
カローラに装着したスタッドレスタイヤ、トーヨータイヤ・トランパスTX 195/65R15ですが、今シーズン走行距離10,000Kmを越えているにも関わらずフロントタイヤの溝深さが7.3mmから6.3mmと1.0mmしか摩耗していません。
リアは6.8mmから6.3mmと0.5mmの摩耗。
通常タイヤのライフと言うのは5,000Kmでフロント1mm、リア0.5mmと思っていましたがあまりに減りが遅すぎる。
タイヤにとって耐摩耗性能は大事なので、減らない分には有難い事なんですけどね。
いやね、今シーズンでこのタイヤ履き潰して破棄しようと思っていたのですが寿命が長すぎるので処遇をどうしようかと。
サマータイヤ買ったから、夏はサマータイヤで過ごそうか、寿命が長すぎるスタッドレスタイヤを使い倒すか。
んー。
悩みます。
ちなみにスタッドレスタイヤとしての性能ですが、今回の大雪でも普通に走れます。
凍結路面でも普通にグリップしますし、雪の上でも前後左右方向のグリップは中々良い。
タイヤとしての性能は上々ですね。
高速走行時の直進安定性も良いし、ハンドリングも良いので特に文句の無い銘柄になります。
写真1

さて、カローラに使用しているエンジンオイル、カストロールEDGE 5W-30も3,500Kmを走行したので交換します。
今回はカストロール EDGE RS 10W-50(SN)。
サーキット走行には定番の銘柄ですね。
今サーキット走る訳じゃ無いですが。
冬には低粘度オイル、夏には高粘度オイルを使用するというのが一般的な常識となっていますが、実は自動車メーカーの指定オイルは通年標準粘度だったりします。
カローラの場合は通年0W-20、N-WGNの場合は通年ULTRA NEXTですね。
粘度は大事。
けどもっと大事なのはオイルの中身。
実は鉱物油とか化学合成油とかあまり問題ではないのです。
今回のEDGE RSも実は鉱物油。
正確にはVHVIと呼ばれるタイプの水素化精製処理を施した鉱物油(ハイドロクラッキングオイル)で、本物の化学合成油であるナフサを原料としたPAO(ポリアルファオレフィン)や、ヤシ油など植物油を原料とするエステルは使用されていません。
これも化学合成油と呼ぶ事を認められています。
それに加えて添加剤の存在が大きいです。
カストロールは液体チタンという添加剤を使用していますが、これが実際効いています。
具体的には一般的な摩耗調整剤は油温60度から潤滑性能を発揮するのに対し、液体チタンは油温35度から作用するんですね。
エンジン暖気が必要な最大の理由です。
私はエンジンかけたらすぐ発進し、水温計が動くまでエンジン回転数2,000rpmを超えないように走行する暖気を行います。
液体チタンの入っていないカストロールのGTX 0W-20はエンジン始動から水温計が動くまでの間、ガラガラというエンジンノイズと振動が発生します。
けれどEDGE 5W-30は気温-5度の環境下でもエンジン始動直後から暖気が終わっているかのように滑らかスムーズ。
3,000Kmを走るまでこの低温特性は維持されていました。
3,500Kmを走行し、交換する直前までGTX 0W-20より明らかに滑らかで快適。
今回のカストロール EDGE RSも10W-50という無茶な粘度でありながらエンジン始動直後から暖気が終わっているように滑らかです。
粘度も大事だけど、オイルの中身も大事なんですね。
もちろんメーカー指定粘度を下回らないのが最低条件ですが。
今回ドン・キホーテでEDGE RS 10W-50を3,300円で購入できましたが、今後もこの価格で買えるならGTX 10W-30よりこちらを使おうかなぁ。
ただ暖かい季節はGTX 10W-30でもエンジン始動直後から暖気が終わった程とは言いませんが滑らかなフィーリングなんですよ。
悩みますねェ。
Posted at 2025/02/08 23:01:04 | |
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