たまに雑誌なんかで「昔のクルマにはこんな機能があった!」って特集あるじゃないですか。
未来の雑誌の特集に乗りそうなのが、ハチロクに搭載されているサウンドクリエーターという装置。
「今はほとんど電気自動車だから走っていてもほぼ無音だが、昔はガソリンを燃やす燃料自動車が主流でエンジンの稼働音が車内に響いていた。そのなかでも面白いのがエンジン音を増幅させるサウンドクリエーターだ」みたいな。
これはエンジンの音を増幅して車内に取り込むという装置。
どうやらスポーツカーとはうるさい物だと勘違いしたトヨタがわざわざヤマハに作らせたらしい。
私はうるさいクルマが欲しくてハチロクを選んだ訳ではなくて、スポーツカーが欲しくてハチロクを選んだ訳でもない。
トヨタの中で、私の買える予算範囲で思い通りに走れそうなクルマを選んだ結果がハチロクだっただけ。
セリカがあったらそっちを選んでいたかも。
そんなカローラみたいな感覚でハチロクに乗っている私としては、ノイズ増幅装置の意味が分からないのです。
でもそんな私向けにきちんとTRDが対策品を出してくれています。
写真1

それがサウンドチェンジャーというアイテム。
気に入らない人はキャンセルできるし、気に入った人は音量増幅ができる。
いや…、これ作るくらいならサウンドクリエーターをオプション扱いすれば良かったのでは。
商魂なのか意地でも通したい人が開発部にいたのか不明ですが、これでサウンドクリエーターをキャンセルできます。
青いのがキャンセル、赤、緑が音量アップ。
これZN8に流用できないかな。
写真2

取り付けは意外と難儀しました。
恐らく簡単に付ける方法があるのかもしれませんが…。
サウンドクリエーターを外すと不具合が発生する事があるそうなので、今回はサウンドチェンジャーを選択。
アッパーマウントのクラックは気になり続けたけど結局交換しなかった…。
取り付けて走ってみると、静かすぎて驚きます。
今まで巡行の2,000rpmでもうるさかったのはサウンドクリエーターのせいだと分かりました。
エンジンをブン回しても5,000rpm以上でなければノイズがほとんど分かりません。
いままでキックダウンが気になっていたのはこのノイズのせいらしく、サウンドチェンジャー装備後はキックダウンが一切気にならなくなりました。
頻繁にエンジンオイル交換するんじゃなくてサウンドチェンジャーを最初から買っておけば良かったのか。
ZN8には最初から装備しよう。
恐ろしく快適性が上がるので、私のようにファッションでハチロク乗っている方には非常にお勧めです。
適合にZN6しか書いていないけど、ZC6にも使えるんじゃないかな?
写真3

そしてハチロクのエンジンオイル交換。
今回はオートバックスに置いてある一番いい奴という事でガルフアローGT20 0W-20を選択。
コレ、SN相当とは書いてありますが実はAPI規格無いんですよ。
そして粘度指数201という訳の分からない数値を持ちます。
201って。
ガルフ石油はスーパーメジャーのひとつシェブロンの一角だけど、スーパーメジャー系の本気オイルは格の違いがハッキリ分かる。
ガルフもそんな違いがハッキリ分かるオイルのひとつで、ガルフのエンジンオイルって使用フィーリングが柔らかいんですよね。
ガルフストリームもそうなんだけど、角の取れた柔らかいフィーリングがあります。
振動が素晴らしく減り、ノイズもほとんど消え、エンジンはフリクションが大幅に消えたかのように軽く回る。
このフィールが柔らかいと感じるのかな。
久しぶりにガルフ使うけど、やっぱりいいなー。
ハチロク手放すまでこの柔らかいフィールを堪能したいね。
サウンドチェンジャー(キャンセラー)と合わせて、ハチロクが一気に快適になりました。
Posted at 2021/10/18 20:55:56 | |
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ハチロク | 日記