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ペンタゴン7のブログ一覧

2022年11月29日 イイね!

トムスモーターオイルプレミアム5W-30(SP)のインプレッション

トムスと言えばトヨタ系では有名なレースコンストラクター。
今でもスポーツ系パーツを販売していて、レース活動にも積極的。
そんなトムスのプレミアムオイルがあるというので試してみた。


写真1

ハチロクのエンジンオイルを入れ替えてエンジンをかけると…エンジン振動を割と感じる。
エンジンノイズも割と発する。
ウェブページを見ても全合成油とは書いてあるけれど、PAOは配合していないみたい。
という事はフルVHVIの鉱物油って事か。

特に低温対応系添加剤も配合していないみたいで、低温時のフィールはいまいちかな。
とは言え、温まってもフィールはあまり良化しないのだけれど。


エンジンオイルの特性を見るには、低回転で負担をかけるのが一番。
という事で時速50Kmでマニュアルモード。
ギヤは5速固定でアクセルを踏み込む。
レスポンスは悪いけれど、まあ何とか前に出る。
振動とノイズも大きいかなー。
この辺は普通の鉱物油って感じ。


普通に走る分には2.4Lもあるエンジン排気量を活かしてゆったりと走る感じで、低回転側のトルクは十分。
元々の2.4Lエンジンが発する太いトルクが増幅されている感じで、街乗りが凄く楽。
ただ高回転は苦しそうなので、あまり高回転回すオイルじゃないな。


レスポンスはあまり良くなくて、俊敏な動きは苦手。
姿勢を作って、アクセルを踏み込んで、前に出て欲しい場面で、あれ?って思うくらいレスポンスが遅く、スポーツカーらしいエンジンレスポンスが望めない。

特にパワーの必要な高速道路ではエンジンレスポンスの遅さが気になる。


低回転はトルクが出るけど、高回転は苦手でレスポンスが遅い…。
つまり、このオイルは考え方が古いんだな。
油膜を厚めに取っておいて保護性能を確保しようという意図を感じる。
もちろん悪い事じゃないし、潤滑油としては王道の考え方。
普通に使っている人は気が付かないだろうし、ディーラーに出してもクレームが出にくい。
油膜が厚いから長く使用しても性能劣化も起きにくい。
なるほど、良い商品だ。

エンジンレスポンスはほとんどの人が気にしないし、ほとんどのクルマはCVT。
だからクルマ側がエンジン回転数上げて対応してくれるから、ほとんどの人は分からないだろうな。


でも他社は低粘度系添加剤を使用していたり、驚くべき粘度指数を採用していたりする。
インテリジェント分子とか、30番オイルで300を超える粘度指数とか。
トムスオイルはそう言った特異なものは使用していない。
流石に有機モリブデンなど当たり前の添加剤は使用しているだろうけれど。

という事でオイルマニアを納得させるにはもう一つ何かが足りないなーというオイルと感じた。


素朴な疑問があって、このオイルはレースで使えるのだろうか。
GRやカストロールは市販オイルをそのままレースカーに使用している。
だから高性能の裏付けにもなっていて、高価格も納得できる。

けれど、このオイルは間違いなくレースでは使えない。
折角トムスブランドを付与しているんだから、実際にレースで使えるオイルを売ればプレミアム商品として成り立つと思うんだ。
例え非常に高額でも、レースで実際に使用できるとなれば売り文句としては強烈。

是非その辺のスーパープレミアムオイルを期待したいな。
Posted at 2022/11/29 14:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2022年05月05日 イイね!

久しぶりの安オイル

久しぶりの安オイルコメリにクルーザードって銘柄のエンジンオイルが出ていたのは知っていましたが、買い物ついでに久々に手に取ってみた。
最近はずっとペール買いしていたから、4L缶なんて久しぶりだ。
インプレッサもハチロクも、4L缶一つじゃ足りないからね。
昔のコメリセレクトオイルはエクソンモービル製造だったけど、今はどこが作っているんだろう?

