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ペンタゴン7のブログ一覧

2021年10月18日 イイね!

ハチロクのノイズ対策とエンジンオイル交換

たまに雑誌なんかで「昔のクルマにはこんな機能があった!」って特集あるじゃないですか。
未来の雑誌の特集に乗りそうなのが、ハチロクに搭載されているサウンドクリエーターという装置。
「今はほとんど電気自動車だから走っていてもほぼ無音だが、昔はガソリンを燃やす燃料自動車が主流でエンジンの稼働音が車内に響いていた。そのなかでも面白いのがエンジン音を増幅させるサウンドクリエーターだ」みたいな。
これはエンジンの音を増幅して車内に取り込むという装置。
どうやらスポーツカーとはうるさい物だと勘違いしたトヨタがわざわざヤマハに作らせたらしい。
私はうるさいクルマが欲しくてハチロクを選んだ訳ではなくて、スポーツカーが欲しくてハチロクを選んだ訳でもない。
トヨタの中で、私の買える予算範囲で思い通りに走れそうなクルマを選んだ結果がハチロクだっただけ。
セリカがあったらそっちを選んでいたかも。

そんなカローラみたいな感覚でハチロクに乗っている私としては、ノイズ増幅装置の意味が分からないのです。

でもそんな私向けにきちんとTRDが対策品を出してくれています。
写真1

それがサウンドチェンジャーというアイテム。
気に入らない人はキャンセルできるし、気に入った人は音量増幅ができる。
いや…、これ作るくらいならサウンドクリエーターをオプション扱いすれば良かったのでは。
商魂なのか意地でも通したい人が開発部にいたのか不明ですが、これでサウンドクリエーターをキャンセルできます。
青いのがキャンセル、赤、緑が音量アップ。
これZN8に流用できないかな。


写真2

取り付けは意外と難儀しました。
恐らく簡単に付ける方法があるのかもしれませんが…。
サウンドクリエーターを外すと不具合が発生する事があるそうなので、今回はサウンドチェンジャーを選択。

アッパーマウントのクラックは気になり続けたけど結局交換しなかった…。


取り付けて走ってみると、静かすぎて驚きます。
今まで巡行の2,000rpmでもうるさかったのはサウンドクリエーターのせいだと分かりました。
エンジンをブン回しても5,000rpm以上でなければノイズがほとんど分かりません。

いままでキックダウンが気になっていたのはこのノイズのせいらしく、サウンドチェンジャー装備後はキックダウンが一切気にならなくなりました。
頻繁にエンジンオイル交換するんじゃなくてサウンドチェンジャーを最初から買っておけば良かったのか。

ZN8には最初から装備しよう。

恐ろしく快適性が上がるので、私のようにファッションでハチロク乗っている方には非常にお勧めです。
適合にZN6しか書いていないけど、ZC6にも使えるんじゃないかな?


写真3

そしてハチロクのエンジンオイル交換。
今回はオートバックスに置いてある一番いい奴という事でガルフアローGT20 0W-20を選択。
コレ、SN相当とは書いてありますが実はAPI規格無いんですよ。
そして粘度指数201という訳の分からない数値を持ちます。
201って。


ガルフ石油はスーパーメジャーのひとつシェブロンの一角だけど、スーパーメジャー系の本気オイルは格の違いがハッキリ分かる。
ガルフもそんな違いがハッキリ分かるオイルのひとつで、ガルフのエンジンオイルって使用フィーリングが柔らかいんですよね。
ガルフストリームもそうなんだけど、角の取れた柔らかいフィーリングがあります。
振動が素晴らしく減り、ノイズもほとんど消え、エンジンはフリクションが大幅に消えたかのように軽く回る。
このフィールが柔らかいと感じるのかな。

久しぶりにガルフ使うけど、やっぱりいいなー。
ハチロク手放すまでこの柔らかいフィールを堪能したいね。

サウンドチェンジャー(キャンセラー)と合わせて、ハチロクが一気に快適になりました。
Posted at 2021/10/18 20:55:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハチロク | 日記
2021年10月18日 イイね!

高級車の代名詞、クラウンのインプレッション

先日、仕事で短距離ではありましたがクラウンハイブリッドに乗る機会がありました。
中々クラウンとは縁が無くて、乗るのは十年ぶりくらい?
試乗車で最新型の220系ってやつ。

クラウンには過去マジェスタと無印に乗った事があるけれど正直良い思い出は無い。
運転手さんに運転させるクルマかなーっていうのが正直な感想で、自分がオーナーとしてハンドルを握りたいとは微塵も思えない車だった。


今回はそんな最悪な印象を持ちながら乗り込んだ訳だけど、結果として良いクルマだった。


乗り込んでドライビングポジションの調整。
周囲を見回すと、セダンらしく全方位視界良好。
最近のクーペっぽい車両って外見は評価良いけど視界悪い事多いんだよねー。
操作系も手が届く場所に必要なものがあって、内装は丁寧に作り込まれていて使いやすい。


