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2016年12月17日

タイヤとホイール考察(レガシィ純正17インチホイール)

タイヤとホイール考察(レガシィ純正17インチホイール) 今回は鍛造ホイールではなく、鋳造ホイールという前提で話を進めていきます。
あとホイールの話ですがドレスアップ要素無いです。


ニューマウンテン殿から譲っていただいたホイールについて考えていました。
まず重量。
レガシィ純正17インチホイールとZE912 215/45R17の合計重量は19.7Kg/本。
ZE912 215/45R17の参考重量は9.6Kg/本なのでレガシィ純正ホイールの重量は10.1Kg/本という事になり、意外と重いのですね。

鍛造ホイールの代名詞、BBSのRE-L2は6.2Kg/本(17インチ)との事なので、やろうと思えばそこまで軽量化できそうですが。

けれどホイールが重いという事は剛性と強度に期待ができる。
特に乗り心地の面ではホイールの下、つまりタイヤが良く仕事をしてくれるようになるので乗り心地が良くなる。
高級車のホイールが一様に重いのはそのため。
しかし、当然重いホイールに答えるだけのタイヤと自動車のボディが必要になってくる。
そういう意味でインプレッサはボディが少し軽いけれど、純正で17インチホイールも装着しているから大丈夫っぽい。
スバルなので見た目だけを重視した17インチではないでしょう。
どうせならGVFと同じ17インチブレーキ付けてくれれば嬉しいんだけどね(笑
今年は17インチタイヤで走っていましたが、ハンドリングの不満はありませんでした。



しかし重いホイールでは当然加速は落ちます。
こればかりは仕方ないのだけれど、同じホイールでもタイヤ銘柄を変えると走りが軽くなるのですね。
例えばエコロジータイヤとか。

でもエコロジータイヤはエコノミータイヤと同義な所もあり、重いホイールでは走りのクオリティが下がるものがある。
具体的にはタイヤが路面からの入力を受け止めきれずに跳ねたりする。
ホイールやボディの重量に負けて変形しすぎて、本来の接地形状を維持できない場合もある。
だからタイヤの選定がとても大事。

この観点から行くとホイールの外径(インチ数)が小さい方がホイール重量が軽くなる分、クオリティの低いタイヤでも走りのクオリティは落ちにくい事になります。


走行中のホイールって、割とグニャグニャ動いています。
(どこかに動画があったのですが…)
しかし剛性が高いホイールを使用する事によってホイールの動きが抑えられ、タイヤの変形が減り、地面にベッタリと接地できるようになるのですね。
この時、きちんと路面に追従できるタイヤの場合は最高のパフォーマンスを発揮してくれるのです。
重いホイールなら、さらに路面にベッタリとタイヤを接地させてくれます。


みん友さんからの又聞きですが、最近のスバルレーシングカーもホイールの軽さより剛性を重視するようになってきているそうです。
エンケイの記事にもありますが、ホイール剛性は走りに大きく影響するようですから。
エンケイ「スポーツホイールに求められる剛性って?」:http://www.enkei.co.jp/webmagazine/msn/msn_02.html
ですから、この17インチホイールは走ってみると意外と速いのかもしれません。


という事で、レガシィホイールに装着するのは「重量級車両に装着する事が想定されている、クオリティの高いエコロジータイヤ」にしようかなと仮決定したのでした。
ブログ一覧 | タイヤ・ホイール | 日記
Posted at 2016/12/17 09:02:19

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この記事へのコメント

2016年12月17日 13:13
前車B4の時はこのホイールが付いていて
すぐ社外品に替えようとして
結局数年使い続けた記憶があります。

やはりメーカーが考えて造ったものですから
純正品も侮れませんね。
重い事にもメリットがちゃんとある…
今更ながら気付かされました。
コメントへの返答
2016年12月17日 15:35
ホイールだって軽いほうが材料費安いですし燃費も良くなるので、重いのは理由があるはずなのですよ。
レガシィは性格上グランドツーリングカーなので、乗り心地とハンドリングの正確さを重視して重いホイールなのかもしれませんね。
メーカー純正はコスト上仕方ないものはともかく、必要なパーツには割とカネかけますから侮れませんよね。

使い続けたという事は、実はレガシィとフカケン殿の感性に純正ホイールがマッチしていたのかもしれませんね。
2016年12月17日 15:06
こんにちは。
そういえば、新型フリードのホイールは、従来よりリムの外径部を10%肉厚にして、重量を増して静粛性を上げているようです。

何を求めるかによるのでしょうが、あっちを立てればこっちが立たず、難しいですよね。
コメントへの返答
2016年12月17日 15:36
ホイールの重量を見るだけでも、メーカーがどのような考え方なのか分かって面白いです。

私の初期型フリードも随分とホイールが重いのですが、新型は更に重いのですね。
軽いホイールにして運動性能を上げるか、重いホイールで快適性を上げるかが変わりますので、ホイールによって若干方向性のチューニングができるのではないかなと思います。
2016年12月18日 10:46
この摩擦を含む路面条件、速度に於けるタイヤの挙動を求めよ
なお取り付けるホイール側の撓みは無視出来るものとする

みたいな机上検討もタイヤメーカーで繰り返されてるに違いないので、やっぱりホイールはガシッとした剛体であって欲しいです

あとパワー比で軽すぎるとホイールスピンみたく実質路面から離陸してしまう動きが随所で起きやすくなるので、結果読みにくくて疲れる挙動になる気もします
コメントへの返答
2016年12月18日 19:06
エンケイの記事でも酸素殿と似たような事をレーシングドライバーが言っていますね。
ホイールが歪むということはタイヤも歪んでいる訳で、きちんと設計通りの動きをするにはホイール剛性がしっかりしたホイールが大事と思うのです。


タイヤの試験でホイールごとの挙動変化を調査するには膨大な時間とコストがかかりますので、最近のコスト重視の風潮の中でどこまでやっているのか興味ありますね。
2016年12月18日 20:33
みんカラ初年度からいつも書いちゃってましたが、冬用ホイールにあえて重いホイールを用意してみたところ、狙い通りの仕事をしてくれてるどころか、通常のドライ路面での走行も想像以上のパフォーマンスを見せてくれています。
加速こそ鈍くて、今日も朝から軽自動車にカモられてしまいましたが、接地感がある=安定性が素晴らしいもんで、曲がりをはじめ、冬タイヤとは思えない走りもしてくれてます。
ミニ四駆の少年時代も含め(笑)、今まで軽量化こそ命と思っていましたが、今の車以降、軽さが全てじゃないと考えが180度変わってしまいましたね…。
コメントへの返答
2016年12月18日 21:09
元々NAインプレッサは直線番長ではなくコーナリングマシンですので、相手の得意な直線加速で勝負せずこちらの得意なコーナリングでバックミラーから消してしまいましょう(笑
最近の軽乗用車、直線ならぬふわキロくらいまで平気で付いてきますよ(汗
そこからはトルクと空力の差で引き離せますけど。


こちらのスピードライン・プレオRも重量級ホイールとナメていましたが、走りの質が大変に良いです。
自動車車体も昔は軽量な程良いとされていましたが、いまはボディ剛性が大事でどんどん重くなっているにも関わらず速くなっていますからね。

ミニ四駆も今はコースアウトしないように重くなっていると聞きます。
昔の常識は今の非常識になってしまっているんですね…。

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