って、コメリのウェブサイト見たらSDSが出ている!
https://www.komeri.com/disp/CKmSfGoodsPageMain_001.jsp?GOODS_NO=2010796&dispNo=
いきなり真面目になって、どうしたんだコメリ。


恐らく私のようなユーザーによる問い合わせが非常に多いから、面倒でもアップロードしたんだろうな。
見てみると、鉱物油割合が80%から90%…。
恐らく添加剤だろうけれど、10%程度鉱物油以外が入っているのか。
とりあえずフルVHVI(HVIの可能性もあるが)の鉱物油のようです。
恐らくGr1鉱物油でも20番オイルは恐らく作れるだろうけれど、VHVIで作った方が明らかに安いんだろうな。
むしろこの価格でGr4使っていたらそっちの方が驚きですが。

ただ、粘度指数とかは記載がないのね。
仕様は予告なく変更する可能性がありますってやつか、もしくは製造元が複数あるのか。

この手の安物オイルにSDS用意してくれるなんて、随分親切になりました。


安物オイルにライフまで求めるのは酷なので、恐らく1,000Km使って洗い油になる運命でしょう。
一昔前だったら油膜が心配だとか言っていましたが、今は0W-8が流通している時代です。
20番オイルでも普通に20万キロ以上走っているクルマが多いし、何ならスポーツカーのGR86だって0W-20オイル指定。
何ら問題はない。
もちろんエンジンが20番オイルに対応しているのが大前提ですが。


ただ、低粘度オイルなら燃費が良いかって言うとそうでもないんだな。
謎なのだけれど、昔から私の乗るクルマは50番とか40番の極端な粘度でカタログ燃費以上を叩き出す。
理屈では抵抗が少ないサラサラオイルの方がパワーが出て低抵抗な分燃費も上がるはずなんだけどなー。
本当に謎。
例えば現在使用しているインプレッサは10W-40のオイルでカタログ燃費以上を叩き出す。
カローラも同じく10W-40オイルでカタログ燃費以上を叩き出す。

恐らくシリンダの気密性が上がって発生するトルクが、高粘度による抵抗を上回っているんだろうな。
ブン回せば20番オイルの方が低燃費なんだろうけど。
Posted at 2022/05/05 16:42:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2022年01月25日 イイね!

GRモーターオイル・ツーリングのインプレッション

オイルのインプレッションなんて久しぶりだからうまく書けるかな。


GRモーターオイルって、簡単に言えば純正オイルって大した事無いでしょ?と思われるのが嫌なのでトヨタが本気出して作ったオイル。
自動車メーカーの純正オイルはメーカーがこのオイル使っていれば大丈夫だよ!とお墨付きのオイルですし、極端な条件に持ち込まなければそうそうエンジンは壊れないようになっています。
純正オイルを使っていれば保証期間中に何か起こるというのは非常にレアケースで、それだけ信頼性の高いモノ。
規格外の低粘度オイルであるホンダのウルトラグリーンやウルトラネクスト仕様車も普通に20万キロ走行しているのがありますし、メーカーも公式にコレ使っていれば大丈夫と言っています。
つまり純正以上のオイルって極端な状況でなければ意味が無いという事にもなります。

じゃあお前は何で色々なオイルを試しているんだよという話になるのですが、これはフィーリングのため。
保護性能についてはメーカー純正オイルですらオーバースペックで、市販の4L2,000円程度の品物で十分。

しかし使った感触が銘柄ごとに全然違うんですよ。
特に2,000円クラスのオイルは特性がバラバラで一つ一つ個性が強い。
・・・良い意味でも悪い意味でも。

そう言った個性を楽しむためであって、性能であればディーラーで純正オイル入れるのが一番と分かっていながらやっているのです。


写真1

そこでこのGRモーターオイル・ツーリング0W-30。
これ、実はAPI認証取っていません。
だから普通SNとかSPとか規格名が付くんですけど、このオイルには無いんです。
APIドーナツマークも無ければILSACスターバーストマークも無い。
本当にトヨタオリジナルのオイル。
こういうのはホンダが大好きで、エンジンオイルやMTオイルに粘度規格すら無いんですよ。
恐らく認証を取るとその分コストがかかるので、コストダウンのためじゃないかな。