ドライブセレクトレバーをDに放り込んでアクセルを踏み込むとクルマが前に出た。
神のGTOじゃないよ?
アクセルを踏み込むとクルマが前に出る。
コレ、以前乗ったクラウンではありえなかったんです。
アクセル不感帯が異常なまでに広くて、まるでアクセルペダルにONかOFFしかないようなクルマだった。
まるでヴェイパーロックしているブレーキのように、踏み込みと加速が一致しなかったんですよ。
踏んでも踏んでも反応しなくて、かなり踏み込むと突然反応するっていうかなり怖い仕様。
そうだなー、全開が100とすると10と70と100しか反応しないような。
街中のクラウンがほとんど暴走に近い走りをしているのはあのアクセルペダルの仕様のせいなのかな?なんて当時は思っていたくらい。

もう、カローラのように普通に走る。
これだけで感動して涙が出てきそうになった。

ああいけない。
きちんと評価しなければ。

低速域はモーターで走り、ある程度の加速が必要になるとエンジンも始動してパワーを追加するというトヨタ流ストロングハイブリッドシステムで、ゆっくり流す分にはモーターで走って快適。
ただ問題なのがエンジンで、ガチャガチャと酷いノイズを発する。
おかげでできるだけエンジン回さないエコ運転になる。
今乗っているのはクラウンだったはずだけどな…と思いながら運転する訳ですが、エンジンが賑やかでもそれほど加速は変わらないんです。
昔のプリウスみたいに「モーターだよ!」「エンジンだよ!」ってエンジンとモーターの切り替わりでガックンガックンと主張していた時代からすると相当に洗練されていて、ハイブリッドカーという特別感を味わう事は無い、普通のクルマなんですよ。
でもうるさい割に加速しないのはエンジンのアクセル開度が緩やかなのかパワーが無いのか。
でもこれクラウンなんだよな…。
高級車らしい加速とか演出とか無いのかな。
CVTなんだから低回転で走るとか。
同じA25A-FXSエンジンを積んだRAV4ハイブリッドはエンジンが静かだったので、エンジンの慣らしが終われば静かになるかもしれない。


サスペンションに関しても格段に進歩を遂げていました。
常にふわふわしていてどこを走っているか一切分からず、クルマなのに船酔いしそうなサスペンションではなく、きちんと接地感がある。
ふわふわを気に入っていた旧オーナーからは不満が出そうですがね。
小さい衝撃はふわっといなし、大きい衝撃はダンピングの効いたまろやかな衝撃に変換する。
後部座席は快適だろうな。
ただ、ある程度以上衝撃が強いとガツンと衝撃が来るのはサスペンションの慣らしが終わっていないせいにしておこうか。

ハンドルはしっかりと接地感があって、どんな路面を走っているのか分かる。
そして直進安定性も悪くなく、一般道レベルの速度であればまっすぐ走ろうとする。
それでいてステアリング操作に忠実なので、素直な操作性で普通に走れる。
特別感はないけど、普通に走れる。
もうこれだけでクラウンは別格のクルマとして進化したんだと感激してしまう。


ボディは高級車らしくガチガチで、ボディ剛性が異常なまでに高いのは走っていて分かる。
レガシィやゴルフとは質の違う、本当に鉄板をふんだんに使っているんだろうなと感じるガチガチの剛性感。
これは長距離でもどこまでも走って行けそう。


最近、「クラウンはなぜ売れていないのか」という記事を見た。
昔は年間20万台も売れていたらしいけど、今は年間1万台少ししか売れていないそうで。
今回クラウンに乗って思ったのは、クラウンの走りは悪くない。
以前に比べて格段の進化を遂げているし、ドライバビリティだってインプレッサの3割落ちくらいはある。

ではなぜ売れていないんだろう?と個人的に考えると、プリウスやアルファードのような特別感が無いからではないかなと。
プリウスはハイブリッドカーという時代の最先端を行っていた先駆者のイメージがあるし、アルファードは広大な車内空間と有無を言わさぬ巨体の存在感がある。
同じトヨタのクルマで比較すると、プリウスのような先駆者のイメージは薄い。
特にクラウンがおじいちゃんのクルマという印象を持たれているのはマイナスポイントが非常に大きい。
価格帯が同じクラウンとアルファードを比較すると、圧倒的な室内空間のアルファードに勝てる要素は少ない。
特に孫や子供がいるとミニバンのアドバンテージは一気に増す。
ギラついた見た目も格好良いので若者でも乗って違和感ない。

という事でプリウスやアルファードに勝てるのは古い人に残っているプレミアム感しかない。
でも今の人にはそのプレミアム感もほとんど残っていない。
となると、プレミアム感以外の武器を身につけないとクラウンが今後復活する事は無いだろうなー。


じゃあクルマの出来としてはどうなのさ?というと、先ほど書いた通りドライバビリティはインプレッサに負けている。
トヨタとしてはかなり良く出来たクルマなんだけど、残念ながら他社にもっと安くてもっと走りの良いセダンがある。
500万円も払うならBMW3クラスやだってメルセデスAクラスだって買えるのだから、プレミアム感で言えば勝ち目はない。

快適性を犠牲にすれば500万円クラスには世界最速クラスのシビックだってインプレッサWRXだっている。


という事でクラウンは悪くないけど、社内にも社外にも強いアドバンテージを持つライバルがいるので状況が悪すぎる。
今後改善するとも思えないけれど。
これが私の勝手な意見。
Posted at 2021/10/18 20:03:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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「ターボのエンジンオイルは普通40番以上だろ!というのは遥か昔の話。20番オイルが純正とか凄い時代。」
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