2022年08月03日
カローラのエンジンオイルが4,000Km使用していたのでエンジンオイル交換。
エンジンオイルはいつものカストロールマグナテックTライン0W-20。
今回はディーラーに置いてあった変なエンジンオイル添加剤を投入。
QMI SX8000 ZELSという怪しさ爆発な代物。
ディーラーに置いてあるという事は、効果があるかどうかはさておきクレームが出にくい商品という事。
これってかなり重要で、ディーラーはメーカーそのものと思っているお客さんから「あのメーカーが変な商品を売りつけている!」と言われかねない。
だから外れ商品は基本的に置いていない。
QMIなんて聞いた事も無いし、普通なら選ばないけれどディーラーに置いてあるから外れ商品ではないのだろう。
QMIを調べてみるとディーラーで採用している所は結構あるみたいで、特にボディーコーティングが有力商品みたい。
ZELSとは添加剤の頭文字らしい。
Z 亜鉛(Zn)。
これはZnDTPかな。
どこにでも使用されている潤滑成分。
こいつは潤滑被膜を作るので、製品の売り文句である潤滑被膜ってコレの事かも知れない。
酸化防止機能もある。
次は…E(Ester)。
エステル系潤滑油。
これは基油に使われている事もある潤滑油成分。
粘度指数が極めて高い外に、金属表面に吸着して被膜のように機能する。
古いクルマに使うとオイルシールを攻撃してオイル漏れの原因にもなる諸刃の剣。
次は…L(Longchain)。
オレフィン系潤滑油。
ポリアルファオレフィンかな?
これも粘度指数が高く、強固な分子構造を持つ潤滑油成分。
一般的に化学合成油と言うと、コレを指す。
最後はS(Sulfonate)。
スルホン酸系添加剤。
界面活性剤の一種で、一般的な潤滑成分。
それっぽい単語を使っているものの、つまり一般的な潤滑成分山盛りの添加剤って事か。
特殊な成分は使っておらず、エンジンオイルのブースト剤って感じ。
帰路で使ってみた感じ、確かにエンジンの回りは軽い。
とりあえずエステル系添加剤が入っているから、低温時に回転数の高いカローラには向いているかも。
カローラの1NZエンジンはそんな事をしなくても普通に数十万キロ走るエンジンなんだけどね。
Posted at 2022/08/03 21:13:17 | |
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カローラ | 日記