エンジンオイルを交換して、走り出すとすぐに違いが分かります。
エンジンが冷えている段階からエンジンノイズも振動もほとんどなく、暖気が終わっているかのようなスムーズさ。
普通は振動とかノイズが大きめに出るのでアクセル開度を控えめにするものですが、このオイルは最初からスムーズ。
スルスルとクルマが前に出ます。
静かで滑らかで、スムーズ。
大事な事なので何度も書きます。
本当に同じ車とは思えないレベルの変貌ぶり。


エンジンのトルクは明らかに増えていて、アクセルペダルを少し踏み込むだけで簡単に流れに乗れる。
エンジンが冷えていても気にする必要が無いので気が楽。
そしてそのトルクはレブリミットまで落ちず、一気に加速する。
燃料添加剤で加速は改善していましたが、さらに加速力がアップしている。
速い。
ハチロクってこんなに速かったんだ。

おかげで普通に走っていても流れをリードするところか後続を引き離している事がある。
走っていてもエンジンは無音無振動で、ただひたすらに快適。
ここまで来るとタイヤも静かな銘柄に変えたい。
っと、まだスタッドレスタイヤだった。

ハチロクは60Km/h巡行時エンジン回転数は大体1200rpm程度だけど、その程度の回転数で上り坂も楽々。
今まではキックダウンしていた場面も6速のまま走る程にトルクがある。
残念な事に私のハチロクはATなので低速でハイギヤにする負荷のかけ方は出来ないけれど、十分にトルクが出ているのが分かります。
高速道路でも90Km/hを1700rpm程度で走りますがエンジンは相変わらず無音無振動。
タイヤがうるさいのが気になるレベル。
意外な事にGRスポーツマフラーすら静かになっています。


また、全域で出ていたノッキングが消えました。
常にガチャガチャうるさかったのに、ほとんど聞こえない。
これはオイルが原因というよりスパークプラグが原因だと思うので、NGKの品番が出るのを待っています。
しかしながらノッキングが発生していてはエンジン保護制御が優先されてしまうので、パワーを出すどころじゃない。
このオイルでハチロクがパワーアップしたのはノッキングが消えたのもあるかも。


シャコタンにしたりホイールでっかくしたりガルウイングにしたり派手なエアロにしたり、そう言うのもありだけど、本来の性能を発揮するように部品を一つ一つ選んで自分好みに育てる。
そんな楽しみ方もアリだよね。

そんな事を思うエンジンオイル、GRモーターオイル。
あまりに良すぎて、普通のオイルに戻れるか心配になります。
Posted at 2022/01/25 19:28:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2021年10月20日 イイね!

ガルフアローGT20を使ってみて。

ガルフアローにエンジンオイル交換して走りが全く変わった。
無音無振動の水平対向エンジンが極めて滑らかに回る。
エンジンもオイルも存在が消えたかのように、極めて滑らかに走るハチロク。
トルクがあるというか極めてスムーズに加速して、すぐに速度が乗る。
そうして気が付けば走る事に没頭している。
ハチロクの開発者はこんな状況を考えながら作っていたのかも。
ちょっと古くなったタイヤが轍に取られたりノイズを発するけど、気温10度では仕方のない状況か。
出来ればタイヤも存在感を感じない銘柄に変えたい。
今までで一番存在感の無いタイヤはミシュラン・プライマシー4。
これを装着すればもっと走りに没頭できるかな。
でも、あえて主張の強いピレリタイヤもイイかも。

久しぶりに良いオイル使っているなー。
長く使おうと思ってできるだけ良い物を選んだけど、この選択は大成功だった。
PAOだとかエステルだとか、小賢しい理屈が吹き飛ぶ。
中身はどうあれスーパーメジャーの本気は凄い。


やっぱり良いオイルを長く使った方がイイんだよね。
分かっているけど、次はまた変なオイル選んでいそう(笑

ちなみにアローGT20(0W-20)は20Lで2万5千円程度。
リッター1,250円程度と安くはないけど、それだけの価値はあると思うな。
いっその事発注して逃げ道を無くすという手も?


