないの?』
でも、数分おきに何故か誘導員がクルマを進めるんですよw
なもんで、伝書ヘビ号のエンジンを切るに切れない状態が続くこと40分w
この雨の中、アイドリングを40分ですよ!
しまいには、アイドリングがだんだんと下がってきて500rpmぐらいになって、絶えず煽ってやらなきゃならないことに・・・ww
こりゃ参った、しばし考えて最短でできる対処法は・・・ほんのちょっとだけ点火時期を遅らせる!
助手席のシートの後ろの工具袋から10mmのコンビネーションスパナを取り出して、次にちょっとだけ伝書ヘビ号を移動するタイミングを測りますw
数分待ってたら、やっぱりちょっとだけ動いた! 『今だっ!』
一発4000rpmぐらいまで煽ってから、小雨の中 ダッシュで降りてボンネット開けてキャブを煽る(笑
煽りながらデスビの10mmを緩めて・・・この辺・・・まだ固い、もうちょいか・・・お、ここ!
で、ほんの少しだけ点火時期を遅らせると・・・おぉ~、アイドリング持ち直した♪
緩めたナットを締め直して、ボンネット閉めて、大急ぎで運転席へw
それからは、安定しましたけどどこかで戻さにゃいけんなぁーw
とか、考えてると本格的に乗船開始です!
伝書ヘビ号を停める場所は最下部の1番デッキ、おそらくは海面と一緒ぐらいの高さじゃないかなぁ。
ガンバは筏で島に渡りましたからね、本物です(笑
デッキにクルマを停めると、もう航海中はクルマに戻れませんから用意した荷物だけ持って予約した客室へ。
こんな感じで綺麗です。
今回はいつもの一番安い雑魚寝より¥4000高いコンフォートっちゅうやつにしました♪
それでも2番目に安いやつね(笑
こんな感じでカプセルホテルの横入りバージョンです。
適当に荷物を放り込んでお待ちかねの夕食バイキングのレストランへ!
みんな考えてることは同じみたいで、どんどん人がやってきますw
せっかくの夕食ですから写真でも、と思ったんですけどね、こんなごった返したバイキングで絵面の良い食材の取り方なんてできませんって(笑
どう見ても『ザ・食欲』みたいな盛り付けになっちまいましたので写真なし!
結局食い過ぎてしまうダメなオッサンです、ううぅ、腹がきついw
レストランから出ると同時に出港しました♪
『さぁ、1日目が終わるぞー、明日は静岡だ!』
ベッドに戻って一息ついたら売店でも覗いてこようかな?
ちょっと腹ごなしに風呂に入って、船内をブラブラと・・・変わり映えしないよね(笑
歯でも磨いておくか♪
またベッドに戻って備え付けのTVを見て・・・も、つまらんしw
まだ9時を少し回ったとこじゃんw 明日からの計画でも立てて・・・
堕ちた(笑 1日目 終了ーっ あっけなw