いやいや、まだジェイテックエコライダー残っているからね。
Posted at 2021/10/20 21:14:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2021年05月05日 イイね!

定番エンジンオイルの性能試験(インプレッサとGTXウルトラクリーン5W-40)

カストロールXF-08って、カストロールGTXウルトラクリーンに名称変更されていたんですね。
最近オイルを物色していなかったので気が付きませんでした。
GJ7インプレッサには初の40番オイルになるかな?
この「部分合成」って響きが気になるけれど、グループ3なのかグループ4なのかどっちなんだろうね?
ただの知的好奇心なんだけどさ。

このオイル、ちょっと前まではXF-08と言う名称で販売されていました。
40番オイルの定番で頻繁に2,000円/4L程度の価格で販売されています。
最近は0W-20どころか0W-16、さらには0W-8なんてオイルも販売されており、40番オイルなんてほとんど出番がありません。
私のインプレッサも0W-20エンジンオイルが指定されていますし。


今後電気自動車が主流になると、レンジエクステンダーや日産のe-powerみたいにエンジンを発電機として利用するようになるでしょう。
そうすると、0w-8エンジンオイルもしくはそれ以下の粘度でも十分にエンジン保護ができるでしょうね。

現実問題すべての車両が電気化すると原子力発電所10基分の電気が不足するそうですが、その電気をどこから持ってくるの?という課題があります。
そうなると、エンジンを発電機にしてモーターで走るクルマがしばらくの間は主流になると思うなー。


話が飛びましたがいつもの事です。

久しぶりの40番オイル、カストロールGTXウルトラクリーンの実力はどうなんだろうね?と、ちょっとドライブしてきました。


Dレンジに入れて走り出すと、重い。
走り出しはずっしりとした重さを感じます。
元々私のインプレッサは通常17インチのホイールを18インチにサイズアップしていて走りが重くなっていますが、その重さを助長するよう。
軽快な走りとは無縁ですね。

トルクはずいぶんと太くなっており、CVTの変速比のみで加速する場面では今まで以上に力強い。
よくあるアクセルチョイ踏みの場面は大変に楽になっています。
しかしエンジンの吹け上りが極端に悪くなっているのできつい上り坂などは正直かったるい。

ただ高回転まで回すと素晴らしいトルクの太さでグイグイ加速するので、Dレンジのまま画高速道路の合流ができます。
低回転域はぱっとしませんが、高回転域は素晴らしいパワーとトルクですね。

エンジンは元々静かで振動少ない水平対向エンジン(FB20)ですが、快適性が相当に上がっています。
振動もノイズも大幅に低減。
快適性が欲しいなら選択肢に入れるのもイイでしょう。

大体330Kmを走行して16.12Km/Lとカタログ燃費を超過するので、潤滑性能に優れた低燃費オイルのようです。

GJ7インプレッサには18インチホイール装着モデルは無いのですが、17インチホイールモデルのカタログ燃費はJC08モードで15.8Km/L。
GK7型インプレッサの18インチホイール装着モデルではJC08モードで15.5Km/Lとなっています。


総評は、面白くないけど快適なオイルってところかな。
定番オイルだけあって性能は高いです。

今後使うかと言われると、使わないかなー。
やっぱり20番オイルの方が合っている感じですね。

という事で次回はSP規格品になってどう変わったのかレポートできれば。
Posted at 2021/05/05 19:05:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記

プロフィール

「うーん、やっぱりリアがグニャるな。ちゃんとタイヤ空気圧はリア3.5キロ入れてるのに。こんな空気圧でも入れ過ぎじゃないです。指定空気圧がフロント2.8キロリア3.5キロ。」
何シテル?   06/18 18:23
JH2型N-WGN、M910A型ルーミーに乗っています。 フォローはご自由にどうぞ。 ドライブが好きで、ふらりふらりとあちこちに出かけています。 ...

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